曲と歌詞とは必ずしも連動していない・・・
例えばミュージカルの劇中歌のように、作曲者と作詞者が
同じ場面とキャラクターを想定して作った場合はいいのですが、
演奏家がまず演奏用の曲を作り、それがいい曲だというので、
歌う人または歌わせたい人が、タイトルから連想した歌詞を後付けしたりすると、
作曲者のイメージとはまるで違ったものが独り歩きする、という曲も多いわけです。
さらに、演奏家も歌詞をあまり気にせず、タイトルだけで
イメージした演奏をしている場合も多く、これなんかまさにそう
'Early Autumn'
「『初秋』・・・まさに今の季節にピッタリなのでお送りします」
・・・・歌詞はですね、
「・・・早すぎる秋が来て 街の空気を凍らせる・・・
4月の気分で恋は始まったのに
こんなに早く別れが来るとは思わなかった
どこかでまた会えるだろうか・・・
やり直せるものなら 二度とこんなに早い秋はごめんだよね・・・」
おいおいって感じです
個人的には、サンマのおいしい秋のうちはまだ歌いたくないなあ
街路樹が色づき、ちょっと上着の襟を立てたくなるくらいの
季節になってから・・・