銀幕大帝α

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パッセンジャー

2017年08月03日 12時13分42秒 | 洋画ロマンス
PASSENGERS
2016年
アメリカ
116分
SF/ロマンス/アドベンチャー
劇場公開(2017/03/24)




監督:
モルテン・ティルドゥム
『ヘッドハンター』
出演:
ジェニファー・ローレンスオーロラ・レーン
クリス・プラットジム・プレストン
マイケル・シーンアーサー



<ストーリー>
20XX年、新たな居住地を目指して5000人を乗せた豪華宇宙船・アヴァロン号が地球を出発。目的の惑星までの120年間、冬眠装置で眠るはずだった乗客の中でふたりの男女だけが目覚めてしまう。

乗客5000人
目的地まで120年
90年も早く
2人だけが目覚めた
理由は1つ――


-感想-

うっわぁ...ジムが糞過ぎてドン引き。
ローレンス・フィッシュバーンと同じ様に機械の故障で起こしてやれよ。
そっちの方が盛り上がるだろ絶対。

俺、ずっと一人ぼっちなのか・・・うん?あそこに人影が!
ちょっと待って!!

君の名は?

こうして運命に身を委ねる様にして無理矢理眠りから目覚めた美男美女の2人は激しく愛し合い、他に目覚めている人間が居ない宇宙船内の中で生涯を共に歩んで行くのであった。

こっちなら純粋なロマンスとして優しい目で鑑賞出来たのによ。
オーロラの事を思うと不憫で憐れで仕方がないですわ。
秘密を呆気なくバラすバーテンダーには笑ったけど。
流石ロボット、所詮ロボット。

そういやローレンス・フィッシュバーンってクルーしか入れない部屋のキーを渡す為だけに起こされたみたいな人物だったな。
いきなり登場してさっさと死んじゃったし。
なんちゅう安っぽい役なんだ。

ジムには罪悪感てものがないのかね。
よくもまあ呑気に寝れるもんだ。
真相を知ったオーロラがパニックになっている最中でもさ。
こいつ、幾ら面構えが良くても人として終わってる。
まあ結果的には、起きている人間が2人居た事が幸いし、今にも爆発しそうな宇宙船を救えは出来たけれども、かなり美化し過ぎじゃないですかねぇ。
そりゃあオーロラとしてはジムに死なれたら今度は彼女が孤独になっちゃうのだから、それだけは避けたいと願うのは当たり前でして、それを何故か感動へと結び付けようとする製作サイドのバカげた思考には大きく待った!をかけたくなる。
どうしても鑑賞者に共感を持たせたいのなら、ジムは自分の犯した罪を償う意味でもオーロラを再び冬眠カプセルで寝かせるべきだった。
技術者という肩書きがあるんだから、それを活かす為にも愛した人だけはジムが辿る道には巻き込まず、幸せを与えるてのが筋というもの。
それをしなかった、させなかったて事に、オーロラが只の雰囲気に流された阿呆女で終わってしまっている所がロマンス映画として駄目なんじゃないかと思うのです。

作品的にはなんでか“めでたしめでたし”みたいな形で終了してますけど、これの何処がハッピーエンドなんじゃいっ!と私自身はどうにも腑に落ちないというか、納得の行く結末ではなかったなあ。
兎に角オーロラが置かれた立場には激しく同情します。
ジム?どうでもええわこんな自分勝手な糞男。

一つのシーンとして、重力が無くなりプールの水が浮遊する映像は凄く良く出来ていた。

ま、見所はこのシーンと、大活躍ルンバと裏切りバーテンダー位でしょうな笑。

評価:★★★
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