銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

今月のカクテル

2017-01-17 15:17:56 | グルメ

カクテル名「瀬戸内パラダイス」

・・・今が旬の「大三島ネーブル」を多めに使った

スタンダードカクテル「パラダイス」のもじりです。

ジンは普通に入っているのですが、果汁を多めにしたのと

アプリコット・リキュールの甘味で、ジュースのように飲めてしまいます

(いつもの女将スタイル)

 

 みかん農家の大将によれば

「ネーブルはこれから酸が抜けて甘味が残り、どんどん甘くなります。

さわやかな酸味が勝っているのは今だけ

したがってこのカクテルに遭遇できるのは、今週中の何杯かだけ、

ということになりますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カクテル「ニコラシカ」

2016-03-10 15:51:54 | グルメ

 初めてみえたある紳士が

「こういうバーには久しぶりに来たなあ。 じゃ、最初の一杯だけ

昔先輩から教えられたカクテル頼もうかな ウォッカを

ショットグラスに注いでレモンの輪切りに砂糖を乗せたヤツ」

私「・・・ニコラシカ、ですね?」

彼「そうそう、それそれ。レモンで砂糖を包んでパクッと口に入れて

よ~~く噛んで・・・そこに酒を一気に入れて飲み込む

う~~ん、キクゼ

・・・すると、案内してきた後輩の方が

「でも、ニコラシカって、ブランデーじゃなかったでしたっけ

先「だってオレが飲まされたときはウォッカだったんだよ。」

 

 つまりその~~ほとんどのレシピはブランデーで作っています。

その時は適当なウォッカをお出しして、昔の味とは違うものの、

先輩は大いにノスタルジックな気分に浸れたわけですが・・・。

 よくよく考えてみると、ブランデーに似ているといえば似ているウォッカ

=スタルカというお酒が一番いいかな

(注:今夜のエムズではご用意できませんが。それと40度のお酒を

薄めず一気に飲むので、誰にでもはおススメできないスタイルですが。)

 

 お酒は半分は味、半分は酔い心地、そしてスパイスは

「愛情ですね」とバーテンダーはしゃあしゃあと言いますが(失礼)

実際には、記憶やイメージが大きく作用しているのは間違いありません。

だから、正しいレシピ、というものは本当に人の数だけあるのかも

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おススメの一杯

2015-01-29 14:10:03 | グルメ

ハイボール好きのお気に入り

ボトルを裏側から見ています。スワンの首のような曲線が彫り込んであって

表側から透かして見ると「S」の装飾文字

 

 そもそも「ハイボール」とは、お酒をソーダで割ったものの総称です。

細かい泡が立ち上るから、とも、列車の遮断機の張り番をしていた人たちが

「合図の球の上がるまで」の暇つぶしに飲んでいたのが語源とも言われて

いますが・・・。とにかく、昔からある「ソーダ割り」のニックネーム。

昨今の日本の現場では「ウィスキー・ソーダ」を差すことが多いようですね。

99%くらいは。 その中でも「ハイボール」と言えば自動的に「〇ハイ」が

出てくると思っている方が30%くらい。「ウイスキー」と言っておいて

「じゃあバーボンで」とおっしゃる方が20%。(ウィスキーはアメリカン以外の

モノを差すことが多い) ちなみに「バーボン」は、アメリカンの中でも

ケンタッキー産のものを差すニックネームです。あ~~メンドクサイ

と思われました?  現場の慣習をレポートしただけです。

肝心なのは、飲みたい人が作り手に正確に伝えられることなのですから

現場や業界の符丁を覚えて生半可に使う必要はありません。

お寿司屋で「上がり」と頼むより「お茶を」というほうが好ましいのと同じです。

 

 で、写真の「S」のついたジャパニーズ・ウイスキー

ボトルも中身もオリジナルとは違っていますが、ハイボールにとても合う

と、現在女将は思っております

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする