2015年
日本
117分
ドラマ/ファンタジー/特撮
劇場公開(2015/06/27)
監督:
園子温
『リアル鬼ごっこ(2015)』
脚本:
園子温
主題歌:
RCサクセション『スローバラード』
出演:
長谷川博己:鈴木良一
麻生久美子:寺島裕子
渋川清彦:稲川さとる
奥野瑛太:Revolution Qメンバー
マキタスポーツ:良一の会社の課長
深水元基:田中透
手塚とおる:科学者
松田美由紀:松井
西田敏行:謎の老人
声の出演:
星野源:PC-300
中川翔子:マリア
犬山イヌコ:スネ公
大谷育江:カメ
<ストーリー>
楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一は、うだつの上がらない毎日を送っていた。ある日、1匹のミドリガメとの出会いを機に、愛と人生を奪い返そうと奮闘する。
愛は、激しくて、切なくて、デカい
-感想-
日本
117分
ドラマ/ファンタジー/特撮
劇場公開(2015/06/27)
監督:
園子温
『リアル鬼ごっこ(2015)』
脚本:
園子温
主題歌:
RCサクセション『スローバラード』
出演:
長谷川博己:鈴木良一
麻生久美子:寺島裕子
渋川清彦:稲川さとる
奥野瑛太:Revolution Qメンバー
マキタスポーツ:良一の会社の課長
深水元基:田中透
手塚とおる:科学者
松田美由紀:松井
西田敏行:謎の老人
声の出演:
星野源:PC-300
中川翔子:マリア
犬山イヌコ:スネ公
大谷育江:カメ
<ストーリー>
楽器の部品会社で働くサラリーマン・鈴木良一は、うだつの上がらない毎日を送っていた。ある日、1匹のミドリガメとの出会いを機に、愛と人生を奪い返そうと奮闘する。
愛は、激しくて、切なくて、デカい
-感想-
なんやこれ、亀の映画か?
まぁこれだけは実際に観てくれやとしか言えない。
けったいな作品だと感じる人も居るかもしれへんし、むっちゃ感動する人も出てくるかもしれへん。
私はね、しょーじき前半すっげぇ退屈だったのよ。
世界観が半端無くシュール過ぎたってのもあるだろうけど、俺向きじゃねぇなぁって、一瞬早送りしたい衝動に駆られたけれども、そこはグッと我慢して(だって早送りしたら台詞が分からないやん?)ボケェと観てたら、後半急速に俺向きになってきたものだから一気に目が覚めた。
反戦メッセージを込めながらの聖夜に起きる奇蹟のファンタジーを園監督流に描いてたのね。
なんでもかんでも直ぐに飽きたら捨てて新しく買い換える人への皮肉も多少入っていると思う。
西田敏行演じる汚いおっさんが本作でのキーパーソンでしょう。
下水道の中に住んでいるこのおっさんと、捨てられた玩具達との交流が重要なポイントになっていて、メルヘンチックな映像に呆気に取られていたら、あーそういうことかい!とおっさんの正体が明るみになり、そこから玩具達にもう一度夢と希望を与える、おっさんだからこそ出来る優しさには少しばかり胸打たれるものがありました。
一から全てをやり直し、努力を惜しまず全力でラブ&ピースに向かって突き進め!
鈴木良一の本気の生き方が試される、そんな前向きな余韻を残すラストが秀逸だった。
成功するか挫折するかは紙一重。
どう人生が転ぶかは、その人それぞれのやる気次第。
諦めない気持ちを持つ大切さと、与えられた物を大事にし、何時までも可愛がってあげる心の持ち主であって欲しいという、生きていく上での、物に囲まれて生活していく上での教訓を学ばされたような気がする。
長谷川博己の180度人生が変わって行く中での弱気な男と強気な男との演技の使い分け様がお見事。
終盤、巨大化したピカドンが街を破壊しながらスタジアムまで前進していく、正に鈴木良一の願いをそのまま実現していく特撮シーンが出てくるのだが、特撮以上の特撮映像になっていて歴代ガメラ映画も真っ青になっちゃうかもしれない素晴らしい仕上がりには、園監督のハイライトシーンに対する本気度が伺えた。
前半と後半とでもは大分印象が変わってくる作品なので、なんやこれwと始め思っても我慢して最後まで観てみましょう。
良い映画やん、て私みたいに感想が逆転する方も出てくるかもしれないしね。
クリスマスシーズンの街並みを映し出している事もありますし、今の季節に観るにはピッタリかも。
今作の真野チャン図鑑
台詞なし!
バカで役立たずな鈴木良一を電車内で嘲笑うだけの女子高生役で出演時間1分も無かったかもしれない。
やっぱこれ位ポチャとしてショートの髪型の方が真野チャンは可愛いッス。
評価:★★★
15/11/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-11-25
メーカー:キングレコード
オフィシャル・サイト
あの上から見下したかのような目と嘲笑。
ゾクゾクしますよね~。
エスパーの映画版はどうなんですかね?
確かふじきさんは鑑賞されてたと思うのですが、ドラマ版の真野チャンを観てファンになったので、実は映画版も(いろんな意味で)楽しみにしているんですよ(笑)内容には期待していません。
いつもお世話になります。
よろしくお願い致します。
>やっぱこれ位ポチャとしてショートの髪型の方が真野チャンは可愛いッス。
ヒロ之さんと激しく同意致します。
やっぱり、真野さんは、ポチャ顔とショートヘアの組み合わせが最高ですよね。
年令を重ねてくると、段々と顔が細くなって、童顔から大人顔に成長されるパターンが多ですけれど、何とか、このまま、適度なほっぺのふっくら感を持続したまま、年齢を重ねてほしいと思いますね。
思い返せば、デビュー当時の真野さんは、今よりも、更に、顔に、ふっくら感があっって、あどけなかった記憶がありますね。
今後も、可愛さをんキープしつつ、映画、ドラマ、色々なジャンルで、頑張ってほしいですね♪
それから、真野さんは、元ハロプロですが、ヒロ之さんは、ハロー!プロジェクトで、お気に入りのアーティストはいますか。
個人的には、Juice=Juice の宮崎さん °C-ute の岡井さんも、良いなあ~って思っています♪
それから、お話が変わってしまいますが、最近、忙しくて、中々、新作を見る時間がないので、GYAO!に助けられています。
結構近年の作品が無料で、見れるので、お得ですよね。期間限定配信ですが、「江ノ島プリズム」って言う作品はお勧めですよ。
ヒロ之さんは、実写版やアニメ版の「時をかける少女」をご覧になられたことがあると思いますが、本作は、正に「時をかける少年」って言う感じの作品で、尚且つ、終わり方が、タイムトラベル系の作品としては、意外な結末になっています。
もし、気が向いたら、是非!!
それでは、失礼致します。
真野ちゃんは顔がポチャッとして髪はショートの方が断然可愛いです。
この作品の前に見た「リアル鬼ごっこ」では役作りの為か激痩せしてしまっていたので、凄く残念な気持ちで観ていたのですが、本作では少しの出番でありながらも何時もの真野ちゃんの姿が見れて嬉しかったです。
すみまんせん。
ハロプロはほぼ全く分からないです^^;
真野ちゃんがハロプロ出身だというのも、ドラマ「みんな!エスパーだよ!」で彼女に一目惚れしてネットで彼女の経歴を調べて知った程で、AKBGに比べるとハロプロに関しては無知かもしれません。
申し訳ないです。
大阪ひろきさんはGYAO!で作品を見られているんですね。
「江ノ島プリズム」というタイトルは聞いた事があります。
「時かけ」の少年版ってのは興味がそそられますね。
機会があれば見てみますね。
ありがとうございます。
至極、アメリカンドリーム的ですよね。バンドの仲間も格下げされるし、
組織としてどうこうというより、個人として成功を独占する、という。
それでも、リョウに嫉妬を感じないのは、前半の徹底した駄目っぷりがあるからだ
と思います。
だから、サクセスストーリーの厭味が引き立たずに、
リョウが原点の夢に回帰していく、という結末があるかと。
ロックスターとしての成功には、力量だけではなく、パフォーマンスも
必要ですよね。誰しも、人とは違うレベルの人には、正道を歩んで欲しい
と感じるのではないでしょうか。裏切りを繰り返し、私生活は駄目駄目でも、
ファンを良い形で裏切る、そんなスターダムこそ王道でしょうね。
コメント&TBありがとうございます。
確かにダメ男が成功の道を歩んでいく話ではありますので、一種のアメリカンドリーム的な作品と解釈する事は出来ますよね。
仲間を簡単に裏切るってのは本当なら駄目なのかもしれませんけど、彼は彼なりに努力してスターの地位にまで上り詰めていったので、最初の駄目っぷりを見ているとそういう行動を取りたくなるのも当然かな、とは思います。
人生には山あり谷ありがあって必然ですから、最後のシーンにも、一つの人生の山場としては説得力を齎していて、なんか今後の生き様にガンバレ!と応援したくなる気持ちは生まれちゃいますよね。