銀幕大帝α

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ファイナル・デッドゲーム

2010年01月24日 23時39分59秒 | 洋画ホラー
THE BLACK WATERS OF ECHO'S POND/09年/米/94分/ホラー/劇場未公開
監督:ガブリエル・ボローニャ
出演:ロバート・パトリック、ジェームズ・デュヴァル

<ストーリー>
惨劇の孤島で、古代遺跡で発掘されたボードゲームの指示通りに殺しあう9人の運命は?
<感想>
ホラー版『ジュマンジ』みたいな紹介をされていたけれど、あんまりボードゲームは関係ないような気が・・・。
カードを捲って

秘密を暴露しろ

カップルを交換して愛を求めよ

隣の者と口づけをかわせ

みたいな他愛無いものばかり。
挙句、盤の中にある鏡に映った事を実行せよとかの指示が出てきて、女同士でちちくりあったりとか、どうでもいいようなシーンが60分!!

拷問のような1時間が過ぎた辺りから、ようやく悪魔が出てきて、個人それぞれの秘密が関係人物にバレテいき、恨み節たっぷりに殺し合い勃発。
頭をぶん殴ったり、チェーンソー持ちだしてモツを出してみせたりと、まぁ割とここは面白かった。

悪魔に取り憑かれ、狂気と化した人間は、目から黒い血を流しながら一目散に追いかけてくる。
まるでゲーム「バイオハザード5」に出てくる人間モンスターそのまんまです。

過去に惨劇があった舞台となる島の所有者は『ターミネーター2』のロバート・パトリックなんですが、何故にこのおっさんが持ち主なのかは謎。
しかし、不意打ちでショットガンぶっ放して脳天吹きとばしたりと、変にイカレ具合を披露していてナイスなキャラではありました。

で、大惨劇に幕を閉じたと思ったら、いきなり場面が!?

ボードゲームだけにふりだしですか??

評価:★★
10/01/21DVD鑑賞(新作)
ファイナル・デッドゲーム AMGエンタテインメント
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レンタル開始日:2010-01-22
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デフロスト

2010年01月17日 01時02分51秒 | 洋画ホラー
THE THAW/09年/米・加/93分/SFホラー/劇場未公開
監督:マーク・A・ルイス
出演:ヴァル・キルマー、マーサ・マックアイサック

<ストーリー>
温暖化で溶けた氷河の下から発見された未知の寄生虫が、人々の体に寄生して大量繁殖していく。
<感想>
地球存続に直面した今、映画界でも度々取り上げられている地球滅亡に至るまでの経緯を、違う視点から描いたパニック・ホラーです。

温暖化により氷の下から出現したマンモス。
その体内に眠っていた太古の寄生虫もが目を覚まし、調査員たちを死に至らしめる。

怖いというよりかは、描写的に気持ち悪いです。

体に潜り込んだ寄生虫が卵を植え付けて幼虫が孵化していくと、人間は体力を失っていき、嘔吐し、皮膚が腐っていく。
そして、呼吸困難に陥り死亡すると、無数の幼虫がキーキー鳴きながら大量に死体から溢れだしてくるんだから、もうかなりゾゾッとさせられます。

ラボに隔離されていた白クマが、大量の寄生虫で覆い尽くされて、茶色の塊になってしまう場面は虫嫌いな私としては体中がムズ痒くなりましたよ。

寄生虫を世に出すまいと奮闘する者、逆に体内に潜ませて街に持ち帰ろうとする者、自分が寄生された為に発狂する者。

一つの施設を舞台に生き残る術や苦悩、絶望、野望を抱く人間たちが、いがみ合い対峙していく場面はかなりの緊迫感があり面白い。

人類絶滅説には色んな推測があるけれど、稀に無い変化球で投げつけてきた本作のパターンには意表を突かれた感じ。
大津波、大地震など直球勝負で描いた作品が多い中で、今作のような異色の考えを用いたパニック作も中々のものです!!

評価:★★★
10/01/15DVD鑑賞(新作)
デフロスト ヴァル・キルマー 日活
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トランスポーター3 アンリミテッド

2010年01月17日 00時19分49秒 | 洋画アクション
TRANSPORTER 3/08年/仏/103分/アクション・サスペンス/劇場公開
監督:オリヴィエ・メガトン
出演:ジェイソン・ステイサム、ナタリア・ルダコーワ、フランソワ・ベルレアン、ロバート・ネッパー

<ストーリー>
プロの運び屋、フランクが手首に爆弾の罠を仕掛けられ、国家を揺るがす謎の赤毛の女を運ぶことになる。
<感想>

「ちくしょ~電話帳じゃねぇか!!」

毎回ルールを破るのはお約束。

今作では、車から離れるとフランクが爆死してしまうので、チャリで神がかり的なテクニックで爆走したり、電車の屋根から車ごとスーパージャンプしたりと、兎に角、車から遠ざかるまいと必死のパッチで荒技連発を惜しげもなく披露し楽しませてくれます。
後、意味無く服を脱ぎまくり、上半身裸が度々出てくるのはファン・サービスか?

そばかすなんて気にしないわ~♪

今回の依頼品(ヒロイン)は顔面そばかすだらけの新星ナタリア・ルダコーワ
人によっては、店内で平然と放尿し、後部座席でキャキャー騒くだけ騒いで、フランクの心配をよそに疲れたら平然と寝ているだけのどうしようもないアホ女なので、腹立つかもしれない。
けどそういうキャラ設定なんだから許してあげてよ。

え?何故に彼女を庇うのかって?

まぁ、あれだ、好みだからさ。

映画ではアホキャラだったけど、実生活では結構好い女だと思うんだよな~。
私個人として、こういうブス可愛い女性の方が案外ジャストミートだったりするんです。

ほっといてくれ。。。

フランクと別れのキスをする時の顔なんてメッチャ可愛く見えたんだ。

別にいいだろ!ほっといてくれよ。。。

リュック・ベッソン脚本らしい、相変わらず物語性が薄いのが難だけど、肉弾戦アクション(フランクも悪役も銃器を使用しない所がミソ)に魅せられ、ナタリア・ルダコーワに癒され、親玉のありきたりな最期に失笑した作品でした。

しかし、この運び屋フランクに恋話は必要だったのか?
終わらせるつもりだったのならこれでも良いとは思うが・・・。
今回の結末じゃあ続編構想に支障を来たすだろうから、多分もう無いんだろうな。

意外とひょいっと出来たりして。
それはそれでどういう風に持ってくるのか楽しみはあるけどね。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(仏語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『トランスポーター』(第1作)
『トランスポーター2』(第2作)

評価:★★★
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トランスポーター3 アンリミテッド ジェイソン・ステイサム セーム・シュルト ヨーロッパ・コープ コリー・ユン アスミック
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人喰いアメーバの恐怖2

2010年01月14日 00時40分19秒 | 洋画ホラー
SON OF BLOB/71年/米/88分/SFコメディ・ホラー/劇場未公開
監督:ラリー・ハグマン
出演:ロバート・ウォーカー・Jr、リチャード・スタール、ゴッドフリー・ケンブリッジ

<ストーリー>
赤いゼリー状の人喰いアメーバ‘ブロブ’が人々を吸収しながら成長していく。
<感想>
前作で南極に葬られたはずのアメーバが、どういう経路でかは不明だが、再び登場し、町をパニックに陥れる。

特撮ものとしては、アメーバの動きが中々素敵で良い感じだが、ホラーとして観ても、コメディとして観ても中途半端過ぎるにも程があり、最低レベルのB級。

今回はボウリング場をメイン舞台にしているのだが、全てのレーンを埋め尽くしながら押し寄せる波のようにアメーバが人間を次々と飲み込んでいく場面はチープながらも、しっかりと見せようという意欲は伝わり評価はしてあげたいが、けど何なんだ、この盛り上がりの無さわ(笑)。

続編というよりかは、セルフパロディみたいな位置付けの作品だけど、余りにも全てが酷過ぎて言葉が見つからないや。

関連作:『マックィーンの人喰いアメーバの恐怖』(1作目)

評価:
10/01/13DVD鑑賞(新作)
人喰いアメーバの恐怖2
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アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン

2010年01月14日 00時10分40秒 | 洋画サスペンス
I COME WITH THE RAIN/09年/仏/114分/サスペンス・ミステリー・ドラマ/PG-12/劇場公開
監督:トラン・アン・ユン
出演:ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホン、トラン・ヌー・イェン・ケー、ショーン・ユー

<ストーリー>
人の傷を治す能力をもつ青年を巡り、元刑事の探偵とマフィアのボスの運命が交錯する。
<感想>
感想を書くのに一番困るタイプの作品やね。

娯楽作として観る映画ではないです。
敢えて言うなら、芸術映像って所でしょうかね。

特殊能力を持つ青年シタオを中心に、色んな人物が絡み合っていくんだけれど、物語はあってないようなものだし、それ以前に何故にシタオは治癒能力を持っていて尚且つ不死身なのか、人物設定としての説明が全くないので「何なん?こいつ」みたいな偏見な目でしか観れない。

誰か一人にでも感情移入出来れば良かったんだろうけど、出てくる人物皆おかしいからなぁ。

日韓米のスター3人は個性的なキャラながらもそれぞれ良い演技していましたよ。

体中虫まみれになるキムタク。
常に全身血まみれなジョシュ。
殺した犬で人間をぶん殴る、有る意味イッているビョンホン。

う~ん、演技は申し分ないよね~。
特にキムタクはかなりの汚れ役(ヘンチクリンな役)ながらも頑張っていた方でしょう。
けど、演出的には外面よりも内面の心理的な部分を強調しているので、どうにも人物に厚みがあっても物語に厚みが感じられず、映画としては面白いとは言えないんだよな~。

宗教映画として、又はアート映画として(部分的に流れる曲がアートバンドのレディオヘッドやし、連続殺人犯が人肉で組み立てたオブジェもアートやしね)観れば良い線いっているけど、普通に楽しんで観ようとするとかなり呆気にとられるかもしんないです。

あ、今気付いたわ。
製作国がフランス。
どうりで・・・^^;

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★☆
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