銀幕大帝α

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懐かしのあの名作をBlu-rayで観よう♪『フォーリング・ダウン』♪

2023年08月15日 16時09分22秒 | 洋画サスペンス

FALLING DOWN

1993年

アメリカ

118分

サスペンス

劇場公開(1993/07/24)

監督:
ジョエル・シューマカー

出演:
マイケル・ダグラス
ロバート・デュヴァル
レイチェル・ティコティン
フレデリック・フォレスト
チューズデイ・ウェルド
ロイス・スミス
バーバラ・ハーシー

<ストーリー>

厳格で生真面目な“D-フェンス”と名乗る男が渋滞に巻き込まれ、突如として車を乗り捨て黙々と歩き始める。その後、両替のために入ったコンビニで邪険に扱われ…。

―感想―

ただ俺は家に帰りたいだけなんだ!

ストーカー気質とサイコパス精神を融合させたようなブチギレ男をマイケル・ダグラスが怪演。

ちゃんと買ったものにはお金を払うとか律儀な所はあるのに、曲がった事が大嫌い、社会に不満ありまくりという訳の分からなさがキャラクターとしての魅力でもある。

マイケル・ダグラス側の家庭事情、刑事を演じたロバート・デュヴァル側の家庭事情。

これらを交互に見せる事で、貴方ならどちらが良い?そんな質問を投げ掛けられている様な気もするが、俺としちゃどっちも嫌だ(笑)。

まあでも何かしら問題はあるにしろ幸せな夫婦、不幸せな元夫婦の対比を考えれば、帰りたい場所、帰れる家があるだけマシなロバート・デュヴァルの方が人となりの生活は送れているんだろうな。

しかし何でちょっとしたことでも声を荒げる様な男と結婚しようと思ったのか。

結婚して子供が産まれてから急に性格が激変したんだろうか。

原因はストレス?

違うんじゃねえかな、元からこういう男だったんでしょ(彼の母親も何処か情緒不安定な部分を見せていたし)。

親が親なら子も子という訳だから普通、何かしらのサインは出ていたとは思うんだけどね、元嫁はそこまで見透かす事が出来なかったのかもしれない。

傍から見れば奇妙な言動を繰り返す面白いおっさん(笑)風に映るが、勿論直接関わるには危険過ぎるオーラを放ちまくっている。

そんな男が家に行くと言うてるのに、何の対処もしない地元警察の怠慢さ。

当時は今ほどストーカー規制に厳しくなかったのかもしれないが、パトロール位してやれよてのは思うわ。

当日退職のロバート・デュヴァルが最後の一仕事として自ら現場に乗り込んでくれたから救われた二つの命。

暴走を制御出来ぬまま元嫁に接近したマイケル・ダグラスに非しかなく同情の余地もないので、なるべくしてなった結末とも言えるだろう。

評価:★★★☆

23/08/15Blu-ray鑑賞

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レンタル開始日: 2010-07-16

メーカー: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント


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【NMB48】俺の推しメン、前田令子ちゃんのチェキが当たりました!

2023年08月15日 15時07分46秒 | 趣味・雑記(NMB関連・坂道シリーズ関連)

郵送で届きました。

応募していたのは覚えています、只何名が当選出来るのかを忘れてしまった。

調べようと思ったのですが、その雑誌を何処に置いたのかが分からなくて断念。

多分2名程だったような気が。

てなわけでNMB48のメンバーで俺が推している前田令子ちゃんのサイン入りチェキが当選。

めちゃくちゃ嬉しいですね~。

令子ちゃん自身は、渋谷凪咲ちゃんの卒業シングルとなる曲でも選抜入りしておりますし、日々の努力が報われている様で良き良き。

お顔が本当に俺の好みなんだ、令子ちゃんの笑顔を観ているとこっちまで楽しい気持ちにさせてくれる。

自分に溺れず、常に向上心を持って、これからも頑張って貰いたいですね。

BOMBさん、ありがとうございました。


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ロストケア

2023年08月14日 14時35分08秒 | 邦画ドラマ

2023年

日本

114分

ドラマ/ミステリー

劇場公開(2023/03/24)

監督:
前田哲

『そして、バトンは渡された』

原作:
葉真中顕『ロスト・ケア』
脚本:
前田哲

主題歌:
森山直太朗『さもありなん』

出演:
松山ケンイチ・・・斯波宗典
長澤まさみ・・・大友秀美
鈴鹿央士・・・椎名幸太
坂井真紀・・・羽村洋子
戸田菜穂・・・梅田美絵
峯村リエ・・・猪口真理子
加藤菜津・・・足立由紀
やす(ずん)・・・春山登
岩谷健司・・・柊誠一郎
井上肇・・・団元晴
綾戸智恵・・・川内タエ
梶原善・・・沢登保志
藤田弓子・・・大友加代
柄本明・・・斯波正作

<ストーリー>

早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。

彼はなぜ
42人を殺したのか

―感想―

いやあ辛いっすわ。

他人事とは思えんのよ。

俺の母も高齢でケアハウスのお世話になってます。

幸いボケの症状は全くなく、歩行が困難なだけなのですが。

日本が抱える高齢化社会に警鐘を鳴らした作品とも言えるよね。

どれが間違いでどれが正解なのか観ていて分からなくなってくるが、「救う」という行為自体に疑問がわかないのは俺自身に少しは肯定したくなる気持ちがあったからだろうなあ。

介護疲れは経験してこそ身に染みる。

介護する者の言う事に介護される者が反発するというか意思疎通が出来ない場合も度々ある為、本当に苛々としてくる。

それが毎日続くとなるとストレスも半端ない。

そりゃ若くても白髪頭になりますわ。

現に俺も母のわがままに付き合う内に一気に白髪増えましたから。

その苦悩から解放される事に誰もが望む事だろう。

けど、直接手を出すとなると流石に躊躇してしまう。

貴方は自分の親を殺せますか?

 

出演している役者全員の演技が素晴らしく、それがあって描写が実にリアル。

脳梗塞で倒れ半身不随となり後に夜中外を徘徊する程の認知症老人を演じた柄本明。

名演技過ぎるが故に、息子との生活風景には胸が苦しくなる。

そして結果的に息子が選択した「救い」の一部始終の後での折り鶴に書かれていた父からの「感謝」には涙が止まらなかった。

これをラストシーンに持ってきたのはズルい、こんなのを見せられると、俺は今後なるべく母に対して優しくなろうと思った。

これまで幾度もつらく当たってしまった事を猛省。

例えどんな姿になろうとも、血の繋がった親なのだから、俺を産んでくれた母なのだから。

評価:★★★☆

23/08/14DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-08-02

メーカー: 東映ビデオ

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霊幻道士XIII 鳳凰キョンシーの襲来

2023年08月12日 20時07分31秒 | 亜細亜ホラー

僵尸山雀/ZOMBIE CHICKADEE

2022年

中国

85分

アクション/ホラー/コメディ

劇場未公開

監督:
ホアン・カイ

出演:
チン・シュウホウ
ワン・ユンファン
フー・メイシュアン
ヒネル・ピナ・マヌエル
クロレンコ・ティムル

<ストーリー>

古くから鳳凰の言い伝えがある鳳凰島で、謎の殺人事件が起こる。獣になぶり殺されたような跡がある死体はキョンシー化。犯人は、キョンシー化した伝説の鳥・鳳凰で…。

―感想―

ヅラだけにトンヅラだよ

駄洒落を言うのこれともう一つだけだった。

あれ?おかしいぞ。

これまでの「霊幻道士」に比べたら圧倒的に不真面目感がない。

弟子はトンマ、警察は間抜けがセオリーだったはずが本作では何故だか弟子が2人から1人に減り、ある程度有能、警察のお偉いさんは堅物。

真面目かっ!

いや、こういうのもたまにはいいんじゃないかな、良い意味でそれまでのイメージが覆されたというか新鮮味を抱きながら観れたわな。

幻覚だったとはいえ、大人数のキョンシーと対峙する際の道士の動きがキレッキレでもうほんとカッコイイ。

最早このキョンシーと対したアクションが観れないと「霊幻道士」とは言えないまでになっているよね。

本作のホラー要素は、人間を捕えて人体実験を繰り返すマッドドクターにあるものの、その行為が親子愛にも通じているので複雑な気持ちにはさせられた。

後、絆とか情とかにも触れているので、割と物語性重視で作られたんじゃないかなとは思った。

「霊幻道士」シリーズを観続けているファンならば、これまでとは又違った趣向・演出方法に楽しめるんじゃなかろうか。

評価:★★★

23/08/12DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-08-02

メーカー: アット エンタテインメント

関連作:

『霊幻道士(1985)』(シリーズ第1作)
『霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986)』(シリーズ第2作)
『霊幻道士3/キョンシーの七不思議(1987)』(シリーズ第3作)
『霊幻道士・完結編/最後の霊戦(1989)』(シリーズ第4作)
『霊幻道士5/ベビーキョンシー対空飛ぶドラキュラ!(1989)』(シリーズ第5作)
『霊幻道士6/史上最強のキョンシー登場!!(1992)』(シリーズ第6作)
『霊幻道士7/ラスト・アクション・キョンシー(1992)』(シリーズ第7作)
『霊幻道士8/空飛ぶドラキュラ・リターンズ(1993)』(シリーズ第8作)
『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!(2018)』(シリーズ第9作)
『霊幻道士X 最強妖怪キョンシー現る(2019)』(シリーズ第10作)

『霊幻道士XI 燃えよ!九叔道士の桃剣(2021)』(シリーズ第11作)
『霊幻道士XII 英叔復活だョ!全員集合(2021)』(シリーズ第12作)
『霊幻道士XIII 鳳凰キョンシーの襲来(2022)』(シリーズ第13作)
『霊幻道士 こちらキョンシー退治局(2017)』(番外編)
『霊幻道士 帰ってきた九叔道士(2020)』(番外編)

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#マンホール

2023年08月08日 15時57分56秒 | 邦画サスペンス

2023年

日本

99分

サスペンス/ミステリー

PG12

劇場公開(2023/02/10)

監督:
熊切和嘉

出演:
中島裕翔・・・川村俊介
奈緒・・・工藤舞
永山絢斗・・・加瀬悦郎

<ストーリー>

営業成績No.1のデキる男・川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたパーティーで酩酊した彼は、帰り道でマンホールの穴に落ちてしまう。深夜、川村は穴の中で目覚めるが…。

この穴、何かがおかしい。

―感想―

酔っ払って何処かのマンホールの穴に落下し、足を負傷した主人公。

ひたすら色んな友人に電話を掛けまくるも全部留守電。

ようやく繋がった昔の元カノ、警察に対して「早く助けにこいや!!」

こいつ仮にも助けて貰いたい立場なんだろ?

なんでそこまで怒鳴り散らかすのか、ほんま態度悪過ぎ。

全く同情が出来なくてワロタw

現場に急行するユーチューバーがへずまみたいなやつで更にワロタw

自業自得だし、自分勝手だし、良かれと思ってやった事が仇となって返ってくる有様だしで、これっぽちも可哀想だと思わずに観てたらラストまで

クズだったww

正に「上を向いて歩こう」の歌が皮肉にも聞こえるバカ男の顛末。

これは決して災難ではない。

神か仏から与えられし罰。

ほんま、ざまあwとしか言い様のないワンシチュエーションサスペンスでした。

SNSを使い、なりすまし(ネカマ)でフォロワーから同情を誘い位置情報を特定して貰おうとする所は頭良いが、総合的に見たら頭悪い。

何せ結果的には逆効果なのですから( ´,_ゝ`)プッ

まああれだ、そんなに付き合いが長くない他人は騙せても、分かる人には丸っとお見通し(懐かしい)て事よの。

という訳で主人公はクズだけど、二転三転と展開が目まぐるしく動き、予想外な真相が明るみになる、良くも悪くも観客を翻弄していく演出は面白かった。

電話越しでの舞さんの方言声が可愛かったな~俺方言女子に弱いんよ(笑)。

評価:★★★☆

23/08/08DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-08-04

メーカー: 株式会社ジェイ・ストーム

オフィシャル・サイト

 

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