THE LAST OF US
２０２３年
アメリカ
１２１分
ドラマ
R-15
TV
企画：
ニール・ドラックマン
クレイグ・メイジン
製作総指揮：
ニール・ドラックマン
クレイグ・メイジン
出演：
ペドロ・パスカル
ベラ・ラムジー
＜ストーリー＞
ビルはフランクと暮らし始める。数年後、ジョエルとエリーはビルを訪ねるが、そこで自分たち宛ての手紙を読み…。第3話と第4話を収録。
―感想―
まさかのホモ回。
否、神回。
ゲイカップルの話で泣かされるとは思わなかった。
序盤で男同士のキス、ベッドインを見せられた時は「おいおいｗ」と照れてしまったじゃないか。
だが、この2人、ビルとフランクの純愛物語が滅茶苦茶感動的で、2人が選択したラストには胸が痛くなったし、向こうでも仲良くやっているのかなと思うと何となくハッピーエンドにも感じ得る。
感染の心配、襲撃者から怯える心配が無い世界へ一緒に行けた、て事が俺としても嬉しいんだよなあ。
年齢的にはビルの方が年上で、ビルはフランクに対し「先に老いて行くのは申し訳ない」みたいな事を言うのだが、出会いから１０年経ってみると、先に死に近付いていたのはフランクだった。
正直、この流れには驚かされたし（フランク凄く元気だったし、ビルが襲撃者に撃たれる描写もあったからね）、特殊メイクで立派？におじいちゃんになった２人を観た瞬間は悲しくなったわ。
そんな動く事も精一杯な２人がどういう道を選ぶのかに関心が高まるけれど、「最後の１日」をフランクから提案し、嫌嫌ながらも受け入れるビルと共に、幸せな１日を送り、そして静かに終える、この鑑賞者の心を強く揺れ動かすであろう描写には本当に俺自身も切なくなってしまいました。
実は本ドラマの主人公ジョエルとも親交があった、というシーンが出てくるのもあり、終盤再会するんだろうな、して欲しいなという思いを良い意味で裏切ってくれましたが、この切なさが強烈な印象を残してくれたのは確か。
いやマジで、ゲイの話だなんて、と毛嫌いするなかれ。
一人ぼっちの男と、一人ぼっちの男との運命的な出会いが、最高のカップルを生み、最高の「幸せ」を掴む。
本筋に通じる一つのサイドストーリーに過ぎないのに、泣かせてくれるぜ(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
評価：★★★★
２３／１０／３０ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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メーカー： ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
オフィシャル・サイト（HBO）英語
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