銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

I'll Be Home For Christmas

2020-12-23 13:18:39 | 

恋しい場所のことを

今夜はいつもよりもっと想ってしまう

遠く遠く離れているとわかってはいるけど

でも、約束するよ

 

クリスマスにはきっと帰るよ

僕も人数に入れておいてね

雪が積もり ヤドリギが飾られて

ツリーにはプレゼントがたくさん

イヴにはきっと 僕もそこにいる

愛の灯りがきらめく場所

クリスマスには帰るよ

たとえ夢の中だけだとしても・・・

 

1943年 Bing Crosbyが最初のレコーディングです。

戦地にいて帰れないけれど、クリスマスに我が家に

帰りたいと願う兵士たちに捧げるべく作られた曲。

 戦中~戦後にかけての時期、こういう歌が

たくさん生まれました。

Sentimental Journey

It's Been A LOng, Long Time

You'd Be So Nice To Come Home To

などもそれに入ります。

(だから、You'd Bo So~は兵隊さんの気持ちを

歌っているんで、女性が「帰ってくれたらうれしいわ」

と言っているのではありません!紛らわしいね

 

 

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The Christmas Waltz

2020-12-17 15:08:27 | 

 こんな時ですから、ちょいとしつこい目にChristmas Songsを

氷の結晶の付いた窓 覗くと中にはろうそくがきらめいて

赤と白のシマシマ模様のキャンディー・スティックが

ツリーに飾られている

サンタは今 そりを走らせてやってくる道の途中

君と僕のも入ってるプレゼントをいっぱいに積んで

 

世界中が恋をするこの季節

流れてくるこの歌もあの歌も

「メリー・クリスマス

新年の願い事も叶いますように」と歌ってる

ボクのこの新しい三拍子の曲もね

君のために同じことを祈っているんだよ

 

 1954年の真夏に、作詞家Sammy Cahnが Sinatraからの

オーダーを受けて作曲家のJule Styneに電話をします。

S.C.「やあ、フランクが今年のクリスマスのシングルのために

曲を欲しがってるよ。 White ChristmasのB面だって」

J.S.「冗談言っちゃいけないよ。White Christmasに

並べられるような曲が書けるもんか」

S.C.「まあまあ、そう言わずにさ」

アパートで落ち合った二人

「そう言えば、ワルツのクリスマスソングってあったかな?」

「ないかも。 それじゃワルツ書いてみるか」

なんてことで出来上がったそうな。(by wiki)

 

 

 

 

 

 

 

 

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I've Got My Love to Keep Me Warm(恋に寒さを忘れて)

2020-12-10 15:26:23 | 

雪が降りしきる 木枯らしも吹きつける

でも、ボクは平気さ

どんな吹雪でも構やしない

恋をしてるから暖かいんだ

最悪な十二月のことはもう思い出さない

つららがたくさんできていたって平気さ

関係ないね 恋をしてるんだもの

 

コートも手袋もいらない

恋で燃えているから 暑くって

 

心の炎は高く高く燃え上がる

だからどんなに吹雪いたって平気!

だって熱い恋をしてるんだもの!

1937年 作詞作曲 Irving Berlin 

例の"White Chiristmas"の作者です。

wikiの解説を見ると「Irving Berlinの常套的な作り方の歌。

困難な逆境を心弾む状況に好転させる主題」ですって。

いいね 

そしてさらに「クリスマス・ソングではないけれど、

多くのアーティストが自分たちのクリスマス・アルバムに

入れている曲」とも。

 

 まさに、この冬にピッタリかな、という感じです。

 

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There's No You(君がいないから)

2020-12-08 15:16:10 | 

ボクの枕の上を、鬼火のようにひっそりと

通り過ぎる秋風

その風の音の中に悲しみを感じるのは

君がいないから

 

葉を落とした木々の寂しそうなこと

夏が終わってしまったとささやいている

ボクの心の中には何の喜びもないのを知っているんだね

だって君がいないから

 

一緒に歩いた公園、歩きながら話した庭

秋が来るとこんなにも寂しく見えるのか

嵐の来そうな雲の流れ 

よく一緒に座っていた片隅も

落ち葉が埋めていく

 

春が来たら きっとまた会える

もう一度キスして 夏の輝きを取り戻すんだ

そうしたら その日からボクは もう二度と

「君がいない」と言わなくなるよ・・・

 

 今年仕込んだ「秋の歌」

歌詞の内容は "Early Autumn"とほぼ似通っていますね。

どうも欧米的季節感覚だと、

夏が終わる秋風が吹く急に寒い冬になる=恋が終わる

という方程式になっているようで、

「残暑秋風さんま紅葉」=大歓迎

の日本的な感覚とはズレがありますね

 

 

一緒に歩いた公園、

 

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恋路の果て

2020-10-29 16:35:59 | 

歩き方がちょっと速いかも 運転スピード出過ぎかも

見境なくなってるかもね

でも 失恋したての時って そんなもんじゃない?

 

ちょっと喋り過ぎかも 笑い過ぎかも

ついつい声が大きくなって 人中にいると

みんなの注目を集めちゃう

 

みんな わかってるのかなあ

ただ寂しくて 落ち込んでるんだってこと

笑っているとしても それは作り笑いなんだってこと

 

タバコも吸い過ぎ 酒も飲み過ぎだよね

リクエスト曲も空気読んでなくて

必ずラッパが思い切り吹き鳴らしてるヤツだし

 

狂ったようにいろんなことをやり急いで

それで心の隙間を埋めようとしているのさ

恋が終わったばかりのこの時に

他に何ができるって言うんだい??

 

 「喪失感」はスタンダードになっている曲の

永遠のテーマかもしれませんね

 

 それはさておき

今宵は「十三夜

そして31日(土)はBlue Moon にしてHalloween

冬の始まる前に、ロマンチック路線も怪しい路線も

大盤振る舞いです

 

 

 

 

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