FRANKENSTEIN'S ARMY
2013年
オランダ/アメリカ
84分
アクション/ホラー
R15+
劇場公開(2013/11/02)
監督:
リチャード・ラーフォースト
原案:
リチャード・ラーフォースト
クリーチャーデザイン:
リチャード・ラーフォースト
出演:
カレル・ローデン:
ヴィクター・フランケンシュタイン
ジョシュア・ザッセ:
セルゲイ
ルーク・ニューベリー:
サシャ
ロバート・グウィリム:
ノビコフ
アレクサンダー・マーキュリー:
ディミトリ
ホン・ピン・タン:
イヴァン
マーク・スティーヴンソン:
アレクセイ
アンドレイ・ザヤッツ:
ヴァシリ
<ストーリー>
第二次世界大戦末期の東部戦線。ドイツの占領地域に足を踏み入れたソ連の偵察部隊は、不死身の改造人間を製造する大量破壊兵器工場を目にし…。
ナチス最終兵器、
出撃!
-感想-
人間同士をくっ付け合うだけじゃ何処か物足りないと感じたのか、別のオランダ製作スタッフ陣は「もっとパンチの効いたものをくっ付けちゃおうぜ!」と今度は人間に“ほぼガラクタ”に近い古道具を合体させちゃいました!てなアホな中学生が授業中に思いついたような事をそのまま映像にしたのが正にコレ。
また馬鹿げた作品を・・・と思いながら観始めたのだが、何故か私は無茶苦茶面白かった。
多分、私の脳年齢も中学生のままで止まっているんだろう(笑)
悪趣味ちゃあ悪趣味な映画なんだろうけども
『ムカデ人間』ほどに精神的にクル作品ではない。
むしろ次々と現れては我武者羅に猛襲してくる様々な武器人間の活躍(爆)にアトラクション気分で楽しみながら観て欲しい。
フィルムカメラ回しながらのPOV方式展開ってのもまた寄りお化け屋敷に足を踏み入れ、それを自分目線で逃げ回りながら見ている感覚に近くなっているのもあり、それが本作の面白さ、楽しさに繋がっている気はします。
数多くのインパクトのある武器人間が登場して場を賑わせてくれますが、自分的に一番ツボったのがこれ。
ぬいぐるみ人間ww
ケースの中でジタバタしているだけだったので実際に歩いてみせる姿は残念ながら観れる事は叶わなかったですけど、強烈だけどある意味滑稽な印象は残してくれました。
ソ連の1個隊が別部隊のSOSを受信し、その発信源を辿ったら今回の秘密人体実験施設へと迷い込んでしまった訳なのですが、突然俺様上官様と暴露したカメラマンの命令により「ヴィクター博士を生け捕りにしろ!」という無茶な指令内容に戸惑いを隠せない兵士達はどうするか考える暇もなく次々に出現する武器人間相手に銃を撃ちまくりながらひたすら狭い施設内を逃げ回る羽目になる中々の面白軍事作戦物語にはミリタリー好きな方にも多少の興奮を齎せてくれるかも。
ただ、人間と武器を合体させるまでの手術行程が観れるのではという期待を持ってしまうと肩透かし食らっちゃう可能性はあり。
そういうシーンは殆どありませんのであしからず。
グロ描写はそこそこにありますけど、あくまでもアクション映画として鑑賞して貰いたい一本。
そうそう、普段吹き替えで観る人には朗報(なのか?w)
例えば兵士の一人であるサシャの吹き替え声。
あの声ってドラえもんののび太やん!
所謂、初代のび太の小原乃梨子さん。
一人だけ浮きまくり(笑)
いや、他にも【スネ夫】肝付兼太さん(ヴィクター博士)、【ジャイアン】たてかべ和也さん(ノビコフ)も参加しているのですが(因みに2代目のび太の大原めぐみさんまでもが参加し、新旧ドラえもん声優が集結しているのも話題になったのよね~)、こちらの2人はそれとなくキャラクターに合っているかなとは思ったけど、流石にのび太の声だけは違和感が大き過ぎて笑ってしまった。
本作を字幕で観て気に入った際には是非とも吹き替えでの再見もお薦め。
「武器人間」があっという間に「ブキえもん」にww
評価:
★★★★
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