TERMINATOR: DARK FATE
2019年
アメリカ
129分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2019/11/08)
監督:
ティム・ミラー
『デッドプール』
製作:
ジェームズ・キャメロン
キャラクター創造:
ジェームズ・キャメロン
原案:
ジェームズ・キャメロン
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー:T-800
リンダ・ハミルトン:サラ・コナー
マッケンジー・デイヴィス:グレース
ナタリア・レイエス:ダニー・ラモス
ガブリエル・ルナ:REV-9
ディエゴ・ボネータ:ディエゴ・ラモス
<ストーリー>
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性・ダニーと弟のミゲルは、ターミネーター“REV-9”に襲われる。そこに未来から送り込まれた強化型兵士・グレースが現れ…。
時代は変わった。
運命はどうだ。
―感想―
2019年
アメリカ
129分
SF/アクション
PG12
劇場公開(2019/11/08)
監督:
ティム・ミラー
『デッドプール』
製作:
ジェームズ・キャメロン
キャラクター創造:
ジェームズ・キャメロン
原案:
ジェームズ・キャメロン
出演:
アーノルド・シュワルツェネッガー:T-800
リンダ・ハミルトン:サラ・コナー
マッケンジー・デイヴィス:グレース
ナタリア・レイエス:ダニー・ラモス
ガブリエル・ルナ:REV-9
ディエゴ・ボネータ:ディエゴ・ラモス
<ストーリー>
メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性・ダニーと弟のミゲルは、ターミネーター“REV-9”に襲われる。そこに未来から送り込まれた強化型兵士・グレースが現れ…。
時代は変わった。
運命はどうだ。
―感想―
え?おもろいやん。
「映画秘宝」のトホホの2位に入ってたから、キャメロン監督が関わっても駄目なのかと思ってたし期待しないで観てたんだけど、おもろかったで。
ジョン、ジョンとやたらと3以降もジョンに依存してたのをバッサリ切り捨てる潔さ。
ファーロング以外、パッとしなかった人物を「もういらん!世界を救うのはジョンだけじゃねえんだよ!もう少し知恵を絞れ!」と言わんばかりに排除させた一種の革命的な展開には心底感心。
マジで魅力のないジョンにはうんざりとしていたからね。
そうなると、じゃあ誰がターゲットになるのか、そこに関心を持つ訳だが、ほぅそうきたか、て意外性のある(決して世界観を崩さず、ちゃんと「2」からの繋がりを与えている)話の組み立て方に胸躍らせながら見入ってしまった。
要は3以降にあった「マンネリ感」が薄くなり、新鮮さ(真新しさ)があった事が私の鑑賞意欲を高めてくれたのだろう、2時間全くダレず夢中になって目で楽しませて貰った。
液体金属の進化版となる敵ターミネーターも分離しながらしつこく襲ってくるという斬新さが良い。
そんなほぼ人類にとっては脅威的なターミネーターに対して強化型兵士を送り込むといった、目には目を歯には歯をな対等者を用意させた所も好印象。
強いし、カッコイイしで文句もでねえ。
そこに怒りの矛先を常に量産型へと向けるサラと、張本人のシュワが手を組み参戦を申し入れる訳でして、犬猿の仲の2人がどういう後始末を付けるのかという楽しみも生まれていた。
溶鉱炉へと親指立てながら沈む「2」程でもないかもだが、なんだかんだ言いつつも共に戦った者が責任を果たし散っていく姿には泣ける。
無言で、ていうのも又いいのよ。
目でサラにお礼にも似た感謝と別れを告げ、落下。
その最期を見届ける事で彼がジョンを殺した機械ではあるものの、人間に近い心を捨てず贖罪という形で新しい「ジョン」を救った、その正しき姿勢にサラも無言で見降ろしながら理解する。
信用出来ない、が信用を認めたていう少しの気持ちの変化を感じるシーンではあったよね、妙に胸にグッと来るものがありました。
グレースも身を犠牲にして命を落とすが、現在時では生存中。
「もう二度とグレースを死なせない」
これは同じ過ちを繰り返さないといった亡きジョンの想いを間接的に受け継いでいる。
大切な人を失わない為にもやるべきことをやらなければいけないダニー。
愛する息子の面影を彼女に重ねて「護る」事に徹する決意を改めて持つサラ。
上手く纏めてきたな、と思えるラストでした。
これ以上は蛇足となるので、もうこのシリーズは打ち止めでいい。
2人が乗る車がジープていうのも又、感慨深い(1作目のラストを呼び起こす粋な終わり方だよなあ)。
評価:★★★★
20/03/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2020-03-04
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
関連作:
『ターミネーター(1984)』※★★★★★
『ターミネーター2(1991)』※★★★★★
『ターミネーター2/特別編(1993)』
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