銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

もう一つのバレンタイン・スペシャル

2020-02-21 15:20:15 | 

これは「ジャック・ローズ」というカクテルです。

バレンタインの前の夜に初めて見えたペアの大人の女性が

「明日はバレンタインですから。燃えるような色でお願いします

ワーオ

気合を入れてお作りしました。

私の場合、気合を入れる、というのは「甘味を控え過ぎない」ということで・・・

グレナデン・シロップは、甘いけれども、これを控えると燃えるような

バラ色にはなりません。カルヴァドスの琥珀色が勝ってしまって、

なんだか汚い感じの赤になってしまうので・・・。

その分お酒もたっぷりいれました。後でオリジナル・レシピを見たら

「2:1:1」(もう一つの要素はライム・ジュース)なのに、「3:1:1」に

しちゃってました

それでも「キレイで美味しいです」と勢いよく飲んでくださったので

この場合は作り手と飲み手の頃合いがめでたく一致していた、という

結果論です


新入り「リカちゃん」

2019-10-10 15:54:25 | 

 久々のニューフェイス、「CAFE LICA」は、高槻市の小さな酒造の作品。

アルコール度数31度の、甘くないコーヒー・リキュールです。

このままロックで飲んでも「アルコールの強い食後のコーヒー」として

楽しめますが、この秋のおススメ・カクテルとして、私の憧れの

「大人のカカオ・フィズ」を作ってみました。

が、苦味が強いので、酸味とぶつかり、配合はいろいろ検討の余地がありそうです。

 

 この週末、もう一つ大きな台風をやり過ごさねばならないようですが、

明日:10月11日(金)は「十三夜」

奇しくも、先月の「十五夜」と同じ、深澤芳美(P)下間哲(Tp,Vo) Duoのご出演です

江戸時代より、郭の風習としては「片月見は縁起が良くない」そうで

どうぞ明日も「裏を返しに」お出かけください。

 グラスのレモンを月に見立てて楽しみましょう

ただし、お天気の荒れないうちに、「早番」で。


カクテルの日!?

2019-05-13 16:08:11 | 

 寡聞にして知りませんでしたが・・・

5月13日は「カクテルの日」なのだそうです

どういうこと

以下抜粋です。

「1806年、アメリカ・ニューヨークの週刊新聞『バランス・アンド・コロンビア

・リポジトリ』(The Balance and Columbian Repository) に

「カクテル」という名称が初めて登場した。  

その翌週の5月13日号に、読者からの問い合わせに対して「カクテルの定義」が

初めて文書化された。

・・・

日本では2011年(平成23年)にバーテンダー協会4団体により制定され、

イベントが開催されている。

・・・・・・

 上記のニューヨークの新聞には「カクテルとは、酒(種類は何でも良い)に

砂糖と水とビターを混ぜた興奮飲料で 俗に「ビタースリング」と呼ばれ、

選挙運動の妙薬ということになっている」と紹介されたという。」

 

 へ~~ビックリです。

この記事の終わりのほうの「興奮飲料」「選挙運動の妙薬」という言葉について

ちょっと突っ込みたい・・・イヤ突き詰めてみたい気がしますね

 う~~ん「興奮させる」には、何を盛ろうか・・・


Old Fashioned

2019-03-04 15:16:31 | 

 この頃は、海外からのお客様もそれなりに増えました。

先日みえたアメリカンの男性(30代かな?)が、一杯目に

このカクテルを頼まれたのがちょっとうれしい驚きでした

 

 ケンタッキーのバーテンダーが、ダービーの時に作ったという

「昔風の」という名前のカクテル。 以来、ダービーに訪れるゲストたちに

これを入れるための「オールド・ファッションド・グラス」が

毎年出されて、コレクターもいるそうで。

( 以前にいただいたものはこのスタイルではなくタンブラーでしたが)

 

 さて、バーボンに砂糖と果物を加えたこのカクテルをお出ししてから

歌ったのは "I'm Old Fashioned"です。

くだんの彼と相方の女性は、手をたたいて喜んでくれました