シャボン玉
作詞 野口 雨情 /作曲 中山 晋平
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた
風 風 吹くな
シャボン玉飛ばそ
よみうり タウンニュースに「亡き娘と時代への祈り」と題して
「シャボン玉」の物語が出ていた。
雨情の孫で「野口雨情生家資料館」代表の野口不二子さんのお話です。
この歌は軽快なメロデーでシャボン玉を飛ばしながら楽しんで歌う歌と思っていました。
しかし、雨情が二番目に生まれたミドリちゃんが生まれて8日目に亡くなって
その子をしのんで書いたものだそうです。
本当は歌詞をかみしめて、語りかけるように歌ってほしいそうです。
以前に公民館で不二子さんの講演を聞いたことがあります
野口雨情がどんな詩人だったのか興味をもち
「野口雨情物語」をかいました。
絵本形式の本です。
上の写真はこの本の中の絵の一部を載せました。
詩を作るのに推敲に推敲を重ねて、余分な言葉はことごとく省いて
簡潔な詩を作ることを心がけていたそうです
茨城県北茨城市(旧磯原村)出身の詩人で
「あの町 この町」「七つの子」「赤い靴」など馴染みの歌詞を沢山作っています。