著者 :小池ノクト
出版社:少年画報社
ストーリー概要:
田舎町に住む少女・結希は都会で画家になることを目指して絵の勉強を続けていた。
ある日、彼女の姉が夢を叶えるため町を出ていくことに。見送りのため一緒に電車に
乗り込んだ結希は、その道中で奇妙な現象に襲われる!?
自分で言うのも何だけど、書店で表紙買いした第1巻の漫画に当たりが多い。
一種の博打みたいな感じで新しく出版された漫画を購入しているが、割と自分的は上手く引き当てていると思う。
この作品も先見の明かな、実に面白い内容だった。
タイトルの「トナリノジイサン」は童話「こぶとりじいさん」からきています。
主人公である少女・結希と「甲子園」のあだ名で呼ばれる青年にしか見えない、頭が地球儀みたいな形をした人ではない何か。
何の目的で現れ、何故2人にしか見えないのかを今後、突き止めていくのでしょう。
トンネルの中にヒントはある?
結希のお姉ちゃんは本当に死んでしまった?
田舎町の住人は秘密を隠し持っている?
これらを第1巻で謎として出し、読者に興味を大きく持たせる構成は見事。
ミステリアスでありつつも、何処かホラーな匂いも抱かせる本作。
早く続きを読ませて欲しいと思う、ストーリー性の強さはありますので、興味持たれた方は是非。
来春に2巻が発売予定。
2024年9月時点で第1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・1
絵の上手さ・・・4
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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