ロンドンオリンピックは競技12日目。
ついに始まった女子レスリング。48kg級には小原日登美選手、63kg級にはオリンピック3連覇がかかる伊調馨選手が出場。
二人とも盤石の試合運びで準決勝へ。準決勝ではさすがに実績のある選手だけに、圧倒するまでには至らなかったけど、それでも1ピリオドも落とさず決勝へ。
まずは48kg級の小原選手の決勝戦。第1ピリオドでは、やや硬さの見える入りで先にポイントを取られてしまう。しかし第2ピリオドからは落ち着きを取り戻して攻め続けて、第2、第3ピリオドを連取。見事に金メダルを決めた。
オリンピックで開催されない51kg級を主戦場として世界王者にもなっていた悲運の選手。オリンピックでは開催されない3階級を主戦場としている選手にとっては、階級を変えることだけでも大変だろうに、さらに各階級で代表として頭一つ抜けている選手がいるということは大きな壁だろうと思う。
48kg級の代表として君臨していた伊調千春選手の引退や、同階級を主戦場としていた妹の引退で巡ってきたチャンスを見事にものにしたのだから、もう本当に凄いとしか言いようがない。
小原日登美選手!
金メダルおめでとう!!!
続いて63kg級の伊調選手の決勝戦。第1ピリオドで正面からの果敢なタックルでポイントを先取して取る。続く第2ピリオドは相手の片足タックルを受けるも、ポイントを与えずに凌いで逆に後ろに回ってポイント先取。その後も加点し、相手を圧倒。他を寄せ付けない圧倒的な内容で、3連覇を達成した。
伊調馨選手!
金メダル、そして3連覇達成おめでとう!!!
インタビューで次の大会の可能性について口にしていたけど、そんなことになったら、あの“霊長類最強の男・カレリン”をも越えることになるのよ?うーん、見たい気もするけども。まだ今は考えない方がいいのだろう。
… …
陸上では、やり投げの予選Aグループに村上幸史選手が登場。しかし、記録が伸びず予選敗退となってしまった。予選B組には、日本選手権でその村上選手に勝ったディーン元気選手が登場するので、好記録を期待したい。
男子200m準決勝には、高平慎士選手と高瀬慧選手が登場。しかし、二人ともそれぞれの組で8位という結果で、やはり決勝の壁は高かった。そして、やはりボルトは速い!予選ほどじゃないにしろ、後半は流しているのに抜けているのだから唖然としてしまう。2冠達成は盤石のようだ。フライングさえなければ…。
その他では、十種競技に右代啓祐選手が出場。この種目の日本人の出場はなんと48年ぶりとのこと。跳ぶ、走る、投げるを一人でやるとは、凄い競技だなぁ。しかも、各種目で道具が違うから、靴は10数足、やり、棒高跳びの棒を持って転戦しているというのだから大変。
記録はあまり伸びていないようだけど、世界の扉を叩いた功績自体が大きいのだと思う。道具や環境での苦労がオリンピック出場によって少しは軽減することを願うばかりだ。
ついに始まった女子レスリング。48kg級には小原日登美選手、63kg級にはオリンピック3連覇がかかる伊調馨選手が出場。
二人とも盤石の試合運びで準決勝へ。準決勝ではさすがに実績のある選手だけに、圧倒するまでには至らなかったけど、それでも1ピリオドも落とさず決勝へ。
まずは48kg級の小原選手の決勝戦。第1ピリオドでは、やや硬さの見える入りで先にポイントを取られてしまう。しかし第2ピリオドからは落ち着きを取り戻して攻め続けて、第2、第3ピリオドを連取。見事に金メダルを決めた。
オリンピックで開催されない51kg級を主戦場として世界王者にもなっていた悲運の選手。オリンピックでは開催されない3階級を主戦場としている選手にとっては、階級を変えることだけでも大変だろうに、さらに各階級で代表として頭一つ抜けている選手がいるということは大きな壁だろうと思う。
48kg級の代表として君臨していた伊調千春選手の引退や、同階級を主戦場としていた妹の引退で巡ってきたチャンスを見事にものにしたのだから、もう本当に凄いとしか言いようがない。
小原日登美選手!
金メダルおめでとう!!!
続いて63kg級の伊調選手の決勝戦。第1ピリオドで正面からの果敢なタックルでポイントを先取して取る。続く第2ピリオドは相手の片足タックルを受けるも、ポイントを与えずに凌いで逆に後ろに回ってポイント先取。その後も加点し、相手を圧倒。他を寄せ付けない圧倒的な内容で、3連覇を達成した。
伊調馨選手!
金メダル、そして3連覇達成おめでとう!!!
インタビューで次の大会の可能性について口にしていたけど、そんなことになったら、あの“霊長類最強の男・カレリン”をも越えることになるのよ?うーん、見たい気もするけども。まだ今は考えない方がいいのだろう。
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陸上では、やり投げの予選Aグループに村上幸史選手が登場。しかし、記録が伸びず予選敗退となってしまった。予選B組には、日本選手権でその村上選手に勝ったディーン元気選手が登場するので、好記録を期待したい。
男子200m準決勝には、高平慎士選手と高瀬慧選手が登場。しかし、二人ともそれぞれの組で8位という結果で、やはり決勝の壁は高かった。そして、やはりボルトは速い!予選ほどじゃないにしろ、後半は流しているのに抜けているのだから唖然としてしまう。2冠達成は盤石のようだ。フライングさえなければ…。
その他では、十種競技に右代啓祐選手が出場。この種目の日本人の出場はなんと48年ぶりとのこと。跳ぶ、走る、投げるを一人でやるとは、凄い競技だなぁ。しかも、各種目で道具が違うから、靴は10数足、やり、棒高跳びの棒を持って転戦しているというのだから大変。
記録はあまり伸びていないようだけど、世界の扉を叩いた功績自体が大きいのだと思う。道具や環境での苦労がオリンピック出場によって少しは軽減することを願うばかりだ。