著者 :田口翔太郎
出版社:小学館
ストーリー概要:
突然の台風に襲われた街に住む2人の女子高生は、
毎日、部活帰りに謎の怪異に襲われるようになってしまう。
しかも何故か狙われるのは先輩の方ばかり。
しかし、毎回、無事に生還する先輩。
まるで何かに取り憑かれているかのように――。
コミック本の帯に鬼才・白石晃士監督からの推薦文が書かれているのが目に飛び込んできて購入。
読んで納得、そりゃ白石監督はこういうの大好きだろwと納得せずには居られなかった。
何故なら女子高生が悪鬼者を真顔でぶん殴るのだから(笑)。
白石映画でもバットで霊をぶん殴ってたから、両者に共通する点は多い。
話的には何かの部活を終えて帰宅中の先輩と後輩が怪異と遭遇し、先輩はその都度気絶、後輩は先輩を守る為に恐いもの知らずで撃退していく、という流れ。
先輩は気絶から目覚めると体に異変が生じるのだが、何故だか気合で元の姿に戻る。
そして何事も無かったかのように2人は又、帰宅をするのだが次なる怪異に襲われ・・・の繰り返し。
この2人のやり取りが面白いし、毎回体が呪いかその類のせいで変わり果ててしまう先輩の姿に笑えるし、後輩のキレたら危険!な無茶苦茶ぷりが滑稽。
何故そのような異世界に2人は巻き込まれたのか、先輩がタイトル通りの「不死身」であるのはどうしてなのか、理由とかがあるのだろうけど、俺自身が考察好きじゃないし得意でもないので、その辺深く考えず単純に怪異VS.女子高生の図を楽しみながら読んでました。
白石晃士監督絶賛!も伊達じゃない、監督の作品「コワすぎ!」シリーズにハマった方ならこの漫画も読んでみてはいかがでしょうか。
2024年9月時点で全1巻が発売中!
ストーリー・・・4
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・2
絵の上手さ・・・3
総合・・・4
(5段階評価での独自採点)
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