銀幕大帝α

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女子高生に殺されたい

2024年01月12日 17時33分02秒 | 邦画サスペンス

2022年

日本

110分

サスペンス/ミステリー

PG12

劇場公開(2022/04/01)

監督:
城定秀夫

『私の奴隷になりなさい 第3章 おまえ次第』

脚本:
城定秀夫

出演:
田中圭・・・東山春人
南沙良・・・佐々木真帆
河合優実・・・小杉あおい
莉子・・・君島京子
茅島みずき・・・沢木愛佳
細田佳央太・・・川原雪生

大島優子・・・深川五月

<ストーリー>

女子高生に殺されたいがために高校教師になった春人は、“理想的な殺され方”を実現するため、タイプの異なる4人の生徒にアプローチしていく。

高校教師・東山春人
9年間に及ぶ前代未聞の
“自分”殺害計画。

―感想―

あ、うん、女子高生に殺されたいの?お好きにどうぞ。

え?そういうことではない?

しかしまあ、世の中、変態地味た性癖もあるようで。

これあれかなあ、生まれた時にへその緒で首を絞められていたという経験?が、こういう首を絞められたい!絞めて欲しいの!という変態君を誕生させてしまったのかね。

この変態教師と彼に狙われる多重人格少女との戦い、と見せかけて、実は予知夢少女の奮闘に焦点を当てている様にも見える。

あんたの思い描いた様な事は絶対にさせないわよ!!!!

みたいな。

結果的には変態教師が練りに練った計画がおじゃんとなるもんで、俺はざまあwwと心の中で大笑いさ。

そのまま死ねば良かったのに(んまっ!ここの管理人って不謹慎ザマス!!)

いや、冗談抜きで変態思考が無くなったのだから、変にいじらなくても良いのでは?と思うのに、過去の自分の映像を見せて・・・再び覚醒しました、そんなニュアンスのラストとなるのが理解出来んのよ。

何か余計なことしてないか?と不思議な気持ちで観終えたのは俺だけだろうか。

後、変態教師はそのラストで言葉を発したのだけれど、口だけは動いていて音声は無音で、一体どういう事を言ったのか、すっげえ気になるんですけど!!

それとあれだけの事をされたのに、普通に見舞いに行く?

だから加えて、モヤッとした気分にもなった。

それぞれの主要な女子高生を演じた若手女優さんの演技が素晴らしい。

田中圭がベテランだから、下手したら彼の好演を潰しかねないところを、ちゃんと傍でサポートし引き立たせるだけじゃなく、自分らも「負けてられないわよ!」と存在感をアピールしている。

特に多重人格少女を演じた女優さんの(子供時代の子役も含め)、別人格に切り替わる際のスイッチの入り方が上手い演技だった。

全体的には特殊なキャラクターが多いので、どういう話運びになるのか興味津々で観てしまう好品。

面白いっちゃ面白いのだが、やっぱラストが・・・スッキリしねえなあ。

おっ、お久しぶりです大島優子さん。

俺のAKB時代の神推しです(何年前の話やねんw)。

流石子役時代から演技力積んでいるだけあって、途中から本作での重要キャラクターとなるけど、表情の作り方とかうっめえわ。

で、何で変態教師をあのまま、そっとしてあげないの?

いや、そんな事よりも、思い切りブチューとキスする元カレ役田中圭に軽い嫉妬。

評価:★★★☆

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