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北摂アクションネットの勉強会

原則月に一度集まって、その時々の話題の勉強をしているのが、北摂アクションネット。

北摂地域の議員と時によっては市民も一緒に情報交換と意見交換をしています。

今日は、日曜日だけれど、いつもの千里中央にある豊中の公民館で勉強会。

今年の統一地方選で初めて当選した若い議員さんが、行政の財政について勉強したいと言うことだったので、発生主義がどうとか現金主義がどうとかこうとかの議論をした。

私はもともと経済の勉強とか会計の勉強とかをしたことがないので、議員になってすぐに、行政の使っている会計のシステムが良くわからなかったことを思い出しました。

たとえば市民税は一括で納める人もいれば期ことに納める人がいて、その額はその時々だと思うのに、なぜ当初予算で歳入として市民税からいくら、その後、補正予算でまた市民税からいくら、ってなるんだろう?っ手とっても不思議でした。

けど、これは行政の会計は常に歳入と歳出がつりあっていることになっていて、その時点での歳出額に見合うだけの歳入があったことにする、ってことを説明してもらって、一応は納得したけれど、「なぜ本当はもっと歳入があったのに計上しないのかしら?」って不思議でした。

後、不思議だったのは、「後年度負担」という言葉。

普通、私たちが何かものを買ったりするときに手元に現金がなかったら貯金を下ろして買うか、貯金もなかったら買うのをあきらめるか、借金をするか、ということになります。
でも、手元に現金があったら、わざわざ金利のかさむような借金はしません。

けれど、行政がたとえば施設を建設するとき、もし今、十分な資金があったとしても、今の税金を納めている人からすべての額をまかなうのではなく、その施設が将来にわたっても使えるという前提から、借金(国から借りたりします)をして、将来税金を払う人への負担分をあてにして建設します。

建設することを決めるのは現世代の人で、借金返済は将来の人で・・・というように一種、都合の良い考え方が「後年度負担」です。

そういうことも議員になって初めて知りました。

いっぱい、いっぱい、カルチャーショックありますね。
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