このステキな一日もやがて暮れてゆく
仕方ないね
ため息をつきながら
僕たちは別れを告げる
一緒にしたこと 歩いた道・・・ 何もかもに
これからは一人ぼっち
この四月のことはずっと忘れないだろうな
とてもいい想い出として
君は確かに愛をくれた
君の唇は温かく
僕たちの恋も そして春も 生き生きとしていた
物寂しい秋が来ても
四月の恋と 君を思い出せばきっと 僕は大丈夫
炎はやがて埋火となって消えてゆく
炎も恋も 燃え上がるのはほんのひととき
忘れられないだろうけれど
でも、思い出せばきっと微笑みの浮かぶ記憶として
この四月は僕の心に残るよ
もともとは1942年の、あるコメディーの挿入歌として書かれた曲。
歌、というよりも昨今では、器楽演奏の題材として取り上げられる
定番のようですね。
本当に、今年の四月はきっと誰も忘れないでしょう。
まるで違った意味合いで・・・
まばゆいばかりの初夏を感じる、
この四月最後の日に、想いを込めて。
(演奏をお聴かせできるといいのだけれど。)