銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

I Surrender, Dear

2020-10-11 12:19:58 | 

プライドってものはさ、そもそもウソっぽくて

恋愛にとっては厄介な邪魔者だ

本当に思っていることを素直に言えないんだから

でも、君が現れて、ボクのプライドを打ち砕いた

もうそんなもの、どうでもよくなっちゃったよ

プライドはかなぐり捨てて、打ちのめされて

恋の病に囚われて・・・そして告白する!

 

ボクたちは "Stay Away(近寄らないでいて)"

というゲームをしていたんだね

でもこのゲームは ボクには高くつきすぎる

君がいないとどうにもならない

君に首ったけなんだ

ボクって気位が高そうで いつも快活で、って見えるかな

でも全然そうじゃない そんなフリをしてるだけさ

心の奥ではいつも「君に夢中なんだ」って言い続けてる

 

意味もないことばかり言ったりしたりし合っていたけど

それはつまり、ゲームに過ぎなくて

恋愛のちょっとしたスパイスくらいなもんだったんだね

でも、もうゲームはどうでもいいんだ

 

星が輝き始め 夜のとばりが下りると

君は僕の哀れな心のつぶやきを聴くんだよ

ボクの愛しい人、ボクの命、ボクの全て

こんなに君を愛している・・・って

 

 ええと、これも「ディスタンス」がテーマの歌です。

(私見・曲解です)

1931年に同名映画でBing Crosby が歌い、そして

オマケに同時に新人女優に恋をして、この熱烈な

求愛ソングをそのまま捧げてプロポーズ、めでたく

結婚、最後まで添い遂げた、という映画のような

エピソード付きです。

 もう少し時代が下ってからのサッチモ・バージョンが

より有名かもしれませんが。

 私たちにとっては、トランぺッターの光井章夫さんと

水森亜土さん、両先輩のお気に入りとしてファイルされている

曲の一つです。 優雅でほほえましい時代ですね

 

 

 

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What's New?

2020-10-07 15:44:03 | 

あれ!?久しぶり~~

元気にしてる?

ちっとも変わらないねえ

相変わらずキレイだよ

 

ホントに、あれ以来会ってなかったけど・・

その後うまく行ってるの?

いや~~

でも、ここで君に会えるなんて、うれしいなあ

 

なんかボク、つまんないこと話しちゃってるよね

会えて興奮しちゃってさ

付き合ってくれてありがとう

 

じゃ、サヨナラ

呼び止めてゴメンよ

 

君は気づかないだろうけど、

ボクも変わってないんだよなあ

今でも君をとても想ってるんだ・・・

 

1938年に作られたなんて信じられないようなクール・ビューティーな曲

元々はある楽団のトランぺッターのために書かれた曲で、その後

売れっ子作詞家を頼んで歌詞をつけたとか。 ここでは歌詞に注目して

その情景をイメージしてみました。

 女性が歌う時には、女性側からの歌詞に直して歌う人も

いるけれど、これは断然男性的な歌詞ですね。(私見です

 

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きっと大丈夫

2020-09-25 15:22:23 | 

ボクには富も力もないけれど

でも、君がボクのものだと言ってくれた

どこへ行くとしても 何をするとしても

それで全てオッケーさ!

 

君がいてくれる限り きっとボクは大丈夫

雨の降る日も 闇の訪れる日もあるだろう

でも、文句を言わずにやり過ごせるよ

 

貧乏なままかもしれないけれど

気にしないさ

君さえいれば、きっと全てうまく行くから

"I'll Get By (As Long As I Have You)"

 1920年代の歌詞には、「貧乏でも大丈夫」というのが

よく出て来ますね。

 日本でも、江戸時代の庶民を描いたお話や記録では、

「貧乏は普通。それでダメになることはない」という

テーマが繰り返し出て来ます。 何か、逆に心は

それぞれに豊かでいられたイメージに、和みます。

 

 歌詞は歌詞として、この曲は1940年代になって

トランペットの Harry James の演奏で大きなヒットに。

如何にも如何にも「ラッパの映える」力強く伸びやかな

メロディーです。 こういう曲は、細かいことにこだわらずに

伸び伸びと歌いたいと思います。

 昨夜の下間さんのソロも素晴らしく、演奏家自身が

幸せになる曲だな、と思いました。

 

 

 

 

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The Song Is Ended, But The Melody Lingers On

2020-09-17 15:53:33 | 

歌が終わってしまっても

メロディーの余韻が残っている

君もあの歌も 今はここにいない

でも、あのメロディーはまだ

たゆたっている気がする

 

ステキな夜だった

メロディーが語りかけていたよ

「夏が行ってしまうよ

今のうちにこの幸せをしっかり味わって」

 

月の光の下で

僕らは愛の歌を歌ったね

もう 終わってしまったけれど・・・

 

月が沈んで行く

気がつくと もう夜明けがそこに来ている

君も、あの歌も消えてしまった

でもメロディーがまだ

ボクの頭の中で流れているよ

 

 某ラジオ局の明け方のエンディング・テーマとして

時々聴きます。 1927年 Irving Berlinの作品。

 一日中、何かのメロディーが頭の中で鳴っていること、

ありますよね

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It's a Pity to Say Goodnight

2020-09-06 13:01:01 | 

「おやすみ」なんて それはないよ

だってこんなに星がまたたいているし

でも、もう帰るって言うんだね

じゃあ、お休みのキスをしておくれ

 

「サヨナラ」なんてつれないなあ

「月の男」だってそんなこと言わないよ?

帰るって言うんなら、しょーがない

お休みのキス、だね

 

明日の晩も二人きりで会わない?

リンゴの木の下で待ってるからさ

 

「お休み」なんてやっぱりイヤだなあ

もう一度ギュッと抱きしめたい

そしてお休みのキスをしておくれよね

 

 え~、このところは、2ステージで切り上げておりますので

ラスト・ナンバーは「まだ早いよね~~」という意味で

この曲になっております。

 

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