現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

吉田沙保里3連覇達成!!なでしこは銀!(大会第14日)

2012年08月10日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技13日目。

陸上では、昼の部でマイルリレーの予選が行われた。ここ数年、国際大会では決勝に進めないだけに、良い走りをして欲しいと願っていたのだが…。組内順位7位(1チーム棄権)で予選敗退。やはり1走、2走で上位に付けないと、バトンタッチの混雑で一気に遅れてしまう。それを見越してのリレー順なのだろうけど、地力がまだ追いつかないといったところか。

… …

レスリング女子は55kg級に3連覇を目指す吉田沙保里選手、72kg級に2大会連続銅メダルの浜口京子選手が出場。

72kg級の浜口選手はまさかの初戦敗退。浜口選手に勝った選手も準々決勝で敗退し、浜口選手の敗者復活戦への道も閉ざされてしまった。この大会で引退を示唆していることもあり、今度こそ金メダルをと思っていたのだが、残念な結果だった。

55kg級の吉田選手は、危なげない試合運びで準決勝へ進出。準決勝の相手は今年吉田選手の連勝を止めたロシアのジョロボア選手。もっと苦戦するかと思いきや、落ち着いて相手の動きを制し、第1、第2ピリオドを連取して決勝進出を決めた。

決勝では、吉田選手よりもさらに低く構える相手に、攻めあぐねているように見えた。しかし、全ては決められたゲームプラン通りだったのか、1分半を過ぎる頃にタックルを決めて第1ピリオドを取ると、第2ピリオドもほぼ同じようなタイミングでタックルを決めてポイントを奪った。まさに完勝。見事に3連覇を達成した。

吉田沙保里選手!
金メダル!3連覇おめでとう!!!


… …

バレーボール、火の鳥NIPPONは準決勝でブラジルと対戦。予選ではやや調子を落としてグループ4位。しかし、準々決勝ではロシアに勝利。やはり厳しい相手であることに違いはないようだ。

第1セットの中盤まではサイドアウトの繰り返しで競っていた日本だったけど、徐々にサーブレシーブで崩されるようになると、当然センター線は使えないし、スパイクも決定率が低くなる。頼みの木村沙織選手にも、厳しいトスが多かった。そして何より、ブラジルの守備が堅かった。サーブで崩れない、スパイクレシーブがしっかり上がる。

日本も佐野選手を中心に何度もディグを上げていたんだけど…。追いつけなかった。セットカウント 0 - 3 のストレート負け。さすがにここまでやられるとは思っていなかったのでショックだった。

でもまだメダルの可能性がなくなったわけではない。3位決定戦に向けてもう一回立て直して欲しい。相手は何の因果か韓国。負けられない永遠のライバルに勝って銅メダルを取ってくれ。

… …

陸上の夜の部では、男子200m決勝が行われた。フライングなくスタートし、ボルトが快走。コーナーを出たところですでにトップでそのまま譲らず。ブレークも引き離されることなく2位。そして、3位にもジャマイカの選手が入って、何と驚きの1・2・3フィニッシュ。ジャマイカ勢、強すぎ…。

その他、女子400mリレー予選に日本も出場。しかし、結果は振るわず。やはりスプリント種目は壁が高いなぁ。それでも、ようやく世界の舞台で戦うところまで来たのだから、次へ活かして欲しい。

… …

バレーボールと同時間帯に行われていた女子サッカー決勝戦。

良い勝負だった。2失点から1点を返して、何度も好機があった。何度も危ない場面を凌いだ。しかし、あと1点が遠かった。1 - 2 で敗れはしたけど、本当によく戦った。見事な銀メダル獲得。

なでしこジャパン!
銀メダルおめでとう!!
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レスリング小原、伊調馨金メダル!(大会第13日)

2012年08月09日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技12日目。

ついに始まった女子レスリング。48kg級には小原日登美選手、63kg級にはオリンピック3連覇がかかる伊調馨選手が出場。

二人とも盤石の試合運びで準決勝へ。準決勝ではさすがに実績のある選手だけに、圧倒するまでには至らなかったけど、それでも1ピリオドも落とさず決勝へ。

まずは48kg級の小原選手の決勝戦。第1ピリオドでは、やや硬さの見える入りで先にポイントを取られてしまう。しかし第2ピリオドからは落ち着きを取り戻して攻め続けて、第2、第3ピリオドを連取。見事に金メダルを決めた。

オリンピックで開催されない51kg級を主戦場として世界王者にもなっていた悲運の選手。オリンピックでは開催されない3階級を主戦場としている選手にとっては、階級を変えることだけでも大変だろうに、さらに各階級で代表として頭一つ抜けている選手がいるということは大きな壁だろうと思う。

48kg級の代表として君臨していた伊調千春選手の引退や、同階級を主戦場としていた妹の引退で巡ってきたチャンスを見事にものにしたのだから、もう本当に凄いとしか言いようがない。

小原日登美選手!
金メダルおめでとう!!!


続いて63kg級の伊調選手の決勝戦。第1ピリオドで正面からの果敢なタックルでポイントを先取して取る。続く第2ピリオドは相手の片足タックルを受けるも、ポイントを与えずに凌いで逆に後ろに回ってポイント先取。その後も加点し、相手を圧倒。他を寄せ付けない圧倒的な内容で、3連覇を達成した。

伊調馨選手!
金メダル、そして3連覇達成おめでとう!!!


インタビューで次の大会の可能性について口にしていたけど、そんなことになったら、あの“霊長類最強の男・カレリン”をも越えることになるのよ?うーん、見たい気もするけども。まだ今は考えない方がいいのだろう。

… …

陸上では、やり投げの予選Aグループに村上幸史選手が登場。しかし、記録が伸びず予選敗退となってしまった。予選B組には、日本選手権でその村上選手に勝ったディーン元気選手が登場するので、好記録を期待したい。

男子200m準決勝には、高平慎士選手と高瀬慧選手が登場。しかし、二人ともそれぞれの組で8位という結果で、やはり決勝の壁は高かった。そして、やはりボルトは速い!予選ほどじゃないにしろ、後半は流しているのに抜けているのだから唖然としてしまう。2冠達成は盤石のようだ。フライングさえなければ…。

その他では、十種競技に右代啓祐選手が出場。この種目の日本人の出場はなんと48年ぶりとのこと。跳ぶ、走る、投げるを一人でやるとは、凄い競技だなぁ。しかも、各種目で道具が違うから、靴は10数足、やり、棒高跳びの棒を持って転戦しているというのだから大変。

記録はあまり伸びていないようだけど、世界の扉を叩いた功績自体が大きいのだと思う。道具や環境での苦労がオリンピック出場によって少しは軽減することを願うばかりだ。
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火の鳥NIPPONベスト4!!(大会第12日)

2012年08月08日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技11日目。

バレーボールは準々決勝で中国と対戦。アテネ、北京と越えられなかった準々決勝の壁を越えて欲しいと願いながらの観戦。(政治が妙な動きを見せたおかげで途中からの中継になったじゃないのさ!)

難敵である中国が相手にも関わらず、第1セットを逆転で制した。この時点でいつもとは違った空気があると感じてはいたけど、すんなりとは行かず。試合はフルセットまでもつれた。

第5セットも一進一退の攻防が続いてデュースまでもつれた。最後はピンチサーバーで出てきた中道選手のサーブで見事に連続得点。悲願のベスト4へ進出した。それにしても、この試合は、最後の中道選手投入といい、第3セットの2枚替えといい、眞鍋監督の采配がバッチリと機能していた。

フルセットまでもつれたから、ホントにハラハラドキドキだったけど、この壁を越えたことはホントに凄い。まだメダルを獲得したわけではないけど、手の届くところまで来た。あと少し、強い気持ちで向かって欲しい。

準決勝進出おめでとう!
そして、がんばれ!火の鳥NIPPON!!


… …

シンクロはデュエット決勝フリールーティンが行われた。

日本の乾選手、小林選手の演技順は最後。日本の番までにロシアの優勝が確定。さらにスペインに抜かれて3位となっていた中国とも得点差が99点あって、メダル獲得はほぼ不可能という状況だった。

各国前日のフリールーティンの得点を上回る得点を出している中、日本もしっかりと得点を伸ばしたけど…。5位という順位を守るにとどまった。

演技内容に対する感想は前日と変わらないので割愛(素人目で違いが分かるほど、大きなミスや相違点はなかった)。メダルを逃したことは残念だけど、挑戦者として上位との差を縮めていくしかないんだろうなぁ。

… …

卓球女子団体は中国との決勝戦が行われた。

第1試合のシングルスには福原愛選手、第2試合のシングルスには石川佳純選手が出場したが、シングルスで金メダル、銀メダルを取った中国の選手に圧倒された。
連敗して迎えた第3試合のダブルスには、平野早矢香選手と石川選手が出場。ゲームカウント 0 - 2 から第3ゲームを取り返したが、善戦空しく敗れた。金メダルには届かず。

しかし、見事な銀メダル獲得。

福原愛選手!
石川佳純選手!
平野早矢香選手!
銀メダルおめでとう!!


… …

サッカー男子は準決勝でメキシコと対戦。

大津選手が先制して、これは行けるゾ!と思ったのだが、同点を許し、勝ち越しを許し、最後はダメ押しを喰らってしまった。ミスからの失点というのが残念なところだけど、この試合ではここまでに比べてミスが目立ったように思うので、致し方ないと言うべきか。

男女ともに決勝進出となれば最高だったけど、まだ3位決定戦が残っているから、もう一度修正点を確認して、銅メダルを獲得して欲しい。
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なでしこ決勝へ!(大会第11日)

2012年08月07日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技10日目。

シンクロのデュエットはフリールーティンが行われた。ロシアの演技、表現力、同調性、高い技術が飛び抜けているのは明らかだった。見ていてゾクゾクしてくるほどだった。日本の乾選手、小林選手のペアも前日のテクニカルに比べたら、同調性が格段に良くなっているのが分かった。ロシアは別格として、中国、スペイン、カナダとはそれほど差がないように見えるだけに、順位を引っ繰り返せないのが悔しい。5位で決勝へ。というか、今日で決着するんじゃないのか…。と、思ってしまった。

… …

体操は引き続き種目別が行われ、女子の段違い平行棒に鶴見虹子選手が登場。

シンクロの後で、フジテレビの録画放送の方を見たんだけど、鶴見選手のときだけ、映像のアングルが変わってしまったのが残念だった。これといってミスのない演技に見えたけど、難易度が他の選手よりもやや低く、実施点もあまり出ていなかった。結果は7位だったけど、インタビューでは納得の表情。お疲れ様でした。

… …

そして、何と言っても女子サッカーの準決勝、フランス戦。

前半にフランスのゴールキーパーがファンブルしたところを大儀見選手が押し込んで先制点。後半には阪口選手がヘッドで合わせて追加点。そこからはフランスに攻め込まれるシーンがかなり続いた。1点返され、終盤は冷や冷やするシーンがあったけど、何とかしのいだ。初の決勝進出で銀メダル以上が確定。

ここまできたらもう、優勝しかないでしょう。がんばれ!なでしこジャパン!!

… …

陸上では女子200m予選に福島千里選手が登場。

序盤は良い走りに見えたけど、後半の伸びがなかった。映像では最後は見切れてしまい、上位選手に完全に置き去りにされた格好だった。タイム的にも自己ベストには程遠い。レース後のインタビューでは、自分の走りが出来ていない原因を把握し切れていないようだった。リレーに向けて何とか上手く調整して欲しい。

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内村航平床の銀で締めくくり(大会第10日)

2012年08月06日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技9日目。

陸上は女子マラソンが行われた。およそマラソンをするとは思えないコースであるという話は聞いていたけど、レースの様子を見ていると、ホントに驚いてしまう。商店街の細い道に石畳、くねくねと直角に曲がる道と、まるで某テレビ番組のミニマラソンのようだった。レースの背景として移し出される背景は、確かに美しいロンドンの街並みだったけど…。やはりマラソン向きではないよね。

そんなコースで行われるから、レース前は高速レースにはならないという予測だったんだけど、終わってみれば、シドニーで高橋尚子選手が打ち立てた記録よりも良いタイムでの終了。何だかよく分からないレースだったという印象が残った。実際のところとしては、ケニア、エチオピアのアフリカ勢がペースの上げ下げでコントロールをしていたようだ。

日本からは尾崎好美選手、木崎良子選手、重友梨佐選手が出場していたが、木崎選手の16位が最高だった。中盤までは上位で粘っていたけど、力及ばず。やはりまだまだアフリカ勢を追い越すのは難しいようだ。

… …

卓球は男子団体準々決勝で日本は香港と対戦。

女子マラソンの真裏で行われていたので、テレビの2画面表示にして経過を追うのみだったけど、5試合目までもつれる熱戦だっただけに勝って欲しかったなぁ。

… …

体操は種目別決勝が行われ、床に内村航平選手が登場。

昨年の世界体操で見せたG難度の大技は回避したけど、ポイントなる着地をほぼ完璧に止める見事な演技だった。15.800という高得点で金メダルも見えたと思ったのも束の間。中国のスウ・ガイ選手もこれまた完璧な演技を見せて、15.933と上を行かれてしまった。結果は2位だったけど、実施点ではスウ・ガイ選手に勝っているところが内村選手の凄いところだ。種目別決勝の競技はまだ残っているけど、内村選手の出番はこれで最後になった。

内村航平選手!
銀メダルおめでとう!!


… …

女子バレーボールは予選グループ最終戦で地元イギリスと対戦。ここまで2勝2敗と、すでに決勝トーナメント進出は決めていたので、あとは勝って順位を1つでもあげることが必要になる。

とはいっても、相手は地元開催で初出場となったイギリスだけに勝つ以上に内容が課題だった。ここまでの試合はほとんど見てなかったけど、この試合は何だかサーブミスがポロポロと出て、余計な得点を与えてしまっている印象が強かった。(ただ、試合後のインタビューで眞鍋監督がこの予選グループではサーブが良かったと言っていたので、今日が特別悪かったのだろう。)

次は準々決勝。悲願のメダルに向けて大きな山となる試合だけにきっちりと仕上げてきて欲しい。

… …

シンクロはデュエットのテクニカルルーティンが行われた。日本は乾友紀子選手、小林千紗選手のペアが登場。回転技の終盤がずれているように感じた以外はミスのない演技に見えた。


途中から見ていたのでロシアの演技は分からないが、中国のペアに比べると演技の見せ方やダイナミックさがやや及ばないような気がした。5位と出遅れた感じが否めなかったけど、スタジオゲストの小谷実可子さんによると、以前後塵を拝したウクライナより上にいるので上出来なのだそうだ。ここ数年、あまりシンクロの結果などを気にして来なかったけど、今はもう中国やスペインを追う立場のようだ。

北京五輪でも銅メダルを死守したデュエットだけに、少しでも良い順位で終えて欲しい。
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メドレーリレーで男子銀メダル、女子銅メダル!!(大会第9日)

2012年08月05日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技8日目。

陸上は男子100mの予選に注目選手が続々登場。しかしながら、予選だけに有力な選手は流し気味。ボルト、ブレーク、パウエル、ガトリン、ゲイと順調に準決勝進出を決めた。日本からは江里口匡史選手と山縣亮太選手が出場。江里口選手はガトリンと同組で走り、6着。記録も平凡に終わってしまった。山縣選手はブレークと同組で走り、自己記録を大幅に更新。2着で準決勝に進んだ。江里口選手には400リレーでの活躍に期待したい。

男子400m予選には金丸祐三選手が登場。序盤良い入りをしたかと思ったけど、自分のペースではなかったのか、後半で失速。予選敗退となってしまって残念。金丸選手にもマイルリレーで良い走りを見せて欲しい。それから、400mでは金メダル有力候補のラショーン・メリットが負傷棄権となってしまった。

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サッカー男子は準々決勝でエジプトと対戦。3 - 0 で快勝。ながらで見ていたので、内容はあまり把握していなかったけど、ここまで失点なく勝ち進んでいるところが信じられないくらい。

先制点を上げた永井選手が負傷退場してしまったのが気がかりなところだけど、この流れはそうそう途切れるものではないと信じたい。男女サッカーのアベック金メダルも夢じゃなくなってきたぞ。

… …

卓球は女子団体準々決勝のドイツ戦が行われた。シングルス2試合を石川佳純選手と福原愛選手が連取。石川選手はフルセットにもつれる熱戦を制し、福原選手は苦手のカットマンを相手に1ゲームを失うも3ゲーム連取して勝利。

3試合目のダブルスには平野早矢香選手と福原選手が出場。このダブルスの組み合わせはシングルス2試合が終わってから決めるとのこと。普段見ていないと初めて聞く話が多くて面白い。ダブルスではドイツを圧倒してストレート勝ち。トータル 3 - 0 で準決勝進出を決めた。北京の雪辱を晴らしてメダルを獲得して欲しい。

… …

卓球のダブルスと同時刻にはバドミントン女子ダブルス決勝が行われていた。

藤井・垣岩ペアが5連覇のかかる中国ペアと対戦。第1ゲームを取られるものの、第2ゲームは一時リードするなど接戦が繰り広げられていた。デュースにもつれ込む熱戦も、最後は僅かに及ばす金メダルにはならなかった。

しかし、バドミントンの競技を通して初のメダル獲得という功績は大きい。

藤井瑞希選手!
垣岩令佳選手!
銀メダルおめでとう!!


… …

競泳は最終日。男女のメドレーリレー決勝が行われた。

まずは女子。寺川綾選手(背泳ぎ)、鈴木聡美選手(平泳ぎ)、加藤ゆか選手(バタフライ)、上田春佳選手(自由形)という布陣。メダリストを擁する背泳ぎと平泳ぎでどれだけアドバンテージを作れるかが鍵だったわけだけど、平泳ぎまで4位と厳しい状況。しかし、バタフライ、自由形で粘りに粘った。最後はロシアを振り切った。日本新記録でのフィニッシュ。見事に3大会ぶりの銅メダルを獲得した。

そして続けて行われた競泳最終種目の男子。入江陵介選手(背泳ぎ)、北島康介選手(平泳ぎ)、松田丈志選手(バタフライ)、藤井拓郎選手(自由形)という布陣。入江選手が2位で戻って来ると、北島選手が抜群の泳ぎで1位に。松田選手もフェルプス選手には及ばなかったけど2位で繋ぐ。最後の藤井選手がアメリカを最後まで追いかけて、そして追いかけてくる後続を何とか振り切った。正直、メダルは取れても銅だと思っていた。ホントに凄い、メドレーリレー初の銀メダルだった。北島選手のオリンピックの銀メダルは初ではないだろうか。

日本女子チーム!
銅メダルおめでとう!

日本男子チーム!
銀メダルおめでとう!!
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柔道男子金メダルなしに終わる(大会第8日)

2012年08月04日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技7日目。

柔道は男子100kg超級に上川大樹選手、女子78kg超級に杉本美香選手が登場。男子はここまで金メダルなしというソウルオリンピック以来の緊急事態。上川選手には、第二の斉藤仁となって男子柔道の危機を救って欲しかったのだが…。

残念ながら、2回戦で敗退。試合後のインタビューでは放心状態という感じで、言葉一つを口に出すのも辛そうだった。代表選出直後には弱気な発言がメディアに取り上げられていたりもしたけど、さすがに今大会の状況にあって、心に期するものがあったんだろうと思う。今が日本男子柔道のどん底だとするなら、あとは上がっていくだけと信じたい。

一方、女子の杉本選手は順調に決勝まで勝ち進んだ。しかし、決勝では相手の返し技を警戒して及び腰になってしまったのか、なかなか積極的に技を仕掛けられなかった。延長、旗判定の末、無念の銀メダルに終わった。とは言え、立派な銀メダルだと思う。

杉本美香選手!
銀メダルおめでとう!!


柔道は、男子が銀2つ、銅2つ、女子は金1つ、銀1つ、銅1つという結果だった。最近の世界柔道の状況を考えれば、厳しい戦いになることは想像できていたけど、ここまでとは予想外だった…。

… …

アーチェリー男子個人では古川高晴選手が銀メダルを獲得。

古川高晴選手!
銀メダルおめでとう!!


なかなか見る機会のない競技だけど、なかなかどうして緊張感のある競技だなと思った。風の状況を考え、全身の神経を集中させている様子は、見ているとこちらまでグッと息を飲んでしまう。柔道の試合の合間を使った中継ではなく見たかった。

… …

深夜のなでしこジャパンの準々決勝、ブラジル戦。予選グループ最終戦での引き分け狙い発言が注目を集める中、効果的な攻撃と堅実な守りで 2 - 0 と快勝。これで負けたら、戦略でも何でもなくなってしまうから、気持ちいい勝ちっぷりにホッと胸をなでおろした気分。

さて、準決勝の相手は、直前の親善試合で苦杯を飲んだフランス。そもそも予選で引き分け狙いに転じた理由がフランス、アメリカとの準々決勝での対戦を避けたわけで、このフランス戦が大きな山になることは間違いない。きっちりとリベンジを。そして、メダル確定を期待したい。

… …

いよいよ始まった陸上競技では、ハンマー投げ予選に室伏広治選手が登場。危なげない投てきで2回目に予選ラインの78m以上を記録して予選を突破した。2大会連続、上位選手のドーピングで繰り上げが行われているだけに、今度こそスッキリとした順位を掴み取って欲しい。

なんて思っていたら、すでにライバルと目されていたベラルーシのチホン選手がドーピング違反で欠場しているとのこと。ハンマー投げに限ったことではないのかも知れないけど、ドーピング汚染の流れが払しょく出来ていない状況は少し残念だ。

女子100m予選には福島千里選手が登場。準決勝へ期待を込めて見ていたけど、スタートダッシュからの加速が伸びず着順3位以内に入れず、残念な結果だった。200mでの好走を期待したい。
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どうした日本柔道…(大会第7日)

2012年08月03日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技6日目。

柔道は男子100kg級に穴井隆将選手、女子78kg級に緒方亜香里選手が登場。

が、二人ともまさかの2回戦敗退でメダルにかすりもしなかった。結果は帰り際に携帯で見て知っていたけど、帰宅してテレビをつけたとき、昨日のテニスが放送されていて切なくなった。

ここまで金メダルこそ1個だけだったけど、連日メダル獲得を続けていた柔道だけに、この結果はあまりにも予想外だった。どうしてしまったんだろう、こんな日本柔道の姿を見ることになるとは…。

明日は柔道最終日。男子100kg超級には上川大樹選手、女子78kg超級には杉本美香選手が登場する。杉本選手は過去の世界柔道の内容から、メダルの可能性は充分にある。問題は上川選手。消去法で決まった代表なんていうレッテルを貼られて、正直期待していいものかと思ってしまう。ただ、そうは言っても最重量級が柔道の顔であることは間違いない。汚名返上の活躍を見せて、気弱な表情を晴れ晴れとした笑顔にして欲しい。

… …

競泳は女子200m平泳ぎ決勝に鈴木聡美選手が登場。1位には届かなかったけど、1位のソニ選手を追い続けて粘って2位。銀メダルを獲得した。100mの銅メダルに続いてのメダル獲得は、競泳女子初となる個人種目での複数メダルとなったとのこと。正直、大会前にはあまり聴いたことない選手だったので、まさにニューヒロイン誕生という感じがした。

男子200m背泳ぎには、入江陵介選手と渡辺一樹選手が登場。入江選手の後半の追い込みで隣のレーンを泳ぐロクテ選手には勝ったけど、さらにその隣のレーンで泳いでいたクレアリー選手には届かなかった。見事な泳ぎだったけど、残念な銀メダルとなってしまった。

鈴木聡美選手!
入江陵介選手!
銀メダルおめでとう!!


… …

バドミントン女子ダブルスでは、藤井・垣岩ペアが準決勝に勝利してメダルを確定させた。前回大会ではオグシオに注目が集まる中、末綱・前田ペアがベスト8へ。今大会では末綱・前田ペアが期待されている中で、藤井・垣岩ペアが快挙を達成。

バドミントンでは男女各種目を含めて初めてのメダルとのこと。無気力試合による上位ペア失格で巡ってきたチャンスを見事に活かした。ホントにオリンピックは何が起こるか分からないなぁ。にしても、今回は少し異常過ぎるとは思うけど。

… …

(追記:2012/08/09 15:30)

穴井選手と緒方選手の試合をまともに見ていなかったので、ようやく見てみた。穴井選手ははっきり言って寝技に移行された場合の対応がイマイチだったと言わざるを得ない。このまま待ったがかかるものと思って見ていたいたら、あっという間に寝技に入られてしまったという印象が残った。

緒方選手は果敢に攻め続けた結果と言えるので、致し方ないというところか。ちなみに、この日からジュリーが関与することを控え始めたらしい。緒方選手が最後に取られた技ありは前日までならジュリーが有効に下げていたと思うとスタジオゲストの古賀稔彦さんが言っていた。

そうなると、有効2ずつで並んでいたということになるのだけど、個人的にはその少し前に緒方選手が取った有効もジュリーに無効化されていたんじゃないかと思える技のかかり具合だった。すると結局有効1つ分相手が優勢になるので、結果は変わらなかったと思う。
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内村航平金メダル!!!(大会第6日)

2012年08月02日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックは競技5日目。

柔道は男子90kg級に西山将士選手、女子70kg級に田知本遥選手が登場。しかし、前日同様にテレビ観戦を始めたときには、二人とも敗者復活戦へ回ることが決まった後だった。

女子の田知本選手は3位決定戦へも進めず。男子の西山選手は敗者復活、3位決定戦を共に旗判定という厳しい戦いを制して銅メダルを獲得した。

西山将士選手!
銅メダルおめでとう!


男子90kg級では優勝候補のギリシャのイリアディス選手も準々決勝で敗れて3位決定戦へ回っていた。勝ち上がってさえいれば、と思うと残念でならない。それに負けた準々決勝では、一度は一本となった技が取り消される不運にも合っていたと後から知った。今大会は日本選手の立ち技一本をなかなか目に出来ないなぁ。結果も出ていないし、苦しい展開だ。

… …

深夜には体操男子個人総合。まずはもう結果から。

内村航平選手!
金メダルおめでとう!!!


予選で9位と出遅れたため、床から始まり鉄棒で終わる正ローテから外れて、あん馬から始まり床で終わるローテでの登場だった。しかし、これがある意味良かったのかも知れない。団体でミスが大きく響いたあん馬をミスなく15点台でまとめると、その後もミスのない演技で15点以上の点を出し続けた。中でも3種目めの跳馬では、あの勢いでどうやったらあんなにピタッと止まるのか不思議なくらいの見事な着地で16点台をマーク。
ミスを少なくするために難易度を下げた構成にした種目もあったけど、他を寄せ付けない圧巻の演技でだった。

少しミスがあった最終種目の床が終わった後のホッとした表情、金メダルが決まった後の晴れやかな笑顔がここまでの苦しみを物語っているようだった。

怪我をした山室選手の代わりに出場した田中和仁選手は、最後のあん馬で落下のミスがありメダルには届かなかったけど、5種目を終えたところまで2位をキープしていた演技は見事だった。

… …

体操の直後に行われた競泳の男子200m平泳ぎ決勝では、北島康介選手と立石諒選手が登場。(ここまで眠た目をこすりながら見ていた。)

世界記録を上回るペースで飛ばす北島選手、最後は抜かれてしまったけど、100mから2日できっちりと合わせてきた感があってさすがだった。3位には立石選手が入り銅メダル。何かこう、世代交代というか、時代の移り変わる瞬間を目撃したようだった。

立石諒選手!
銅メダルおめでとう!

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上野順恵苦心の銅メダル(大会第5日)

2012年08月01日 | ロンドン五輪
ロンドンオリンピックの競技4日目。(あぁ、テレビでは5日目の放送がやっているっていうのに…。)

柔道は男子81kg級に中井貴裕選手、女子63kg級に上野順恵選手が登場。

放送を目にしたときにはすでに準々決勝で敗退していた。中井選手は過去に世界柔道での成績が芳しくないという記憶があったので、そこまで期待をしてなかったんだけど、上野選手も準々決勝敗退とは驚いた。

準々決勝敗退ということで、二人とも敗者復活戦、そして3位決定戦へ。上野選手は苦しみながらも銅メダルを獲得。一方、中井選手は先に技ありを取られると、その分を取り返すべく積極的に攻めにいったところを返されてさらに技ありを取られてしまった。合わせ技一本で銅メダルはならなかった。

中井選手については世界柔道でも序盤で敗退したため、地上波の放送では扱われておらず、今大会で初めて試合を見たくらいだった。果敢に攻めて一本を取るだけの力がないということなのか、解説、実況ともに得意の指導2勝ち(相手に指導が2つ入って有効ポイントが入り、そのまま優勢勝ちすることらしい)だとか、対戦相手は泥沼に足を突っ込んだ気持ちでしょうとか、言うことが散々だった。

3位決定戦が始まる前までの表情を見ていて、無表情というか感情を表に出さないような雰囲気に見え、メダルに対する執着もあまり感じなかった。しかし、いざ3位決定戦で負けると、溢れ出る感情が止められないとばかりに号泣。こんな感情を内に秘めていたとは全く思わなかった。今回の柔道男子チームでは最年少ということで、今後の活躍に期待したい。特に81kg級は世界で勝てない時代が続いているだけに、奮起に繋がると信じたい。

今大会、日本柔道チームは苦戦が続いているけど、とりあえず、

上野順恵選手!
銅メダルおめでとう!

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