趣味の小箱

ばあーばの気儘な部屋
 絵手紙と写真を楽しんでいます。

運動不足に気付いた年でした

2006-12-30 16:18:32 | 健康に関すること
 今年は足腰の痛みで、整形を受診して股関節臼蓋形成不全を指摘され
しかし手術する状態ではないということで、筋力を鍛えるようにと強く諭され
今までの生活を反省し、筋力アップの体操や、散歩が仕事のような生活をして
痛みが緩和され、つくづく、運動不足に気付かされました。

そして、11月に受けた住民検診では心臓の異常で要医療と通知が来てびっくりしました。トレッドミルの検査を受けて、心拍数を134までの目標が途中で脚の腿が痛み、ベルトコンベヤーの速さに追いつけず中断しました。目標の80パーセントだったと聞かされました。ここでも運動不足と言われがっかり。
運動負荷の心電図が狭心症の疑いがあるということで、心臓のカテーテル検査を進められました。

おまけに、総コレステロール値が241で、高コレステロール食の栄養指導を受けました。卵は一週間に一個、魚卵類は食べるのを控えるように、卵や生クリームを使った菓子などを控えるようにとの説明でした。
食事を気をつけてみて、値が下がらなければ、薬を出しますと言われる。
薬を飲めば胃のトラブルで苦しむようになりますので、薬を飲まなくて良いように、食事を頑張りたい。

それにもう一つ、肺に浸潤せいの陰影があると通知がきて、これまたビックリ、
来年CT検査をすることになりました。

自分の体は自分で守らねばと思いながら、生活習慣病がじわりじわりと現れてきています。

いろいろあった、一年でしたが皆さんに励まされながら楽しくブログを更新することができました。来年も頑張りますので、宜しくお願いいたします。

皆さんどうぞ良いお年をお迎えください。

蓑虫~3~

2006-12-27 17:08:55 | 気になる動物・植物


  ♪早々とプランターの菜の花が咲きました♪


 ミノムシについて
 
 オオミノガ  分類・・チョウ目・ミノガ科・学名:Eumeta japonica
英名:Bagworm(袋虫)

 蓑虫は、ミノガ科の幼虫・一般にはその中でもオオミノガの幼虫を指す。
バラ科やカキノキ科などの果樹の葉を食害する。
わらで作った雨具「蓑」に形が似ているために「ミノムシ」と
呼ばれるようになったらしい。

【ミノムシの一生】

 オオミノガは、蓑の内部で終令幼虫のまま越冬する
6月~8月にかけて羽化する。ガの形になるのは雄・このとき雄の口が退化する。雌は無翅・無脚で、蓑内に留まる。雄同様に口が退化する。

雄は雌のフェロモンに引かれて夕方頃飛行して、蓑内の雌と交尾する。

雌は蓑内に1000個以上の卵を産卵する。
しばらくすると、雌は蓑から小さな干からびた形で蓑から落ちて死んでしまう。

二十日前後で孵化した幼虫は蓑の端から糸を垂らし、風に乗って分散する。

幼虫のまま6月~10月にかけて7回脱皮を繰り返し、終令の幼虫に達する。

 〈以上ウィキペディア百科事典より〉

 私が始めて庭で、蓑虫を見たのは4年前の南天である。
沢山の蓑虫がぶら下がっていた。私はその時いや~いっぱいいるなあ~
と思ったが、たかが蓑虫と思って放置した。
その後それはどうなったか知らない。

そして3年前月桂樹に異変が起きた。
何月頃だったか、粉のような虫が樹の周りにワ~と群がって
飛んでいるのを見た。何が起きたのか分からないでいたが
月桂樹が5本立ちになっているうち2本が枯れた。

樹の皮がめくれて、ガサガサになり無残になっている。
良く見ると小さな蓑虫がいっぱい居るのに気が付いた。
もしかしたら、樹が枯れたのは蓑虫の仕業?
今年も蓑虫との攻防が続いている。

蓑虫~2~

2006-12-25 11:02:46 | 気になる動物・植物


   蓑の虫にもいろいろなファッションが・・・・


 「蓑虫」は秋に蓑を作るので俳句では、秋の季語になっています。
そして、『蓑虫鳴く』という季語もある。これはどんなことだろうと思ったら

 清少納言の枕草子に『蓑虫、いとあわれなり。鬼の生みたりければ、親に似てこれも恐ろしき心あらんとて・・・・八月ばかりになれば、「ちちよ、ちちよ、」とはかなげに鳴く、いみじうあわれなり」
と書いてあるところかららしい。

 松尾芭蕉がーーーみのむしの音(ね)をききにこよ草の庵(いお)
という俳句を作っている
蓑虫に何も音がないはずなのに、どんな意味なのかと思ったら
俳友にこの句を送って秋の虫の音を聴く会を開きますので
芭蕉庵へ来るようにと誘ったものだそうです。

 高浜虚子のーーーー蓑虫の父よと鳴きて母もなし
という句もある。

蓑虫は季語辞典によれば、副題として
 鬼の子・鬼の捨子・みなし子・親無し子・木樵虫(きこりむし)・蓑虫鳴

がある、何だか哀れな蓑虫である。
寒さの厳しい地方では、低温期間が長引くと春まで
生き延びることができずに、なくなってしまうこともあるそうです。
分布域は{関東・中部・近畿・中国・四国・九州・沖縄}です

 寺田寅彦はエッセイの中で、
『子供の時分に、蓑虫の裸にしたのを、細かに刻んだいろいろの布片と
一緒にマッチの空き箱のなかに入れて、五色の蓑を作らせようとしたことがある。
この試験の結果は虫は死んで期待を裏切った。』と書いてありますが
『ウイキペディア』事典によると、{ミノムシは毛糸のくずや細かく切った
色紙の中に幼虫を入れると色鮮やかな蓑を作り
子供の遊びとして広く知られていた。}
と書いてあります。本当にこんなことが出来たら楽しいかも知れませんが
でも、蓑虫の身になったら、迷惑なことですね。

蓑虫にはいろいろな種類があるようですが、「オオミノガ」の幼虫は
しっかりした糸で木にぶらさがっているので、今の時期は
何も食べないで越冬するのだろうか?

家の月桂樹にいる蓑虫は小さくて、葉の繁った中に居て
葉や茎を食べてしまいます。
主人に、ほらほら蓑虫が頭を出して動いているから見て!見て!
と言ったら「俺はいいよ!気持ち悪いから見たくない!」
と見ようとしません。キャタスに乗って枝をかき分けて
一匹一匹捕って退治するのは私の役目です。

   もう一回続き」を書きます・・・・

 11月に町民検診を受けたら
心電図の検査で
「房室伝道障害・虚血性所見」というたいそうな
名前がかいてあった。それで今日は午後から
「トレッドミル」の検査がある。


蓑虫

2006-12-24 14:53:07 | 気になる動物・植物
  


 何気なく、新聞を読んでいたら、「気の知れない小哲学者」
と題して「寺田 寅彦」の蓑虫を観察したエッセーについて書いてあった。
何日か前に、散歩していて杏の木に大きな蓑虫がぶら下がっているのを見ていた
ので、これを読んで私の好奇心が膨らんだ。
それで、『科学と科学者のはなし 寺田寅彦のエッセイ集」を
読んでみる事にした。

 「・・・蓑虫自体は眠っているのか、あるいは死んでいるのか、
ともかくこの干からびた蓑を透して中に隠れた生命の断片を
想像するのは困難なように思われた。」
「いま、僕の目の前の紅葉の枝に蓑虫が一匹いる。
僕は蟻や蜂や毛虫や、たいがいの虫について、その心持と
いったようなものを想像することができると思うが
この蓑虫の心持だけはどうしてもわからない。」

 面白いことが書いてあった。
このエッセーは1920年11月に書いたものであるが
今、師走になって、寒風にさらされて、裸木にぶらさがっている、
蓑虫を見ると、なるほどこの蓑の中でどんな心持で
いるのだろうかと考える。

私にとって、蓑虫はこんな叙情的なものではなく
大事な月桂樹を食い荒らして枯らしてしまう
敵なのです。しかし、現実的なことばかりではなく
叙情的は心持になって、調べてみると
いろいろなことが出てきた。

  続く・・・・

今年のまとめ

2006-12-17 14:52:47 | つぶやき
 息子と夫の短歌の小冊子ができた。
短歌雑誌に一年間投稿して掲載されたものを
その月々パソコンに入力して印刷したものである。

表紙は簡単に無料素材を印刷して、その上に文字を印刷した
のです。ただ文字を印刷したといっても
文字の位置や、色刷りした上に文字を載せるとぼけるので
その点を何度か調整した。

こうしてまとめてみると、うすくて、小さなものだけれど
一年間継続してまとめるのは、なかなか根気が要る。
これで私の一年間のしめくくりができました。

葉牡丹

2006-12-05 12:02:51 | つぶやき
 夫の希望で、ミニ葉牡丹をプランターに植えた。
ミニ葉牡丹は「寄せ植えにするといいよ」と言ったのですが
葉牡丹だけで植えたいというので、ミニプランターに
3個を植えた。

葉牡丹を見ると、いつも肺を手術して退院した時のことを思い出します
12年前のことですが、4月初めに入院して1ヶ月ぶりに退院して
帰宅してみると、私が庭に植えておいた、葉牡丹がみごとな花を
咲かせていたのです。キラキラして、まばゆい花は退院のお祝いには
ぴったりでした。

「早期で幸運だったと思いますよ」医師のその言葉がすごく嬉かった
その言葉をバネに一ヶ月後の娘の結婚式に向けて、リハビリを開始しました
家の中を歩くことから始めて、庭へ出て、道路へ出てと
自分なりに訓練して、無事に結婚式に出られました。
あのころは、若かったし気力もあったなあー、と懐かしいものが
あります。

実際いまになって、ネットで「がん」との壮絶な闘いを知り
たまたま、偶然に早期で発見されたことは、幸運だったと実感する
ようになった。苦しい手術だっただけに、手術したことが
良かったのかどうか、しばらく悩んだ時期もあった。
当時は早期がんであっても、手術の傷は大きく
今でもケロイドになって、一部は目立つけれど
温泉なども平気で入ってしまう。

がんは、早期発見早期治療というけれど、
私の発見当時のことを考えてもなかなか難しいものがある
と思う。がんの検診は臓器別に検査しないと
それぞれのがんは見付からない
今でも臓器別に受けるがん検診は、あれもこれもは
なかなか出来にくく、いまもって
何もないのは不思議なくらいかも知れない。