震災句

春寒し避難所夕餉菓子を分け

炊き出しの飯暖かし浅き春

春ストーブ避難所静か夜半に入る

初春晴れ給水を待つ一時間

サーチライト灯し避難所朧月

避難所の初春に目覚め足さすり

卒業式震災の無事涙せり

震災の店の品無く菊菜買ひ

息子の来たり震災の家黄水仙

涅槃雪震災の屋根シート取れ

震災や晴天の空春の昼

ブルーシート一人一枚弥生かな

震度五弱時計落ちたり朧月

春寒やガソリンを買ふ長き列

白木蓮屋根修理への気重かな

彼岸会や倒壊墓石に手を合わせ

佐保姫やハウスと記す菜の袋

春半ば店の牛乳消へてをり

東北関東大震災

我が家はこんな状況になりました。
その日は病院に居たので怪我もなくパニックになることもありませんでした。
しかし家に帰ってきて唖然としました。当日と次の日は避難所で夜をすごしました。
役場で炊き出しをしてくれて、おにぎりを作ってくれました。二日目は体温を
測ってくれたり、ヨーグルトやソーセージなど栄養にも気を配ってくれました。
停電で暗く寒く大変でしたが役場の方々には感謝です。
津波で多くの犠牲者が出た東北の被災者、福島の原電で大変なことになっている
福島の方々のニュースを聞いて心が痛みます。
ガソリンを求めて今日も長い列が出来ていました。
我が家でもガソリンのメモリが半分になっています。
むやみに走れません。

類を見ない災害で不安と混乱で、菅首相しっかりしてください。

好きな情景

３月４日　６時２０分撮影
年に一度だけ朝日と建物が向き合ってこのような美しい
景色が現れます。

ザゼンソウ

今年も茨城県植物園の水生公園に
可愛い座禅草の苞が出ていました。
今年は花が少なくて淋しい感じです。
２月２７日に行きました。よく晴れた暖かな日でした。