LETCHIK/THE PILOT: A BATTLE FOR SURVIVAL
2021年
ロシア
106分
アクション/サスペンス/戦争
劇場公開(2024/02/16)
監督:
レナト・ダヴレトヤロフ
脚本:
レナト・ダヴレトヤロフ
レナト・ダヴレトヤロフ
脚本:
レナト・ダヴレトヤロフ
出演:
ピョートル・フョードロフ
アンナ・ペスコヴァ
パーヴェル・オサドチー
マクシム・エメリヤノフ
アレクセイ・バラバシュ
ピョートル・フョードロフ
アンナ・ペスコヴァ
パーヴェル・オサドチー
マクシム・エメリヤノフ
アレクセイ・バラバシュ
<ストーリー>
1941年12月、ドイツ軍はモスクワへ進軍を続けていた。機体が損傷したソ連軍パイロット・ニコライは、何とか不時着するが、そこはナチス占領地帯のど真ん中だった。
―感想―
いいよ~これ、戦争映画としては良く出来てる。
前半は敵地での必死なサバイバル、後半はもう一度戦闘機に乗る為のリハビリ。
戦争アクションとしては迫力あったし、再起をかけた人間ドラマとしても見応えはある。
同胞の為に己の命を犠牲にしてまで、味方陣地まで送り届けるという行為そのものが泣けてくる。
これがあっての奇跡の生還だったのに、除隊を選ばず、もう一度飛びたいと上官に直訴する。
パイロットの鬼だね。
にしても絶妙なタイミングでドクターは喋ったよな、仕込みじゃねえのかて思う位に(笑)。
例え両足失っても、自分が今できる事、やらなければいけない事は、戦闘機に乗り、敵機を撃ち落とす、それのみ。
同乗者以外は彼が義足だというのを知らず、空中戦から無事帰還するも、足元おぼつかないのを見て「流石に疲れてヘロヘロか?」と笑われる。
だが、同乗者の一言「そうじゃない、彼は義足なんだ」
一瞬にしてその場に居た者達全員の表情が切り替わり、パイロットに向かって一斉敬礼。
出来ないじゃない、やれる!という気力と努力、そして精神的な強さが大事なんだよ。
何かに対して諦めかけている、諦めている人には観て欲しい、このパイロットから学ぶものもあるだろうから。
エンドロールでは、実際に義足で戦闘機に乗り戦った兵士の顔と名が映し出されたが、意外とその数多いのね、勇敢だなあ。
評価:★★★☆
24/03/11DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-03-06
メーカー: アルバトロス
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