先日、ある曲のメロディーについてあるピアニスト
「ここんとこがどっちの音か、いつも迷うんだよね~」
私「え?♭のついてるほうでしょ?ずっとそう歌ってますけど」
流れの中ではどちらの音も可能なので、オリジナル本をチェック。
すると、そのどちらでもない、さらに一音下の、しかもさらに
その音に♭がついて2音になっているという・・・(@_@)
「う~~ん、意表を衝かれた😲💦 」
「だけどやりにくいですよねえ?😓 誰もそう演奏してないし、
YouTube聴いてもそんな風に歌ってる人もいないし・・・」
結局、やっているうちに、演奏家が自然な流れだと
感じる音に落ち着いたんだろう、ということになりました。
スタンダード演奏家は、最初のテーマはできるだけ、
作者の意図に忠実に、また、ソロを取る時も、
曲の美しさを壊さないように、と極力心がけますが、
長い年月、頻繁に演奏されて来た作品の中には、
演奏家によって「自然淘汰されていった部分」も
いろいろあるのだろうと思います。
一つの音や一つのコードに「グッと来る」気持ちを
大切に歌いたいと、改めて思う今日この頃(^^♪