JANITOR
2020年
日本
86分
サスペンス
PG12
劇場公開(2021/01/29)
監督:
阪元裕吾
編集:
阪元裕吾
出演:
福士誠治・・・深見晃
芋生悠・・・真島唯
前野朋哉・・・本田優介
般若・・・西森
一ノ瀬ワタル・・・村野
北代高士・・・殺し屋・稲岡
波岡一喜・・・遠藤
野間口徹・・・深見光男
渡辺哲・・・源さん
山路和弘・・・真島善喜
髙石あかり・・・リカ
伊澤彩織・・・シホ
<ストーリー>
深見晃は日本の裏社会を牛耳る真島グループの総裁・真島善喜の娘・唯の見張り役として、とある高校の用務員として働いていた。そんなある日、抗争で善喜が殺され、唯が狙われることになり…。
―感想―
『ジョンウィック』とかもそうだけど、強い男に強い奴らがわらわらと入れ替わり立ち代わりで襲い掛かる展開て、不思議と面白くなるんよ。
まあでもある程度、両者がそれなりに「戦える」姿勢を見せてくれる事が前提ではあるが。
その点に関しての条件は満たしているが、ちと殺られるのが早過ぎないか?
もう少し長目のバトルが観たい!と思う対決はあったな、例えば『ベイビーわるきゅーれ』の主演2人組とか。
けど、金髪さんとのタイマンで、ちゃんとパンチラさせるのは出来る監督。
見せろと思う男の欲望をきちんと叶えるサービス精神を監督が持ち合わせているてのが非常に大事。
後、絞め殺される際の、太もものエロさに俺は興奮した。
ま、その2人組の暴れっぷりを思い切り堪能したければ『ベイビーわるきゅーれ』を見れば宜し、というのが監督からの答えなんだろうな、実際そうだし。
暗殺のスキルを叩き込まれた(らしい)用務員さんですが、無双する訳でもなく、どちらかといえば中途半端。
どの敵に対してもギリギリで勝利していたし、場合によっちゃ武器に頼ってたし。
もうちょっとどっしりと構えてくれた方が、主役としてのカッコ良さを感じさせられたのかもしれない。
そう考えると、もしかすると真面目なサラリーマン風の本田さんが最強説まである。
あれ、最後油断してなかったら仕事全うしてただろ。
全キャラ中、一番ユーモラスで且つ、非道さを醸し出してたのは間違いなくこの人、ほぼ指示役ではあったが冷静にキレた時が超怖い(笑)。
出来れば本田さんのスピンオフか、別の作品で同じ役としての登場も観てみたい。
こいつがここで!?
こいつがそんな形で!?
といった意外性のある殺られ方は面白かった。
これ観て『ベイビーわるきゅーれ』の流れが正解なんだろうけど、逆でも特に問題なかったしええか。
後半の怒涛の連続バトルは観てて楽しかった、ストレス溜まっている時に観たら幾分気分もスッキリと晴れる位の見応えさはあると思う。
評価:★★★☆
23/12/01DVD鑑賞(旧作)
レンタル開始日: 2021-10-25
メーカー: ライツキューブ