銀幕大帝α

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スカイ・クラッシュ

2010年07月13日 00時45分51秒 | 洋画アクション
CRASHPOINT - 90 MINUTEN BIS ZUM ABSTURZ/09年/独/90分/劇場未公開
監督:トーマス・ヤオホ
出演:ペーター・ハーバー、マックス・フォン・プーフェンドルフ、ユリア・ハートマン

<ストーリー>
管制塔のミスで衝突事故を起こしてしまったEA714便。数メートルの穴が空き制御不能になった機体はドイツ市街地への墜落を避けられない最悪な状況に…。
<感想>
予告を観て無性に惹き付けられるものがあったので借りてみました。

未公開スカイパニック映画は多々あれども、本作はそんな中でも秀作に値する1本でしょう。

大概は機内セットがメインで、外観なんかはヘボCGだったりするもんなんですが、オープニングの小型機衝突シーンからも観て取れる様に、かなりリアルに作り込まれています。

パニックに陥った機内の乗客達の無責任さや、逆に勇気を出して行動に移す者など、多彩な人物描写もしっかり描かれ、時には命を落とす人も現れたりと緊迫漂うムードが常に感じられますし、機内の様子だけではなく、地上で待つ家族の様子や、旅客機を巡って慌ただしく動き回る航空会社の関係者、大臣、更には撃墜を任された将軍の姿を入り交えながら、最後まで緊張感を持続させている故に目が離せないというよりも、見届けたいという姿勢を上手く引き出す展開の上手さが光っていました。

ハイライトシーンとなる緊急着陸も大迫力で見応えがありました。

本作はTV映画のようですが、そうとは思えない完成度の高さです!!

評価:★★★☆
10/07/13DVD鑑賞
スカイ・パニック・アクション インターフィルム DVD旧作
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エディ・マーフィの 劇的1週間

2010年07月13日 00時45分36秒 | 洋画コメディ
IMAGINE THAT/09年/米・独/107分/劇場未公開
監督:キャリー・カークパトリック
出演:エディ・マーフィ、ヤラ・シャヒディ、トーマス・ヘイデン・チャーチ

<ストーリー>
金融企業の役員として忙しい毎日を送る父親・エヴァンは、仕事でトラブルを抱えキャリア失墜の危機を感じていた。そんな時、娘・オリビアの空想の世界の友だちが成功の鍵を握っていると知り…。
<感想>
娘の空想世界を通して、家庭を顧みない父親が心を入れ替えるまでを描いた作品です。

昨今のエディ・マーフィ作品の中では良く出来たストーリーだと思いますよ。

コメディでありながらも何処かファンタジックでもあります。
仕事が大事か、娘が大事かをマーフィお得意のマシンガントークを交えながらドタバタ劇で盛り上げています。

1枚の毛布に振り回される父と娘。
似た者通しの親子やなぁと感じつつも、2人が空想の世界へ入っていく姿にはコミカルさを出しつつとっても仄々とした雰囲気を味わえます。

合唱会でビートルズの曲の出だしを担当した娘が中々声に出せないでいる中、仕事優先だった父親が大切な会議を放り出して、愛娘との約束だった王様の姿で駆け付けるラストには少しばかり胸が熱くなりました。

思っていた以上に良い内容に仕上がっていましたし、娘役の女の子もとってもチャーミングでした。

評価:★★★
10/07/12DVD鑑賞
コメディ マーティン・シーン ヴァネッサ・ウィリアムズ パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン DVD旧作
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パーフェクト・ゲッタウェイ

2010年07月11日 22時08分28秒 | 洋画サスペンス
A PERFECT GETAWAY/09年/米/97分/劇場公開
監督:デヴィッド・トゥーヒー
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ティモシー・オリファント、キエレ・サンチェス、スティーヴ・ザーン

<ストーリー>
ハワイを訪れた新婚夫婦が、同行カップルの中に血も凍る殺人鬼がいることを知る。
<感想>
この結末を予想出来るか出来ないか。

どんでん返しを見破れるか見破れないか。

私は悪いけど前者なんだよね。
早々と分かっちゃったよ。
そうなんじゃないかなぁって思っていたらビンゴだった(笑)。
まぁ、あれだ、固定概念を抱いて観てしまうと大目玉を食らうタイプの映画です。

全体的にテンポが悪いのが難点。
盛り上がりというのがクライマックスに至るまでに殆ど無い。
二組のカップルがグダグダ会話しながらダラダラと歩いているだけですから。
その中にも伏線らしきものは有る事は有るんですが、それ程重要なものでもないですし。

飛び抜けて面白いと思える作品ではないですが、犯人が牙をむく辺りから、主役が逆転するので、応援度は凄く上がりましたよ。
少しハラハラしながらも頑張れ!って。
特別、“何をやっても死なない男”が復活して、怒涛の様に相手を走り追い詰める所なんか、もうワクワク通り越して惚れ惚れしちゃった。

ニック、あんたカッコ良過ぎやて!!

そりゃあ恋人が屈強な野生男なら女もべた惚れでしょうよ。
私でもホの字ですもん。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価★★★
10/07/11DVD鑑賞
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マッハ!弐

2010年07月11日 22時08分09秒 | 亜細亜アクション
ONG BAK 2/08年/タイ/98分/劇場公開
監督:トニー・ジャー、パンナー・リットグライ
出演:トニー・ジャー、ソーラポン・チャートリー、サルンヨー・ウォングックラチャン

<ストーリー>
アユタヤ王国の侵略を逃れた王子が、山賊に命を助けられ報復の牙を研ぐ。
<感想>
「弐」なのに仏像が出てくる以外は前作との接点が全くない続編。

幼少期の序盤での話が猛烈に退屈。
更にシーンを使い回して、2回も同じものを見せる必要性の無さ。
宴にて披露される無意味に長ったらしいタイ民族踊り。

無駄な演出が多々あれど、終盤での壮絶なガチバトルを観たら、それらも帳消しにしたくなる。

兎に角、相変わらずのジャーの技の切れ味鋭さには脱帽。

一蹴り、一蹴りが物凄く重たそう

というのが、画面からヒシヒシ伝わってくる。

今作ではムエタイだけではなく、酔拳や多彩な武器を用いてのアクション、侍の如く抜刀しての戦い、そしてタイと言えば象と100人中50人が答えそうな必須動物を使ってのアクロバチックを見せてくれます。

アクションシーンに関しては流石のジャーだけに申し分無く、後半だけでも面白さが半端無いので観る価値は有り。

しかし、圧倒されっぱなしの後半部分を得て、突如全てが解決もしていないのにエンドロールが始まる中途半端さには違う意味で圧倒。

これが「参」へと続くのかは現時点では分からないが、とりあえず結末だけはきっちり締めて欲しかった。

オフィシャル・サイト(英語)

関連作:
『マッハ!』(第1作)
『マッハ!弐』(第2作)
『マッハ!参』(第3作)

評価:★★★
10/07/10DVD鑑賞
トニー・ジャー パンナー・リットグライ アクション ダン・チューポン PG12 クロックワークス DVD新作
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切り株画像(映画『処刑山 -デッド・スノウ-』より四肢滅裂)

2010年07月09日 00時17分49秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
雪山だけに、ゾンビは何処からやってくるのか予測不能。
更に走る速度も猛ダッシュときたもんだ。
前から下から後ろから。
捕まったら最後。
出来上がるのは切り株ディナー。
今夜の晩飯は決まりだ!!

1枚目

医学生にうんちく垂れたおっさんも一晩経てばご覧の有様。
てめぇが用心しろよ!

2枚目

窓際が一番危険だって事位、映画ヲタクなら分かっているやろ!
「噛まれちゃ駄目だ!ゾンビになっちまうぞ!!」
心配するな、もうあんたはゾンビにもなれねぇよ。

3枚目

腸が枝に引っ掛かってますがな。
そりゃあ思わず口にも出るわな。
「ファック!!」
総切り株度

レヴュー『処刑山 -デッド・スノウ-』
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