銀幕大帝α

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バイオレント・ナイト

2023年05月10日 14時19分00秒 | 洋画アクション

VIOLENT NIGHT

2022年

アメリカ

112分

アクション/コメディ

R15+

劇場公開(2023/02/03 )

監督:
トミー・ウィルコラ

『セブン・シスターズ』

出演:
デヴィッド・ハーバー・・・サンタクロース
ジョン・レグイザモ・・・スクルージー
エディ・パターソン・・・アルヴァ
カム・ジガンデイ・・・モーガン
アレックス・ハッセル・・・ジェイソン
アレクシス・ラウダー・・・リンダ
ビヴァリー・ダンジェロ・・・ガートルード
リア・ブレイディ・・・トゥルーディ

<ストーリー>

クリスマスイブ。盛大なパーティーが開かれている豪邸に降り立ち、煙突から部屋に入ったサンタクロースは、現金強奪を目論む武装集団と遭遇し大騒動に巻き込まれる。

―感想―

豪快に顔面ゲロぶっかけという悪癖な描写で始まる、全体的に下品さが際立つバイオレンスアクション。

サンタクロースはモノホンのサンタクロースてのが肝で、強盗団相手にどういう立ち回りを見せてくれるのかに期待を持たせるが、基本、無力(笑)。

鼻をこすったら暖炉から煙突通って瞬間移動出来る「技」だけが唯一の取り柄で、その技は度々役立つが、たまに発動しない事もあり、もうこうなったら暴力には暴力で対抗するしかなく、こうして血塗れのサンタクロースが爆誕するのであった。

サンタクロースになる前は、スカルクラッシャーの異名を持つバイキングだった事が彼の口から明かされ、その無慈悲なスカルクラッシャーに目覚めるまでが、まあ長い。

この程度の内容だったら90分位に収めろよて思う程に中だるみが激しく、ぶっちゃけクライマックスに入る終盤までの流れが若干退屈なのですわ。

ま、その終盤に入り、ようやくハンマーを見付けて、覚醒したバイオレンスサンタの剛力パワー炸裂、文字通り頭蓋骨粉砕、堂々たる暴れっぷりには非常に楽しませて貰ったんですけどね。

それと主人公の娘ちゃんが、クリスマスて事で事前に『ホームアローン』を観ていたのもあり、屋根裏に隠れている最中に色んなトラップを仕掛け、娘を探しに屋根裏に登ろうとした悪党2人を、正に『ホームアローン』のノリで撃退していく様も、悪趣味描写全開のホームアローン風で笑えて面白かった。

最後に本物のサンタクロースと触れ合えた主人公含め家族たちが、「皆、良い子にしてないとサンタクロースは来ないぞ!サンタは実在する!」みたいな訴えかけをしていたが、それ以前に「サンタなんていない!プレゼントは親が買っているんだよ!」と子供の夢をぶち壊す台詞を吐いてたので、小さなお子さんには鑑賞させないのが懸命。

とは言え、内容は色々とキツイ(良い意味でも悪い意味でも)ので、親なら端からこんな映画、子供には触れさせないかw

死んでも生き返る位に魔法の力で守られてるサンタだけど、決してスーパーヒーローみたく無敵じゃない(傷つけられたら大量出血します)所が、可笑しさを感じさせるポイントかな。

評価:★★★

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