銀幕大帝α

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リディック:ギャラクシー・バトル

2014年08月22日 16時03分58秒 | 洋画アクション
RIDDICK
2013年
アメリカ
119分
SF/アクション/アドベンチャー
R15+
劇場公開(2014/03/08)



監督:
デヴィッド・トゥーヒー
『パーフェクト・ゲッタウェイ』
製作:
ヴィン・ディーゼル
脚本:
デヴィッド・トゥーヒー
出演:
ヴィン・ディーゼルリディック
カール・アーバンヴァーコ
ジョルディ・モリャサンタナ
マット・ネイブルボス・ジョンズ
ケイティー・サッコフダール
デイヴ・バウティスタディアス
ボキーム・ウッドバインモス
ノーラン・ジェラード・ファンクルナ



<ストーリー>
重臣たちの反乱により銀河の彼方に置き去りにされてしまったリディックが、24時間というタイムリミットの中で生き残りを賭けて戦う。

-感想-

最新型バイク・ジェットホグでリディック達が荒野を疾走するシーンのCG合成がまぁ雑いこと。
なんであそこだけレトロな感じになっちゃったんだろ。
モンスターとのバトルシーンは何ら違和感無かったのに。
「え!?」てなるけど、ま、気にするまい。
いや、気になるなぁ。
CG技術スタッフが新人なのかな?

1作目公開から14年の月日を経ての3作目。
前作、前々作なんて、全く覚えてませんって。
観ている内に、大まかな設定(リディックの目とか)は思い出したけれども。
あ、でも完全な続きものじゃないので本作から観ても問題無いと思います。

リディックによる前半のサバイバルと、中盤の忍者の如く存在を消して相手を翻弄しまくる知的な行動っぷり、終盤のサソリ型モンスター群に対しての無敵な暴れ具合が見所でしょう。
流石キャラクター名が冠タイトルになっているだけあって、リディックによるリディックの為の作品になっております。

男勝りな女戦士ダールに対して「最後には自分の方から「お願い」と俺の上に馬乗りしてくるだろう」と予言したらその通りになっちゃう程に、女性はおろか男性までもがその半端無い強さに慄き、惚れ込んでしまうリディックという宇宙一屈強な賞金首の勇姿に視聴者までもが虜にさせられる事、間違いなしかも。
兎に角、見てくれも含めてリディック、いやディーゼル兄貴がひたすらカッコ好く描写されている作品でした。
麻酔弾4発撃ち込まれても倒れないんだもんなぁ。
自ら毒耐性を身に付けるってのもすげぇや。

ただの悪党ではなく、生き残る為の術も心得ていて、相手が誰であろうとも、先ずは取引を持ちかけ、その上で約束した事は必ずきちんと守るってのも、ダークヒーローでありながら敵ですら一目置くのだから、寄り好感が持てる方に近いダークヒーロー像ではありますね。

リディック以外に11人の人間が登場しますが、モンスターに襲われた者は潔く死んでいくてのも気持ち良かった。
戦いは爽快に豪快に残虐にテンポ良くやってくれた方が私はテンション上がりますからね。
中盤にリディック護送の為に用済みになった女賞金首があっさり殺されちゃう程やもん。
普通なら、この女性と後々に手を組むとかになるんだろうけど、ほんま、何しに出てきたん?て感じで、ここまで脇役の扱いが酷い作品もそうはあるまいて(良い意味で)。

評価:★★★☆
14/08/22DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-08-08
メーカー:松竹

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ピッチブラック(2000)』(第1作)※個人的評価:★★☆
『リディック・アニメーテッド(2004)』(OVA)
『リディック(2004)』(第2作)※個人的評価:★★☆
『リディック:ギャラクシー・バトル(2013)』(第3作)

切り株こちら
コメント (2)
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切り株画像(映画『リディック:ギャラクシー・バトル』より、約束通り5秒で死ぬ男)

2014年08月22日 15時51分06秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】

「この鎖を解いたらお前を5秒で殺してやる」byリディック

本当にそうなるまでの切り株画像をダイジェストでお楽しみ下さい。


↓1秒


↓2秒


↓3秒


↓4秒


↓5秒


完了

余りの見事さに、見物していた敵全員が
「すげぇ!」
「マジで5秒で片付けたよ!」
と絶賛するのでありました。

「俺は、約束事はしっかり守る男だ」byリディック

切り株度(2/5)

レヴュー:『リディック:ギャラクシー・バトル』
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大脱出

2014年08月20日 22時40分46秒 | 洋画アクション
ESCAPE PLAN
2013年
アメリカ
116分
アクション/サスペンス
劇場公開(2014/01/10)



監督:
ミカエル・ハフストローム
『ザ・ライト -エクソシストの真実-』
出演:
シルヴェスター・スタローンレイ・ブレスリン
アーノルド・シュワルツェネッガーエミル・ロットマイヤー
ジム・カヴィーゼルホブス所長
カーティス・“50 Cent”・ジャクソンHUSH
ヴィニー・ジョーンズドレーク
ヴィンセント・ドノフリオレスター・クラーク
エイミー・ライアンアビゲイル



<ストーリー>
何者かの陰謀により犯罪者にされたブレスリンは、自ら設計に関わった監獄から脱出を図るが、囚人たちのボス・ロットマイヤーが立ちはだかり…。

“完全”を超えろ
そこは、地図にのらない動く要塞。

海に浮かぶその監獄は
つくった者すら破れない。


-感想-

あかん。
allcinemaとかもそうやけど、データベースサイトによっては大事な部分をストーリー解説でネタバレしちょる。
彼ら囚人は一体何処の監獄に収容されているのかが一番の肝になっとるのに、それをバラしたらあかん。
観る前にそれを知っちゃうと面白さはかなり半減するんじゃないかなぁ。

個人的には非常に満足。
アクション大御所2大スター、シュワとスタローンがタッグを組むってだけでもワクワクものなのに、その2人がよっこいせと老体に鞭打ってぶん殴り合うシーンまでもあり、最後まで興奮冷めやらず。

アクション俳優なのに、ほぼアクションは無く、知恵と友情をもって脱獄しようとする過程にも意外性があって楽しい。
脱獄のプロという設定も思う存分展開に活かされており、スタローンがその天才的な知識と経験をフル回転させて監獄の小さな隙間をかいぐぐりながら外を目指して走り回る姿は痛快だ。

スタローンは計画を練り、シュワはその手助けの為に道具を調達してくる。
メガネを掛けていた囚人がシュワにボコられて、メガネを奪われた挙句、目の回りを真っ赤に腫らしている顔がチラッと映った時は、ふふって笑ってしまった。
こういうちょっとしたユーモアも好い。

単純明快。
気楽に観れる娯楽作としても本作は思い切り私向きだった。

それにしても自分から進んで監獄に入って脱獄してみせる職業なんて本当にあるんかねぇ。
どちらにしろその設定そのものにもユニークさを感じ、どっぷりとストーリーに浸れる事が出来ました。

評価:★★★★
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レンタル開始日:2014-07-02
メーカー:ギャガ・コミュニケーションズ

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関連作:
『大脱出(2013)』(第1作)
『大脱出2(2018)』(第2作)
『大脱出3(2019)』(第3作)
コメント (20)
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パラノーマル・アクティビティ/呪いの印

2014年08月19日 00時48分37秒 | 洋画ホラー
PARANORMAL ACTIVITY: THE MARKED ONES
2014年
アメリカ
84分
ホラー
PG12
劇場公開(2014/04/11)



監督:
クリストファー・ランドン
製作:
オーレン・ペリ
脚本:
クリストファー・ランドン
出演:
アンドリュー・ジェイコブス
ケイティー・フェザーストン
ホルヘ・ディアス
ガブリエル・ウォルシュ
モリー・イフラム
カルロス・プラッツ
グロリア・サンドバル




<ストーリー>
18歳の誕生日を迎えた青年・ジェシーの左腕に歯形のような跡が浮かび上がる。それ以降、目から異様に長い髪の毛が出るなど、彼の身や周囲で怪現象が起こり始める。それは次第にエスカレートしていき…。

その印は、18歳で現われる。

-感想-

今までの固定カメラから手持ちカメラへとシフトチェンジした続編ではなくスピンオフ作品。
けど、ちょこちょことこれまでのシリーズの登場人物と繋がっております。
が、なんか無理やりっぽい。
なるほどなぁ~的なものが全く感じられず。
この辺が天才白石監督『コワすぎ!』シリーズと違うところ。
終盤、タイムワープを繰り返すが、『花子さん』の方がよっぽど唸らされる意味でも出来が良かったよ。

ただ、部屋の空間が歪んで、にょ~ん・・・ドガーン!!なシーンは個人的に面白かった。

そこまで酷いていうか、退屈させられるって事は無かったんだけど、それは多分、内容が『クロニクル』の真似事をやっていたからだと思う。
(幾らネタ切れだからと云え、他の作品をパクッてはいかんわな笑)
結果的にはこのパクリのお陰で何とか楽しめた感じはある。
『クロニクル』なシーンが無い、単に怪しい女軍団がワラワラ出てくるだけの作品だったら★一つものの愚作になっていたかも。
パクッて成功。
しかし明らかにパクリがバレバレなので失笑は買うが。

脚本も悪いのか、話の展開も今一つ良く分かんない。
なんで急にあそこの場所へ飛ぶのか、あの人と出会うのか。
それでどうなったのか。
う~ん、意味がねぇ・・・。
納得!てなものが抱かされず、ラストは「無茶苦茶になっちゃった」みたいなそんな状態。
カメラの電源をポチっと消されてはい、終了とな?
何のこっちゃいな^^;

評価:★★
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レンタル開始日:2014-07-23
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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関連作:
『パラノーマル・アクティビティ(2007)』(第1作)
『パラノーマル・アクティビティ2(2010)』(第2作)
『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT(2010)』(日本版続編)
『パラノーマル・アクティビティ3(2011)』(第3作)
『パラノーマル・アクティビティ4(2012)』(第4作)
『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印(2014)』(スピンオフ)
『パラノーマル・アクティビティ5』(第5作)
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ロードキラー デッド・スピード

2014年08月16日 03時07分17秒 | 洋画ホラー
JOY RIDE 3
2014年
アメリカ
96分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
デクラン・オブライエン
『クライモリ デッド・パーティ』
脚本:
デクラン・オブライエン
出演:
ジェシー・ハッチ
カーステン・プラウト
ディーン・アームストロング
ベン・ホーリングスワース
ケン・カージンガー




<ストーリー>
カーレースに参加するため旅に出た4人の若者たちは、道中で謎のトラックに追跡されていることに気付き面白半分でトラックを挑発するが…。



-感想-

やった!
1作目で味わったサイコキラーの異常さが戻ってきたよ。
シリーズ3作品の中でも1、2位を僅差で争う程の面白さだったという事をココで断言しておこう。

作品内容的には『ワイルド・スピード』と『激突!』を合体させ、そこに血飛沫舞散り、肉片が粉砕されて道路に散乱するホラーテイストを派手にミックス。

冒頭のカップルは女がドアホだったばっかりに自業自得な結末を迎えていてある意味ブラックなユーモアが漂っていたけれど、本編の主人公達となる若者6人組は悪ふざけでちょっと殺人鬼が運転する大型トレーラーをおちょくった為に、死の制裁を順番に受ける羽目になっちゃう。
彼らは改造車に乗り、レース会場へ向かう途中だったので、激おこ!した殺人トレーラーと道路上でカーチェイスを繰り広げる事にもなるのだが、車の速さを互いに出し切りながらの壮絶なデッドヒートを見せてくれるだけに『ワイルド・スピード』並みの白熱した興奮を味わう事が出来ました。

顔を決して最後まで晒さない殺人トラッカーを演じたのは『フレディVSジェイソン』でジェイソン役を担当したケン・カージンガーという名の俳優さん。
あのジェイソンをやっただけあって、ガタイが物凄く良いからシルエットだけでも威圧感抜群。
しかもタイマン勝負を挑もうものなら、コテンパンに放り投げられボコボコに殴られる始末。
どう考えても、こんな無敵な殺人鬼に勝てっこないってば。
更に『ソウ』のスタッフが参加しているだけの事はあり、ただ普通に殺すのではなく、工夫を凝らした様々な殺害方法をもって若者達を無惨に血祭り状態へと持っていく一部始終も楽しさ一杯。
グロ好きなホラーファンは泣いて叫ぶ男女が、問答無用にグシャグシャッとされる様子にワクテカな気分でそれらを目撃する事間違い無しだ。
特に女性の胴体が!!!!のシーンなんてその時の瞬間に高揚感マックス。

この手のホラーものは何時もの事だけど、殺人鬼をやっつけたらきっちり本当に死んでいるのか確認しなきゃダメ!

死に物狂いでようやっと死闘に決着つけたと思っている主人公達の安堵感とは裏腹に、当の異常者さんはピンピンしてらぁ(笑)。

2作目がつまんなかったので、余り期待していなかったのだが、その期待を良い意味で大きく裏切る程にスプラッターホラーとカーアクションの醍醐味をきちんと押えた奇跡の復活3作目!!

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2014-08-02
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

関連作:
『ロードキラー(2001)』(第1弾)※個人的評価:★★★☆
『ロードキラー マッドチェイス(2008)』(第2弾)
『ロードキラー デッド・スピード(2014)』(第3弾)
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