銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

今だけ青レモン

2019-10-29 14:10:07 | 季節

 瀬戸田のミカン農家から青レモンが届きました。

切ってみるまで、ライムと区別がつきません。

普通のレモンよりも、皮が薄くてジュースが多い感じ。

もっとも、ずっと置いておくと熟れて黄色くなるのですけれどね

 地元広島産のジン「桜尾」とのペアリングでジンフィズ、そして

肌寒い夜に、生姜はちみつと合わせてホットドリンクをどうぞ

 


ジャズ的な

2019-10-18 14:04:20 | 

 およそアートとか芸能は、「見様見真似」で始まります。

細かい技術は先達に指導していただくほうが速い、という場合もありますが、

結局は「聴いたまま、見たまま」になぞってやってみて、さらに自分風な

やり方で身に着けていく、ということしか、会得の方法はありません。

 

 「どう歌えばジャズっぽいか」なんて、教えようとしてもできないし、

教わってもできないものはできないんですもの。

 

「こんな曲だ」とか「こういう気分を表現したい」という明確な意思があって

しかも作曲家が意図した流れとハーモニーに沿って、さほど大胆でなくとも

その人らしい心地よさを追求できるなら、それが立派な「インプロビゼーション」

の一つになるわけです。

 「なんでもいいから、2コーラス目は違うメロディーを考えて変えて

歌いなさい」などというアドバイスが、もしあるとしたら、それは

音楽を壊すことになる、と私は思っています。

 

 もともとの曲は劇中のバラードとしてできたものを、アドリブを回す演奏で

使うためにリズムを大きく変えたり、速いテンポにしたり、というのは、

もちろんジャズの楽しみの一つです。 でも、歌詞をつけて歌う側であれば、

本当に楽器のようにソレに参加できるのでなければ、歌と声と表現力の範囲内で

できるだけ自分も共演者もオーディエンスも心地よくなる表現を目指すのが

真っ当な楽しみ方だ、と固く信じております

 

 今宵は、夜は二度目の登場

バリトン・サックスの大御所にして、とっても楽しい呑み仲間

原田忠幸さんのトリオですw/森田潔(P)谷口雅彦(B)

秋の夜長、月は見えずとも、心に月明かりを灯す「凄い」演奏と

思わず笑っちゃう(ナゼ)面白トークを、あなたも

ぜひ経験してくださいませ。


新入り「リカちゃん」

2019-10-10 15:54:25 | 

 久々のニューフェイス、「CAFE LICA」は、高槻市の小さな酒造の作品。

アルコール度数31度の、甘くないコーヒー・リキュールです。

このままロックで飲んでも「アルコールの強い食後のコーヒー」として

楽しめますが、この秋のおススメ・カクテルとして、私の憧れの

「大人のカカオ・フィズ」を作ってみました。

が、苦味が強いので、酸味とぶつかり、配合はいろいろ検討の余地がありそうです。

 

 この週末、もう一つ大きな台風をやり過ごさねばならないようですが、

明日:10月11日(金)は「十三夜」

奇しくも、先月の「十五夜」と同じ、深澤芳美(P)下間哲(Tp,Vo) Duoのご出演です

江戸時代より、郭の風習としては「片月見は縁起が良くない」そうで

どうぞ明日も「裏を返しに」お出かけください。

 グラスのレモンを月に見立てて楽しみましょう

ただし、お天気の荒れないうちに、「早番」で。