![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/b8/26100ad88b9860738674c240e836b704.jpg)
(五穀豊穣.万民快楽)幸せを祈る(東大寺・修二会)
(二月堂)へ往く前に 広い東大寺境内で最初に
訪ねるのが大仏殿の創建より古く天平四年(733)
(良弁僧正創建{金鐘寺)の一堂でもある
法華堂{三月堂}でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5f/8bb0578217739674ce8820d86af47922.jpg)
東大寺.法華堂{三月堂}「北門」の芭蕉の句碑!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/55/e1e33938552721012d9297daa2b26093.jpg)
東大寺・三月堂「龍王之瀧」の 前
水取りや 氷の僧の 沓の音
《 水取りや 籠の僧の 沓の音 》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/16/8456a8ee6a73e98f2870eff3e3986d4a.jpg)
天下安泰.万民幸福・1268回目を迎えた伝統行事
粛々と行われている~ニ月堂 {修二会} 御隣りの
{法華堂}~{北門}にある 芭蕉の句碑は
《水取りや 籠の僧の 沓の音》
ところが 松尾芭蕉が 貞享元年 伊勢.・伊賀.大和
近江を巡った[野ざらし紀行]の稿本.写本の中でも
芭蕉 直筆とされている 『天理本』には
[籠の僧]ではなく[氷の僧]となっているそうです
二月堂に籠りて (前書)
水取りや 氷の僧の 沓の音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e0/6b103e605f803dc03a5be772236d6b23.jpg)
(天理大学付属 天理図書館は小生の地元でも有り
高校生時代から屡 受験勉強と称して利用させて
頂いていましたが 残念乍ら未だ芭蕉 直筆と
されている『天理本』原本を拝読出来る様な
機会がありませんでした!
俳壇の大御所(談)~『氷の僧だから名句!
籠の僧とすれば駄句に過ぎない! 』
『佳景寂寞として心すみゆくのみおぼゆ』
推敲の名手.{俳聖 芭蕉}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2e/abbbeaec164d7999bf5944bdaa54bcee.jpg)
{奥の細道} 山寺.{立石寺・蝉の句}は推敲例として
有名ですが~
山寺や石にしみつく蝉の声 {曾良書留}
淋しさの岩にしみ込せみの声 {木がらし}
さびしさや岩にしみ込蝉のこゑ {初蝉.泊船集}
閑さや 岩にしみ入蝉の声
{閑さや}~{岩にしみ入}~推敲にて『奥の細道』
本文には「佳景寂寞として心すみゆくのみおぼゆ」
と言ったのでしょうね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d8/8a01f02ee9e189dc30f617a64dc74868.jpg)
平泉中尊寺に詣でた時の{光堂}(金色堂)
{五月雨の降のこしてや光堂}
蛍火の昼は消えつつ柱かな
五月雨や年ゝ降りも五百たび
五月雨の降のこしてや光堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8f/8896e796c0c5b9cfc502b335e51d8e45.jpg)
{随行日記}--曾良によれば日は{天気朗}
芭蕉は{五月雨}を降らし{鮮やかな光堂}となり
余にも名句として残っているのでしょうね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b4/c5907d7c10dce28094ccac213fd32668.jpg)
これよりは恋や事業や水温む (高浜虚子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/01/aa061b0644558c2f4804241a047e96d8.jpg)
大正5年(高商句会)で虚子が東京高等商業の
卒業生を送る俳句~{水温む}~そんな季語が
相応しい季節を迎えまました!
(二月堂)へ往く前に 広い東大寺境内で最初に
訪ねるのが大仏殿の創建より古く天平四年(733)
(良弁僧正創建{金鐘寺)の一堂でもある
法華堂{三月堂}でした!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5f/8bb0578217739674ce8820d86af47922.jpg)
東大寺.法華堂{三月堂}「北門」の芭蕉の句碑!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/55/e1e33938552721012d9297daa2b26093.jpg)
東大寺・三月堂「龍王之瀧」の 前
水取りや 氷の僧の 沓の音
《 水取りや 籠の僧の 沓の音 》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/16/8456a8ee6a73e98f2870eff3e3986d4a.jpg)
天下安泰.万民幸福・1268回目を迎えた伝統行事
粛々と行われている~ニ月堂 {修二会} 御隣りの
{法華堂}~{北門}にある 芭蕉の句碑は
《水取りや 籠の僧の 沓の音》
ところが 松尾芭蕉が 貞享元年 伊勢.・伊賀.大和
近江を巡った[野ざらし紀行]の稿本.写本の中でも
芭蕉 直筆とされている 『天理本』には
[籠の僧]ではなく[氷の僧]となっているそうです
二月堂に籠りて (前書)
水取りや 氷の僧の 沓の音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e0/6b103e605f803dc03a5be772236d6b23.jpg)
(天理大学付属 天理図書館は小生の地元でも有り
高校生時代から屡 受験勉強と称して利用させて
頂いていましたが 残念乍ら未だ芭蕉 直筆と
されている『天理本』原本を拝読出来る様な
機会がありませんでした!
俳壇の大御所(談)~『氷の僧だから名句!
籠の僧とすれば駄句に過ぎない! 』
『佳景寂寞として心すみゆくのみおぼゆ』
推敲の名手.{俳聖 芭蕉}
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2e/abbbeaec164d7999bf5944bdaa54bcee.jpg)
{奥の細道} 山寺.{立石寺・蝉の句}は推敲例として
有名ですが~
山寺や石にしみつく蝉の声 {曾良書留}
淋しさの岩にしみ込せみの声 {木がらし}
さびしさや岩にしみ込蝉のこゑ {初蝉.泊船集}
閑さや 岩にしみ入蝉の声
{閑さや}~{岩にしみ入}~推敲にて『奥の細道』
本文には「佳景寂寞として心すみゆくのみおぼゆ」
と言ったのでしょうね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/d8/8a01f02ee9e189dc30f617a64dc74868.jpg)
平泉中尊寺に詣でた時の{光堂}(金色堂)
{五月雨の降のこしてや光堂}
蛍火の昼は消えつつ柱かな
五月雨や年ゝ降りも五百たび
五月雨の降のこしてや光堂
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8f/8896e796c0c5b9cfc502b335e51d8e45.jpg)
{随行日記}--曾良によれば日は{天気朗}
芭蕉は{五月雨}を降らし{鮮やかな光堂}となり
余にも名句として残っているのでしょうね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b4/c5907d7c10dce28094ccac213fd32668.jpg)
これよりは恋や事業や水温む (高浜虚子)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/01/aa061b0644558c2f4804241a047e96d8.jpg)
大正5年(高商句会)で虚子が東京高等商業の
卒業生を送る俳句~{水温む}~そんな季語が
相応しい季節を迎えまました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3b/836d34ffc838b17a8e1bca3fda170a94.jpg)