現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

内村航平床の銀で締めくくり(大会第10日)

2012年08月06日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技9日目。

陸上は女子マラソンが行われた。およそマラソンをするとは思えないコースであるという話は聞いていたけど、レースの様子を見ていると、ホントに驚いてしまう。商店街の細い道に石畳、くねくねと直角に曲がる道と、まるで某テレビ番組のミニマラソンのようだった。レースの背景として移し出される背景は、確かに美しいロンドンの街並みだったけど…。やはりマラソン向きではないよね。

そんなコースで行われるから、レース前は高速レースにはならないという予測だったんだけど、終わってみれば、シドニーで高橋尚子選手が打ち立てた記録よりも良いタイムでの終了。何だかよく分からないレースだったという印象が残った。実際のところとしては、ケニア、エチオピアのアフリカ勢がペースの上げ下げでコントロールをしていたようだ。

日本からは尾崎好美選手、木崎良子選手、重友梨佐選手が出場していたが、木崎選手の16位が最高だった。中盤までは上位で粘っていたけど、力及ばず。やはりまだまだアフリカ勢を追い越すのは難しいようだ。

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卓球は男子団体準々決勝で日本は香港と対戦。

女子マラソンの真裏で行われていたので、テレビの2画面表示にして経過を追うのみだったけど、5試合目までもつれる熱戦だっただけに勝って欲しかったなぁ。

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体操は種目別決勝が行われ、床に内村航平選手が登場。

昨年の世界体操で見せたG難度の大技は回避したけど、ポイントなる着地をほぼ完璧に止める見事な演技だった。15.800という高得点で金メダルも見えたと思ったのも束の間。中国のスウ・ガイ選手もこれまた完璧な演技を見せて、15.933と上を行かれてしまった。結果は2位だったけど、実施点ではスウ・ガイ選手に勝っているところが内村選手の凄いところだ。種目別決勝の競技はまだ残っているけど、内村選手の出番はこれで最後になった。

内村航平選手!
銀メダルおめでとう!!


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女子バレーボールは予選グループ最終戦で地元イギリスと対戦。ここまで2勝2敗と、すでに決勝トーナメント進出は決めていたので、あとは勝って順位を1つでもあげることが必要になる。

とはいっても、相手は地元開催で初出場となったイギリスだけに勝つ以上に内容が課題だった。ここまでの試合はほとんど見てなかったけど、この試合は何だかサーブミスがポロポロと出て、余計な得点を与えてしまっている印象が強かった。(ただ、試合後のインタビューで眞鍋監督がこの予選グループではサーブが良かったと言っていたので、今日が特別悪かったのだろう。)

次は準々決勝。悲願のメダルに向けて大きな山となる試合だけにきっちりと仕上げてきて欲しい。

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シンクロはデュエットのテクニカルルーティンが行われた。日本は乾友紀子選手、小林千紗選手のペアが登場。回転技の終盤がずれているように感じた以外はミスのない演技に見えた。


途中から見ていたのでロシアの演技は分からないが、中国のペアに比べると演技の見せ方やダイナミックさがやや及ばないような気がした。5位と出遅れた感じが否めなかったけど、スタジオゲストの小谷実可子さんによると、以前後塵を拝したウクライナより上にいるので上出来なのだそうだ。ここ数年、あまりシンクロの結果などを気にして来なかったけど、今はもう中国やスペインを追う立場のようだ。

北京五輪でも銅メダルを死守したデュエットだけに、少しでも良い順位で終えて欲しい。
コメント
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