叫

０６年／日本／１０４分／ミステリー・ホラー／劇場公開
監督：黒沢清
プロデューサー：一瀬隆重
脚本：黒沢清
主題歌：中村中『風になる』

出演：役所広司、小西真奈美、葉月里緒菜、伊原剛志、オダギリジョー、加瀬亮、野村宏伸

＜ストーリー＞
連続殺人事件の捜査を進めるうちに、自分が犯人なのではないかと思い始めた刑事・吉岡。そんな中、赤い服を着た女が突然出現し、それをきっかけに過去と未来が交錯する謎の世界に巻き込まれていく。
＜感想＞
Jホラーシアターの最終作に当たる『恐怖』を観た事もあり、まだ未見の作品を鑑賞してみる。

第３弾となる本作ですが、これがビックリする位、怖くない・面白くない・意味不明の三拍子。
途中まではそこそこ観れたのだが、赤い服を着た女が突如

ジュワッ！！

と空を飛んでいく辺りから一気に減速。
真相が明るみになるにつれ、話が二転三転としていくのだが、思いっきり迷走している。

纏めると、要は“八つ当たり”ですよね？
「貴方を許します」
えぇ～！？何て自分勝手な・・・。

≪気付いても知らんぷりな貴方が悪い≫

ハタ迷惑な女＾＾；

地震と亡霊と殺人

繋がっているようで繋がっていない曖昧な展開。
オチに関しても、はい？と聞き返したくなる意味不明さ。

すっきりさせてくれるエンディングじゃない所に本作の出来損ないが滲み出ています。

見所を敢えて挙げるなら、医者が屋上から落ちるのをワンカットで見せるシーンと、刑事が洗面器に一瞬で押し込まれてしまうシーン位かなぁ。

しっかし、女霊の動きはギャグすれすれで失笑もんですね。

オフィシャル・サイト

評価：★★
１１／０１／０１ＤＶＤ鑑賞（旧作）

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レンタル開始日：2007-08-01
メーカー：エイベックス・マーケティング