銀幕大帝α

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プレデター:ザ・プレイ

2023年12月23日 14時36分58秒 | 洋画アクション

PREY

2022年

アメリカ

99分

アクション/アドベンチャー/SF

劇場未公開

監督:
ダン・トラクテンバーグ

『10 クローバーフィールド・レーン』

原案:
ダン・トラクテンバーグ

出演:
アンバー・ミッドサンダー
ダコタ・ビーヴァーズ
デイン・ディリーグロ
ミシェル・スラッシュ
ジュリアン・ブラック・アンテロープ
ストーミー・キップ
マイク・パターソン

<ストーリー>

300年前のアメリカを舞台に、ネイティブアメリカン最強の部族に生まれ育ち、自身も戦士である女性ナルが、宇宙から飛来した高度な科学技術を有する危険な戦士プレデターを相手に、壮絶な戦いを繰り広げる。

―感想―

今作の可愛い女優図鑑

女戦士ナルちゃん♡

ほら「可愛い子には旅をさせよ」て言うじゃない、それを監督は実現させてくれた感じやね(ほんまか?)

「兄が上手くやれて、私には出来ないはずがない。私でも絶対出来る!!」

部族にも親にも、そして兄からも認めて貰う為に、ナルちゃんは”最強”の女戦士を目指して愛犬と共に狩りの旅に出かけるのですよ。

で、その道中で、趣旨は違えども同じく一丁前の戦士になるべく、宇宙から飛来したプレデターが狩りをしている現場に出くわすのよね。

構図としては

「狩る者VS.狩る者」

といった具合で、これまでのプレデターシリーズには無かったもの。

どちらが狩人として一枚上手か勝負よ!!

舞台が300年前なので、幾ら部族の戦士と言えども武器は弓矢とか投げ紐付きの斧とかの決して現代的な物ではないから、プレデターはプラズマキャノン連射してたら圧勝じゃねえの?と思っていたのだが、プレデター側もその時代に沿った戦闘具となっていた。

マスクも何時ものフルフェイス型ではなく、簡単にカポッと顔に装着できるタイプてのも、戦いの勝敗に左右される形になってました。

プレデターの武器の特性を理解して、ナルちゃんがマスクを奪い、逆に利用する感じで攻撃をお見舞いするクライマックスバトルに、頭賢いな!と感心しちゃったわ。

2人の闘いの間に白人集団が割り込み、旧式の銃で対抗するが、弾を詰める過程に時間が掛かり面倒臭く、又銃そのものの威力も決して高いとは言えない代物なので(シールドを張れば楽に弾ける)、プレデターにとってはまるで脅威とはなっていないのも、束になってかかるも圧倒的に殺られるという意味では、力の差を見せつけられた様で楽しい。

そんな猛者デターに、どういう風に立ち振る舞い、勝利を手にするのか。

可愛さだけじゃない、知恵と勇気を振り絞ってのナルちゃんにとっては女戦士としての意地を、仲間の仇と部族、土地を守り抜く上での決意をひしひしと、絶対に後ろには引かない姿勢でもって示してくれる所が最大の見せ場となっていた。

『プレデター2』にて勝利した刑事(ダニー・グローヴァー)に戦士の証としてプレデターの長から手渡される古代の銃が、本作のラストで登場するのはシリーズファンとしてはニンマリさせられる演出である。

そう言えば「血が出るのなら殺せる」という『プレデター』でダッチ(シュワルツェネッガー)が言った台詞も出てきましたね。

ナルちゃんの最高の相棒でもある愛犬が滅茶苦茶有能なのも、犬好きな人ならば見過ごす事は出来ないでしょう。

評価:★★★☆

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MEG ザ・モンスターズ2

2023年12月22日 16時07分29秒 | 洋画アクション

MEG 2: THE TRENCH

2023年

アメリカ/中国

116分

アクション/パニック/アドベンチャー

劇場公開(2023/08/25)

監督:
ベン・ウィートリー

『フリー・ファイヤー』

製作総指揮:
ジェイソン・ステイサム

出演:
ジェイソン・ステイサム・・・ジョナス・テイラー
ウー・ジン・・・チャン・ジウミン
ソフィア・ツァイ・・・メイイン
クリフ・カーティス・・・マック
ペイジ・ケネディ・・・DJ
スカイラー・サミュエルズ・・・ジェス
メリッサンティ・マハウト・・・リガス
セルヒオ・ペリス=メンチェータ・・・モンテス
キラン・ソニア・サワル・・・サル
フェリックス・メイヤー・・・ランス
シエンナ・ギロリー・・・ヒラリー・ドリスコル

<ストーリー>

潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、研究チームと共に太陽の光が全く届かないマリアナ海溝へ。だが、そこには絶滅したはずの最恐巨大ザメ・MEGと、未知の巨大生物たちがいた。

絶叫を楽しめ。

―感想―

つまらん。

監督があかんわ。

この監督、過去に撮った作品も俺的には全然ダメで、言うなればC級映画監督なんよね。

そんな人に大作の続編任せても、そりゃ面白くはならんだろうて。

それより、前作では可愛らしい幼女だった子が、今作では14歳にまで成長しているのだが

顔老けすぎだろ(;'∀')

体はまだ幼いけど、顔だけ見たらおばちゃんやんけ。

余りにも酷い劣化ぶりに、戸惑いを隠せない。

わざとそう見える画像を貼ってるんだろ?と思った方は本編観て下さい、どのシーンでもおばちゃん顔してますので。

もうちょっと愛くるしい子役がおらんかっt、ま良いや。

で、ステイサム達の邪魔をしてくる悪党一味が現れるのだが、こいつらの殺られっぷりに「ざまあみろw」と思わせるカタルシスさが全く無い。

女ボスなんて、ヘリコプターに乗り込んだ途端、トカゲみたいな猛獣に襲われ、何処かに引っ張られて行ってそれで終わり。

雑だし、あっさりと見せすぎだしで、観客が求めている事を何一つ演出で応えてねえのよ。

ああ何時も通りの才能が無い監督だなと思われても仕方がねえわこんな作り具合じゃ。

中盤までの海底散歩は盛り上がりが乏しく、そこから脱出して海上に戻ってからは、それまでの退屈さを挽回するかのように派手さだけを。

つか、もう巨大サメの話通り越して、怪獣バトルみたいになってるがな。

唐突に登場した馬鹿でかいタコモンスターが足をうねうねと島の旅行客に向かって攻撃し始めて、と何が撮りたいんやこの監督。

タコは要らんやろ、巨大サメと戦うのがこの映画の売りだったはずが、もう無茶苦茶だよ(笑)。

そして、ラストではステイサムが!!

まあステイサムならどうにかしてくれるだろうという安心感はあるが、幾ら何でも糞重たいヘリの破片を持ち上げる、その怪力具合に失笑しかねえ!

あんたが一番、バケモンだがや。

レンタル店に行けば、中国が製作したB級、C級の劇場未公開モンスター映画が腐る程あります。

それらはCGのみクオリティが一定の水準、又はそれ以上ではあるが、内容は中の下。

これも一緒。

低水準の中国産モンスターものに、何を間違ったのか、ハリウッドスターのステイサムが出演しちゃいました、そんな作品にしかなっていないので、正規の映画館料金を払ってまで観る程の価値はないとだけ言っておきます。

評価:★★☆

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関連作:

『MEG ザ・モンスター(2018)』(第1作)
『MEG ザ・モンスターズ2(2023)』(第2作)

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コカイン・ベア

2023年12月21日 15時43分09秒 | 洋画ホラー

COCAINE BEAR

2022年

アメリカ

95分

パニック/ホラー/コメディ

R15+

劇場公開(2023/09/29)

監督:
エリザベス・バンクス
製作:
エリザベス・バンクス

出演:
ケリー・ラッセル・・・サリ
オシェア・ジャクソン・Jr・・・ダヴィード
クリスチャン・コンヴェリー・・・ヘンリー
マーゴ・マーティンデイル・・・リズ
レイ・リオッタ・・・シド
オールデン・エアエンライク・・・エディ
ブルックリン・プリンス・・・ディーディー
イザイア・ウィットロック・Jr・・・ボブ
アヨーラ・スマート・・・リーバ巡査
カユン・キム・・・ベス
ジェシー・タイラー・ファーガソン・・・ピーター

<ストーリー>

FBIに追われた麻薬密輸人が、セスナ機からコカインが入ったバッグを投げ捨てる。その白い粉を食べてハイになった巨大グマが、刑事、ギャング、森林警備隊、観光客たちと遭遇し…。

このクマ、最高にキマッてる。

―感想―

タイトルからして思い切りB級寄りのマニアックさん御用達アニマルものかと思って観てみたら、意外や意外、結構面白かった。

普段は人と遭遇しても温厚なクマさんが、大量のコカインを食べてしまったが為に思考がぶっ飛び凶暴化して、バッタリと出会った人間を手当たり次第に喰いまくる!!

日本でも最近、クマが民家の方に降りて来て住人を襲い大怪我させた、そんなニュースが多々ありましたので、他人事の様には思えない気持ちで観ておりましたけど、んな事より笑いの部分が秀逸過ぎて気持ち全部持って行かれてしまいましたがな(笑)。

このシーン。

ストレッチャーに拘束された状態のまま、頭から地面にズズズズッ!てなるのがツボにハマっちゃいまして腹抱えて笑ってしまった。

ここの救急車とクマとの一連の追いかけっこは本編一番の迷シーンだと個人的に思うわ。

山にばら撒かれたコカインを巡って、様々な人物が登場し、その誰もがコカインベアと遭遇。

時には死んだふりしたり、時にはハイになり過ぎて気絶?したクマの下敷きになったり、全員がその都度、怖い目に遭うてのが笑いとして拍車をかけている様にも見える。

刑事が悪党に向かって銃弾一発放ったら、何故だか手の中指と小指が同時に吹っ飛び

「なんで並んでない指が吹っ飛ばされるんだよ!」

と、冷静にツッコむシーン(画像はこちら)も好き。

その取れた指を拾うも、オチとして可愛いワンちゃんに食われてしまうという、当事者が真顔で「あっ無くなっちゃた」もブラック過ぎるw

ユーモアのセンスが良いよね、随所で光っている。

後、ある意味主役であるコカインベアも愛嬌さ、凶暴さをリアルに描いていて好印象でした。

最終的に、誰が得して終わるのかも見所。

ヒッチハイクして荷台にコカインバッグを置くも、慌ててそれを止める(その荷台には複数の動物が乗っていた為)といった演出もネタ的に細かい。

ラストでは別のハイカーがクマの親子にカメラを向けるも、母親クマがじっとこちらを見ている・・・これは人の味を知った故の、という意味も込められているんだろうな。

グロさは強めであれども、全体的にコミカルさの方が勝っている感じで、アニマルパニックホラーが好きな方なら是非観て欲しい1本。

処で悪党のボス役で名優レイ・リオッタが出演しているのだが、エンドロール前にテロップで「レイ・リオッタに対し心から哀悼の意を捧げます」みたいなのが出て、え!?何時の間に亡くなったん!?て本編のどの場面よりもそこに大きく驚いた、全然知らんかった。。。

評価:★★★☆

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SPY×FAMILY Season 2(Vol.1)

2023年12月20日 15時01分27秒 | アニメ(国内)

2023年

日本

94分

コメディ/アクション

TV

監督
古橋一浩
原田孝宏

原作:
遠藤達哉

声の出演:
ロイド・フォージャー ・・・江口拓也
アーニャ・フォージャー ・・・種崎敦美
ヨル・フォージャー ・・・早見沙織

<ストーリー>

遠藤達哉の人気漫画をアニメ化したアクションコメディの2ndシーズン第1巻。凄腕のスパイ・ロイド、女殺し屋・ヨル、超能力少女・アーニャのフォージャー家。仮初めの家族を築く秘密だらけの3人に、再び世界の命運が託される。第26話から第29話を収録。

―感想―

TV放映を観れば済む話なんだけど、いっつもその放映時間を忘れちゃってゲームとかしているんだよね~。

早速シーズン2の1話から見逃してしまったので、Blu-ray盤を購入しての視聴です(今後も買い続けていきます)。

ヨルさんww

お尻イタタタで悶絶状態のままロイドにデートに誘われるも、座れないから何をするにも立ちっぱなし。

それには流石のロイドも動揺を隠せない(何が不満なんだあああつってww)。

そんな二人をアーニャ達が遊び感覚で尾行するのも面白かったが、兎に角ヨルさんが可愛すぎた。

致死量のフグの毒を盛られても、逆にお尻の痛さが和らぐなんて人間離れし過ぎっしょ。

そもそも銃で撃たれたのに、その程度で済んでいる時点で恐るべしヨルさんであった。

アーニャが2人が楽しく会食している間に、敵を倒し、子供とは思えない渋い台詞を残して去る場面といい、色々と見所の有る話だった。

比べ、弟のユーリよ。

相変わらずシスコンぷりがキモ過ぎるし、彼が主役となる話は今巻一番つまらんかった。

そして、アーニャ好きとしては何度も観たくなる、ババ抜き対決。

いやああああなんちゅう可愛さやねん!!!!

これには次男(ダミアン君)も💘ですわ、俺でもそうなる(笑)。

顔面真っ赤にする次男、ほんまお前も可愛い奴やで!

勉強!勉強!も大事やけど、たまには自然に触れながら気持ちをリフレッシュする事も必要といった人として為になるエピソードもあり、堪能出来た90分間でした。

個人的には、シーズン1のオープニング、エンドクレジットの曲の方が好きだな。

評価:★★★☆

23/12/20Blu-ray鑑賞(新作)

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販売開始日:2023-12-20

メーカー: 東宝

関連作:

『SPY×FAMILY Season 1(2022)<TV>』
『SPY×FAMILY Season 2(2023)<TV>』
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023)』

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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

2023年12月16日 18時47分56秒 | 洋画アクション

INDIANA JONES AND THE DIAL OF DESTINY

2023年

アメリカ

154分

アクション/アドベンチャー

劇場公開(2023/06/30)

監督:
ジェームズ・マンゴールド

『LOGAN/ローガン』
製作:
フランク・マーシャル
製作総指揮:
スティーヴン・スピルバーグ
ジョージ・ルーカス

脚本:
ジェームズ・マンゴールド

音楽:
ジョン・ウィリアムズ

出演:
ハリソン・フォード・・・インディ・ジョーンズ
フィービー・ウォーラー=ブリッジ・・・ヘレナ・ショー
アントニオ・バンデラス・・・レナルド
ジョン・リス=デイヴィス・・・サラー
トビー・ジョーンズ・・・バジル・ショー
ボイド・ホルブルック・・・クレーバー
イーサン・イシドール・・・テディ
ショーネット・レネー・ウィルソン・・・メイソン
マッツ・ミケルセン・・・ユルゲン・フォラー
トーマス・クレッチマン・・・ウェーバー大佐
オリヴィエ・リヒタース・・・ハウケ

<ストーリー>

人類の歴史を変える力を持つといわれる究極の秘宝“運命のダイヤル”を巡って、悪名高き元ナチスの科学者である宿敵フォラーと世界を股にかけた熾烈な争奪戦を繰り広げるインディ最後にして最大の冒険の行方を壮大なスケールで描き出す。

運命を変える、最後の冒険へ――

―感想―

この前観た『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』といい、ヒロインにいけ好かない女を登場させるのがハリウッド映画の今のトレンドなんか?

後半、心入れ替えて主人公を助けるまで一緒だし(笑)。

それより、映画技術の進歩てのが凄すぎるのか、もう何でもありやな。

オープニング、若かりし頃のインディが様々なアクションを繰り広げるのだが、中年前後のハリソン・フォードが違和感無く映像として収まっている事に驚きを隠せない。

そのオープニングシーンが終わって時が経つと80歳のヨボヨボ体形のハリソン・フォードが現れる。

老いて・・・悲しいよね。

まあ本来のハリソン・フォードがオープニングシーンみたいなハードな活劇を繰り広げられる訳が無く、ある程度、歳に合ったアクションはするものの、飛んだり跳ねたりといったそういうものはヒロインのヘレナ・ショーにお任せ。

彼女の相棒の少年がおっさん顔なのは違う意味で老けすぎだろw

当のインディはちょっと走っただけでもしんどうそうだった、そりゃそうだ。

だから馬とか車とか、乗り物に頼ったアクションに偏ってしまうのは仕方がないのかもしれない。

本シリーズの良い所は、秘宝を巡って敵とひと悶着起こすけれど必ずと言っていい程、その秘宝は敵側の手に渡り、そしてこれも必ずなのだが、秘宝が持つ「力」をクライマックスで見せてくれる事。

今回は一体どういった秘宝の力が観れるのか、そこに一番の楽しみを抱くんよね。

大体が期待以上、本作も又、意外な「結果」が待ち受けていた。

インディの宿敵を演じたのは“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン。

ファンは皆、彼をこう呼ぶ「まっつん」と(呼ばねえよ!)。

え!?アントニオ・バンデラスて出てたん?

ごめん、気付かんかった(;'∀')

それはいいとして(ええんかいっ)、宿敵まっつん(だから誰もそんな呼び方してねえっつうの)の最期が呆気なさ過ぎたよなあ。

あの時代でも、もう一波乱あって欲しかったけど、それを入れちゃうと、3時間軽く超えてしまうか。

インディとしては元の世界にいつの間にか帰っていたという、その辺の端折り具合も含めると、クライマックスが若干盛り上がりとしては弱い感じもする。

しかし、マリオン(妻)と寄りを戻すラストは凄く好き。

肘、おでこ、唇と順番にキスをしていくのは、シリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』にあった演出で、本作ではあれの逆ヴァージョンなんだよね~。

『失われたアーク』を観てない人は思入れが無いから、なんの感情も生まれないままそのキスシーンを見届けるのだろうけど、観ている人にとっては「おっ!このキスの流れは!」とニヤッとする粋な演出。

一応『失われたアーク』の動画があったので載せておきますね。

ハリソン・フォードの歳を考えても、ハリソン版インディジョーンズはこれで最後となるのだろう。

最終作になる事を思うと、物足りなさを抱いたし、この内容で2時間半は長過ぎる気もしたし、前述したようにクライマックスがあっさり過ぎた点を踏まえても、不満が無いと言えばウソになるが、終わり良ければ全て良しという言葉があるように、俺はあのラストを観れた事で全てが許せた。

干していた帽子をサッと取るカットも良き。

映画としてのハリソンインディは終わっても、一人の冒険者としては、まだまだ現役で、今後もマリオンと仲良く新しいチャレンジにトライしていくんだろうなあ。

評価:★★★☆

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販売開始日:2023-12-15

メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン

関連作:

『レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981)』(シリーズ第1作)*個人的評価:★★★★
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984)』(シリーズ第2作)*個人的評価:★★★★☆
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989)』(シリーズ第3作)*個人的評価:★★★★
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)』(シリーズ第4作)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023)』(シリーズ第5作)

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