未来にまっすぐ、市政にまっすぐ。まっすぐな人、池渕佐知子。無党派、市民派の前吹田市議会議員です。
未来にまっすぐ(池渕 佐知子のブログ)
熊取町の議会基本条例
5月議会の初日、お昼を過ぎましたが、終わってからすぐ電車に飛び乗り、一路、熊取町へ。
今日は役場の町議会委員会室を使って、熊取町で策定された議会基本条例についてお話を聞く会があったのです。
2時からスタートのものに30分ばかり遅れて参加しました。
たくさんの議員が参加していて、遠くは栃木県からも来られていたようです。
さて、議会基本条例は吹田市議会でも一昨年末に3人の議員提案で提出され、その後、議会運営委員会でその取り扱いについて協議され、結果、特別委員会を設置して2回ほど審議しましたが、結論が出ないまま、継続のまま終了。
その後、統一地方選挙と同じくすいたし議会選挙があり、議員の任期も切れ、提案した3人の議員のうち残ったのは1人となり、何も続きがなく、今に至っています。
熊取町では町民から財政健全化の一環として議員定数の削減の要望が出てきたのを受け、それについて議員同士で話し合っているうちに、議会基本条例を作ろうということになったそうです。
つまり、議員は日ごろ何をしているかわからない、議会の価値がわからない、市民から見えない、だから、議員を減らしてもいいのだ、という論理を崩して、議会はこんなにしっかりと働いている、町民に信頼される議会にしよう、ということで、当時の議長を先頭に、当時、すでに議会基本条例を策定していた北海道の栗山町までは遠くて行けないけれど、長野県の飯田市に視察に行き、その報告を全議員に対して行ったそうです。
そして、議会基本条例を検討する特別委員会を設置し、協議し、議会基本条例が策定されました。
条例ができても飾っておくだけの条例では意味がないので、早速、議員16人中議長1人を除く15人が5人ずつの3チームに分かれ、町内の自治会に出前議会報告会を開いているとのことでした。
町民から何を聞かれるかわからないし、参加する町民もびっしりとメモを作ってこられる人もいて、受けて立つ議員たちは好むも好まざるも勉強しなければならなくなったそうです。
また、反問権といって、議会で議員の質問に理事者が答えるだけでなく、理事者側から質問議員に質問をすることができるという条文も入っているので、質問議員が自分の意見や考え方をしっかり持って質問しないと、反論されたり反対に質問されたときに答えられないことになります。
他にも議員同士の自由討論ができるという条文も入っているそうですが、まだ実際には自由討論はしていなくて、どんなときにどんな風に行うか、という詳細までは決めていなくて、実行しつつ細部を決めていきたいとのことでした。
ともかく、条例を作ってよかったのは、議員が勉強するようになったこと、議会が活性化したことだそうです。
吹田市で議会基本条例ができるのは、まだまだ先のように思いますが、あせらず、でもあきらめず、議会活性化のための取組、改革を進めていけるよう、私なりにがんばっていきたいと思っています。
今日は役場の町議会委員会室を使って、熊取町で策定された議会基本条例についてお話を聞く会があったのです。
2時からスタートのものに30分ばかり遅れて参加しました。
たくさんの議員が参加していて、遠くは栃木県からも来られていたようです。
さて、議会基本条例は吹田市議会でも一昨年末に3人の議員提案で提出され、その後、議会運営委員会でその取り扱いについて協議され、結果、特別委員会を設置して2回ほど審議しましたが、結論が出ないまま、継続のまま終了。
その後、統一地方選挙と同じくすいたし議会選挙があり、議員の任期も切れ、提案した3人の議員のうち残ったのは1人となり、何も続きがなく、今に至っています。
熊取町では町民から財政健全化の一環として議員定数の削減の要望が出てきたのを受け、それについて議員同士で話し合っているうちに、議会基本条例を作ろうということになったそうです。
つまり、議員は日ごろ何をしているかわからない、議会の価値がわからない、市民から見えない、だから、議員を減らしてもいいのだ、という論理を崩して、議会はこんなにしっかりと働いている、町民に信頼される議会にしよう、ということで、当時の議長を先頭に、当時、すでに議会基本条例を策定していた北海道の栗山町までは遠くて行けないけれど、長野県の飯田市に視察に行き、その報告を全議員に対して行ったそうです。
そして、議会基本条例を検討する特別委員会を設置し、協議し、議会基本条例が策定されました。
条例ができても飾っておくだけの条例では意味がないので、早速、議員16人中議長1人を除く15人が5人ずつの3チームに分かれ、町内の自治会に出前議会報告会を開いているとのことでした。
町民から何を聞かれるかわからないし、参加する町民もびっしりとメモを作ってこられる人もいて、受けて立つ議員たちは好むも好まざるも勉強しなければならなくなったそうです。
また、反問権といって、議会で議員の質問に理事者が答えるだけでなく、理事者側から質問議員に質問をすることができるという条文も入っているので、質問議員が自分の意見や考え方をしっかり持って質問しないと、反論されたり反対に質問されたときに答えられないことになります。
他にも議員同士の自由討論ができるという条文も入っているそうですが、まだ実際には自由討論はしていなくて、どんなときにどんな風に行うか、という詳細までは決めていなくて、実行しつつ細部を決めていきたいとのことでした。
ともかく、条例を作ってよかったのは、議員が勉強するようになったこと、議会が活性化したことだそうです。
吹田市で議会基本条例ができるのは、まだまだ先のように思いますが、あせらず、でもあきらめず、議会活性化のための取組、改革を進めていけるよう、私なりにがんばっていきたいと思っています。
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5月議会始まる
5月議会が始まりました。
例年5月議会は、3月議会(予算議会)からそんなに日にちが経っていないこともあり補正予算もわずかで、外郭団体の決算報告と二つの特別委員会の活動報告が初日にあるぐらいです。
議案としてはあまり数がないので午前中で十分終わるかと思っていたのですが、ことのほか特別委員会の報告が長く、終わったのは12時半を過ぎていました。
特別委員会は開催回数分の議事録が議員には配布されています。ですから、委員会が何回、いつ開かれて、どんな話し合いがあって、どんな意見や要望があって、行政からはどんな説明や回答があったか、ということもわかります。
でも、委員長報告として、その議事録の要約を発表するので、相当回数開いた吹田操車場等跡地利用対策特別委員会の報告は、とても長くかかりました。
議事録があるのだから、もっと簡単でいいと思うのですが、なぜそうならないのか、不思議です。もちろん議事録はネット上にもアップされていて、吹田市議会の議事録検索ページで検索することも閲覧することもできます。
終わってから、急いで熊取町に向かいました。(続きは、また別の記事で)
例年5月議会は、3月議会(予算議会)からそんなに日にちが経っていないこともあり補正予算もわずかで、外郭団体の決算報告と二つの特別委員会の活動報告が初日にあるぐらいです。
議案としてはあまり数がないので午前中で十分終わるかと思っていたのですが、ことのほか特別委員会の報告が長く、終わったのは12時半を過ぎていました。
特別委員会は開催回数分の議事録が議員には配布されています。ですから、委員会が何回、いつ開かれて、どんな話し合いがあって、どんな意見や要望があって、行政からはどんな説明や回答があったか、ということもわかります。
でも、委員長報告として、その議事録の要約を発表するので、相当回数開いた吹田操車場等跡地利用対策特別委員会の報告は、とても長くかかりました。
議事録があるのだから、もっと簡単でいいと思うのですが、なぜそうならないのか、不思議です。もちろん議事録はネット上にもアップされていて、吹田市議会の議事録検索ページで検索することも閲覧することもできます。
終わってから、急いで熊取町に向かいました。(続きは、また別の記事で)
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