銀幕大帝α

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テリファー 終わらない惨劇

2023年10月16日 21時18分46秒 | 洋画ホラー

TERRIFIER 2

2022年

アメリカ

138分

ホラー

R18+

劇場公開(2023/06/02)

監督:
デイミアン・レオーネ

『テリファー』
脚本:
デイミアン・レオーネ

出演:
ローレン・ラヴェラ・・・シエナ・ショー
エリオット・フラム・・・ジョナサン・ショー

ジェナ・カネル・・・タラ・ヘイズ

デヴィッド・ハワード・ソーントン・・・アート・ザ・クラウン

<ストーリー>

惨劇から1年後のハロウィーン。ピエロの格好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンは死体安置所で息を吹き返し、再び街で殺戮を始める。

全米が吐いた!?

―感想―

開幕一発目からノリノリじゃねえですかアートさん。

相変わらずお茶目さは忘れない、そんなアートさんが好き。

1作目が思わぬ成功を収めた事で気分良くした監督は、1作目の85分から大幅に尺をアップさせて、なんと本作138分!!

ちょっと欲張りさんじゃないですかねえw

とはいえ、そんなに間延びしている風には感じられず、神出鬼没のアートさんによる愉快な殺人方法に気持ちは高まりっぱなし。

グロさは1作目と同等かて位に、全米が吐いた!?の謳い文句は多少オーバーかもしれないが、内臓をこねくり回したり、臓器を雑に取り出したりと、ウハウハな描写が盛り沢山。

監督は特殊メイクにも精通していることもあり、実に気持ち悪いんだけど、それ以上に本物に近い具合に精巧に作っているなあと殺人現場が映し出される度に感心しきりだった。

変な汚らしさが無いんよ、綺麗なグロでもないけど(笑)。

あと、殺人ピエロ・アートを演じた役者さん。

喜怒哀楽を言葉では表さず、パントマイムのみで表現させるのだが、彼がその時、どういう心境なのかがその絶妙なパントマイムだけでも十分に伝わってくるのだから凄い。

これも一種の才能だよねえ、良くは知らない俳優さんですが、元々本当にピエロやってたんじゃないのか?て思う程の上手さに感動すら覚える。

個人的に残念に感じたのが、アートが最早不死身の怪物になるのはアメリカ殺人鬼のセオリーでもあるので仕方がないとして、主人公すらも人を越えた者となるファンタジックな展開になる部分。

これは少しやり過ぎかなと。

勝てない相手と分かっていながらも、人として人の力のみで、どうにか一応は倒せた、そういった間一髪からの奇跡の生還、逆転勝利を見せて欲しかった、観たかった。

この流れだと、仮にもし3作目が製作されたら、再びあいまみえる話になるだろうから、そうなった場合、SFチックな内容になるのではないかと危惧しちゃうのだが、考えすぎである事を願う。

優しめのホラーしか観た事が無い映画ファンにはショック度の大きい作品かもしれない。

確かに他所を寄せ付けない抜群なグロさを誇っている(褒め言葉)ので、鑑賞を途中断念する方もおられるかもだが、殺人鬼アートのチャーミング(笑)さが幾分そのグロさを和らげているのも確かであり、多少我慢すれ(頑張れ)ば、要所要所で、造形なり役者の演技なりに魅力を抱くはずだろうから、敢えて80年代風なフィルターを使用している拘りも含めて、監督の本作に対する熱意というものを目で感じて、バッカじゃねえの、と笑って観終えれたら、もうあなたは立派なグチャグロホラー愛好家の仲間入りです。

主役の少女を演じた女優さん、割と幼い顔しつつ、おっぱいは大きいというギャップさに一瞬で目を奪われて、初め、そこばかり観てた。

どっちかつうと好みの顔。

その少女には眼鏡を欠けた弟が居るのだが、終盤裸眼で動き回ってた、あのメガネは伊達眼鏡だったのか、そうでないのなら奇妙である。

評価:★★★☆

23/10/16DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-10-13

メーカー: プルーク

関連作:

『テリファー(2016)』(第1作)
『テリファー 終わらない惨劇(2022)』(第2作)

オフィシャル・サイト

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