銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ピクセル

2016年02月24日 16時20分00秒 | 洋画コメディ
PIXELS
2015年
アメリカ
105分
コメディ/アクション/SF
劇場公開(2015/09/12)




監督:
クリス・コロンバス
『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
製作:
アダム・サンドラー
クリス・コロンバス

原作:
パトリック・ジーン(短編映画「Pixels」)
出演:
アダム・サンドラーサム・ブレナー
ケヴィン・ジェームズウィル・クーパー
ミシェル・モナハンヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐
ピーター・ディンクレイジエディ・プラント
ジョシュ・ギャッドラドロー・レイモンソフ



<ストーリー>
過去にNASAが宇宙に向けて発信した友好のメッセージ。しかし、そのメッセージが大きな誤解を招いてしまい、人類に悲劇が襲い掛かる。

ゲームクリアか、
全滅か。


-感想-

ギャラガとパックマンとドンキーコング後スペース・インベーダーか、それ位しか分かんねぇ。
言うても名前だけね。
実際に遊んだことはない。

エイリアンが接触すると物が全部ピクセル化するのは面白いよね。
多彩な色のキューブが街中に散らばっている光景は華やかだわ。

対パックマン戦では何と「パックマン」の生みの親である岩谷徹氏が登場!
すわ御本人か!?とビックリしたが、実はデニス・アキヤマという日系俳優さん。
余りのソックリさん振りに笑ってしまった。
自分的にはここのパックマンゲームが一番面白かった。

1戦1戦の間に小休止を挟んで来るので、ちょっとテンポが悪い。
本来ならクライマックスとして大盛り上がりになるはずのドンキーコング戦も白熱さが無く大して楽しくも無い。
そもそも、戦闘中に流れる曲が場面と合ってないのがダメ。
そこは変に現存する楽曲を使わず、普通にゲーム音だけでも良かったのではないかな。
余計な演出が作品を平凡にしちゃっている感じがした。
レトロなゲームキャラが地球を襲ってくるというアイデア自体は良いが、全体的に展開が幼稚な事もあってか、映像は大作だが内容は小品といった具合で、勿体無い仕上がりに思えて仕方が無かった。
脚本次第ではもっとワクワクさせられる作品になったかも、と気持ち半分残念。

ズルをしまくっていたピーター・ディンクレイジが演じるエディ・プラントの吹き替え声優が神谷明さん。
流石本職の人だけあって無難に仕事をこなしてくれている中、頻繁に“ケンシロウ”化するのは可笑しかったのは確かだけど、あれは神谷さんのアドリブなのか、それともそうするように指示されたのかは不明ではあるものの、観る賑やかさに聴く賑やかさも加わって私は好意的に受け止めていましたよ。

エンドロール後のおまけ映像も実際にあんな赤ちゃんが居たら不気味かもしれんが、ゲーム映画としての笑いとしては可愛さ的なものは抱かされたのでホッコリ気分。

評価:★★★
16/02/24DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-02-03
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

オフィシャル・サイト(日本語)
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アメリカン・バーガー

2016年02月23日 20時34分00秒 | 洋画ホラー
AMERICAN BURGER
2014年
スウェーデン
80分
コメディ/ホラー
劇場公開(2016/01/02)



監督:
ヨハン・ブロマンデル
ボニータ・ドラーケ

脚本:
ヨハン・ブロマンデル
ボニータ・ドラーケ

出演:
リアム・マクドナルド
ベンジャミン・ブルック
ベン・ソーントン
アギー・クカウカ
フレードリク・ヒラー
ガブリエル・フライリヒ




<ストーリー>
ヨーロッパで評判のアメリカンバーガーの工場を訪れた学生たち。だが、工場の人間はハンバーガーの材料を捕獲するため、チェーンソーで彼らを次々と殺しまくる。

-感想-

Oh, say can you see!!

アメリカ産100%の人肉ハンバーガー。
だからアメリカン・バーガー。
絶対に他の国の人肉は混ぜてはいけないというのが調理長にとっての鉄則。
何故にアメリカ人じゃないといけないのか。
そりゃあやっぱり日頃から肉ばっかり食っていてジューシーだからさ。

捕まって解体されていく話ではなく、工場従業員が多勢になって逃げ回るアメリカ人学生を森の中で追い掛け回す話。
殺しの主はナイフでの首切り。
血がピューピュー噴出す描写は多々出てくるものの、強烈なグロさは無し。
バーガーを食べるシーンが口の中大映しなので汚い位かな。
個人的にはそこより、ゲロでしたが。

基本、猛烈に緩~いコメディホラーとなっております。
岩陰に隠れていたら上から小便掛けられるカメラヲタク(終盤急に「肉団子」を連呼し出します。その理由は御自身の目でお確かめ有れ)。
一人森の中で遭難したチア姉ちゃんが、木の枝とかに服を引っ掛けて徐々に裸になっていく男共にしか需要のないエロサービス。
絶対絶命に遭遇し、そこで初めて自分がサバイバル女だと自覚しランボー覚醒する教師。
従業員に変装するも後々バレて全速力で1本道を延々に走りまくるデブ。
殺された振りをしたのは良いものの、工場に連れて行かれて全裸にさせられ今にも全身解体されそうになるデブの相方←こいつが主人公。

咄嗟に主人公はハッと気づく訳ですよ。
アメリカ人だから殺される。
じゃあ殺されない為にはどうすれば良いのか。
そうだ!これだ!!
「なっ・・・君はアメリカ人じゃないのか!なんてこった。関係のない人間を殺す所だった・・・」
「じゃあ僕はもう帰って良いッスよね」
「行ってよ~し」
エエんかいっww
そんな呆気なく解放しちゃうのかいww
調理長が変に拘りを持っていたお蔭で結果的には作戦成功。
裸のままバスに乗り、途中で逃げ切れた人達も拾いハッピーエンド。
女もゲット出来て、最高の夏だぜ、ヤッホ~イ♪

私は東洋人だからこの工場では殺されないな。
もし、ジャパニーズ・バーガーという名だったら大変な目に遭うから一応今からでも遅くはない、中国国歌でも覚えておくか(絶対に使うことはない)。

とことんお馬鹿なホラーコメディを堪能してみたい方は尺も良い感じに短いので、手に取って観て頂いてもOKかもね。
そういえばバスの後部座席でずっとキスしていたカップルは何処行った?という疑問がオチとして解決されますよ。

さて、ここからは3枚の画像を続けて見て貰いたい。
そしてある部分を注視してみて欲しい。
先ず1枚目。
昼食を摂る前のバスの中の運転席。

2枚目。
昼食を摂った後のバスの中の運転席。

3枚目。
主人公が工場から逃げ出してバスの中に入った時の運転席。


おかしな点にお気付き頂けただろうか。

うん、あれは飾り物なんだ、きっと(そういう事にしておこう)。

今作の美女図鑑
本作には大勢のチア姉ちゃんが登場しますが、個人的にはこの娘がむっちゃ可愛かった。

因みに彼氏は顔はそこそこイケメンだが髪型がダサいとカメラヲタクに言われます(プッw

評価:★★★
16/02/23DVD鑑賞(新作)
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メーカー:ブロードメディア・スタジオ

切り株画像はこちら
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切り株画像(映画『アメリカン・バーガー』より、トラップに掛かるチア姉ちゃん、その後...)

2016年02月23日 20時33分00秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】

主人公と相方と共に逃げていた(野ション処か野グソまでしていた)チア姉ちゃんが、森の中で足をトラップに踏み入れ動けなくなる。
主人公と相方はどうしようかと陰でヒソヒソ喋っている間に、チア姉ちゃんは工場従業員に殺され、その場に残されていたのは、これだけ。


ぐ・・・グロ過ぎる・・・
と目にした主人公と相方は壮大にゲロを吐きまくるのだった。

切り株度(2/5)

レヴュー:『アメリカン・バーガー』
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インフェクション/感染

2016年02月22日 13時26分00秒 | 洋画サスペンス
PARTS PER BILLION
2014年
アメリカ
98分
サスペンス
劇場公開(2015/01/06)



監督:
ブライアン・ホリウチ
脚本:
ブライアン・ホリウチ
出演:
フランク・ランジェラ
ジーナ・ローランズ
ロザリオ・ドーソン
ペン・バッジリー
テリーサ・パーマー
ジョシュ・ハートネット
アレクシス・ブレデル
ヒル・ハーパー




<ストーリー>
感染症が蔓延しつつある近未来。小説家を目指すレンと弁護士の妻・ミア、ミアのクライアント・アンディと余命わずかな妻、そしてアンディの孫と婚約者の運命を描く。

-感想-

かったるい映画。
邦題から期待する事に反してパニック映画というよりはほぼ人間ドラマ。
パニック描写に重点を置けばいいのに、頻繁に平和だった頃の過去のシーンを入れてきてそれをダラダラと流しているだけなので退屈だった。

3組それぞれがどういう生き方をしてきたかを淡々と描いているが、全く赤の他人という訳ではなく、何処かしらで繋がってはいる。
だからどうした、て感じだけど。

加えて女性陣が皆、面倒臭い。
よくこんな面倒臭い女と付き合えるなと、私的には生理的に無理。
急に詩を朗読し出し「どう?」とか聞かれても返答に困るわな。
適当に返事すると「聞いてなかったでしょ!!」とブチ切れるし、なんやねん。

「死体がゴロゴロ転がっている地上なんかに行きたくないわ」
と初め言っておきながら、数分も経たない内に「ねぇ、外に出ましょ。外に出て死を待ちましょ?」
どないやねん。
死にたきゃ勝手に死にに行けよ。
私なら一応止めはするけれど、聞く耳持たないようなら後は知らん、どうぞどうぞ外に出て行きなはれ。

好きな事やって死んでいく女。
自ら死を選択して男がそれに同意しないものだから泣きじゃくる女。
あ~~~面倒くせぇ!!

カップルはセックス後に感染して安らかに死んだようだけど、老夫婦と若手夫婦はどうなったかは描かれていない。
作品が面白ければ、彼らはどうなったんだろうと気になる形の切ない余韻を残してくれるんだろうけど、本作は別にどうでもええわと、それだけ話に興味が沸かなかったというか、まぁきっぱり言うとつまんなかったので特に何も思わなかったのが本音。

音楽家になりたい青年も爺ちゃんが小切手を好意でくれたのに、目の前で「貰えない」と破り捨てよる。
汚い金を受け取るのが嫌なのは分かるが、何も本人の前で破られなくてもええやんけ。
後でこっそりやれよ。
仲の良い祖父と孫という姿を映しておいて、この仕打ち。
お前は鬼か。
労わりの気持ちが持てない、気配りが出来ない若者代表みたいな男で、爺さんと一緒にムカッとしたわ。

一時期推され気味だったジョシュ・ハートネットはここ最近パッとしなくなったなぁ。
れっきとした男前だけど役者としての何かが足りないのかねぇ。
デヴュー時から数本の間はちょっとファンではあったので、こういうマイナーな作品ばかりで目にし出してくると残念な気持ちにはなるよ。

評価:★☆
16/02/22DVD鑑賞(旧作)
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メーカー:ファインフィルムズ
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ゾンビ・コップ

2016年02月21日 14時40分00秒 | 洋画ホラー
DEAD HEAT
1988年
アメリカ
84分
アクション/ホラー
劇場公開(1989/01/28)




監督:
マーク・ゴールドブラット
出演:
トリート・ウィリアムズロジャー・モーティス
ジョー・ピスコポダグ・ビグロー
リンゼイ・フロストランディ・ジェームズ
ダーレン・マクギャヴィンDr.アーネスト・マクナブ
ヴィンセント・プライスアーサー・P・ローダーミルク
クレア・カークコンネルレベッカ・スミザース
ケイ・ルークミスター・スール
ロバート・ピカードハーツォグ警部補
メル・スチュワートメイベリー署長
プロフェッサー・トオル・タナカ肉屋
マーサ・クインニュースキャスター



<ストーリー>
宝石店強盗と銃撃戦を繰り広げた刑事・ロジャーとダグは、犯人たちが既に死んでいたことを知る。遺体から検出された薬品を手掛かりに製薬会社に乗り込んだ彼らの前に、異形の怪物が現れ…。

-感想-

蘇生装置で生き返った刑事ロジャー。
しかしその代償は大きく、彼の体はゾンビとなっていた。
体が崩壊するまでの猶予は12時間。
それまでにこの装置を使い良からぬことを企んでいる悪党を探し出すのだ!

結構古い作品ですが恥ずかしながら初見です。
題名だけは聞いた事はあったのですが。
最近レンタルDVD化されたのを知り借りてきました。

展開は割りと硬派ですけど、ロジャーとダグのコンビは少し不真面目な部分もあってか、ホラーとユーモアのバランスが均等に配置されていて面白い作品になっていました。
いや正確に書くとロジャーは優等生、ダグの方がおちゃらけ担当。
好奇心旺盛なダグが関係者以外立ち入り禁止の部屋へ勝手に入った事で、ロジャーは死亡し装置を使って復活させられちゃう訳ですので、ロジャーとしてはとんだ迷惑を蒙った事にはなります(笑)。
心臓動いてないよ?と言われても、かまへんかまへんとえらい前向きなので、例え体はゾンビでも死ぬ事よりはマシだと彼自身はダグがした行為を好意的に受け止めてはいるみたい。

この装置はあちこちにあるようで、中華街の厨房で店主が稼動させちゃう後に解体途中の動物の肉が動き出し、ロジャーとダグに向かって襲い掛かってくる所は不気味さと可笑しさが紙一重。



ヒロイン的な位置に立つ女性が2人出てきますが、実は一人の女性は既にゾンビだったという驚愕の事実が飛び出す部分には唐突過ぎてビックリ!

ロジャーの目の前で顔から順に崩壊していく様子は頗るグロいのですが、それまで共に行動してきた仲ではあったので、ちょっぴり悲しい気持ちにもさせられちゃいます。
因みにもう一人の女性も殺されます。
更にロジャーだけじゃなく相棒ダグまで殺され実験台に使われた挙句、彼もゾンビ化に。

このとことん無茶苦茶な展開にする事で、突き抜けた娯楽ホラーへと仕上げたのは正解かも。
中途半端な内容にするよりかは、誰彼構わず殺して予想の遥か斜め上の展開にする事で期待を良い方向に裏切り、楽しい気持ちのまま最後まで鑑賞したくなる意欲を持たせてくれますからね。

全てに片を付けて意気揚々と現場から離れるゾンビ・コップのロジャーとダグ。
いずれ2人の体は崩壊した女性のような末路を辿るのだろうが(多分こんな感じになっていくのかと↓)

取り合えず今は不死身となった自分を楽しもうじゃないか、そんな風にも取れるあっけらかんとした雰囲気で幕を閉じるラストが清々しい。
絶望しまくるのではなく明るく元気に振舞う2人を見ていると応援したくなっちゃう。
でも、これからどうする気なんだろ。
一応、元の人間の体に戻す術を探したりするのかなぁ。
2作目があればその辺が描かれるんだろうけど、ないよね?続編って。
あぁそういえばダグは生まれ変わったら女性用自転車のサドルになりたいて言ってな。
もう完全に死を受け入れてますやん(笑)

評価:★★★☆
16/02/21DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-08-07
メーカー:マクザム
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