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市民研究員募集展

午前中、布deエコプロジェクトチームの一員として、市役所正面ロビーで開催している市民研究員募集展の当番をしました。

別のプロジェクトチームの方と二人、椅子に座って訪れる方を待つのですが、それがなかなか立ち寄ってくれません。

「あっ来てくれたのかな?」と思ってみていると、すっと通り過ぎて展示に見向きもせず、階段を上って2階に昇っていくために通っただけのようです。

そういう時間が過ぎて、ちらほらと見てくださる方が出てきました。

すっとそばに寄って説明しようかな?あまりそばに寄ると嫌がられて逃げられるかな?・・・なんて、ちょうど洋服とかの販売員がお客さんに近づこうかどうしようか悩んでいるのと同じ心境です。

思い切って近づいて、おしゃべりして、環境に関心を持ってくださっている方が多いことを心強く思いましたが、ほとんどの方がおっしゃるのに「くるくるプラザは遠いから・・・気持ちがあってもね」とのこと。

電車とモノレールで、モノレールのなかった頃に比べればずいぶん交通の便は整ったのですが、交通費を考えると二の足を踏む方もいらっしゃいます。
たとえば市役所近くにあれば、もっとたくさんの方が来られるとは思うのですが、くるくるプラザ(資源リサイクルセンター)としてはごみ処理施設のそばにあるということに意義があるので、ごみ処理施設が街中にない以上、致し方ないとも言えます。

プロジェクトチームによっては、活動の大半は市内各所であって、プラザには定例会議のときに行くだけでいいこともありますので、ぜひともおっくうがらずに参加していただけるといいなぁと思っています。

もう一つの感想として「研究員って研究するんでしょう。そんなむずかしいことできない」という声も聞きました。

研究と言っても実践から見えてくるものについて話し合いましょう、考えましょうということだと思うので、いわゆる研究者という専門知識がなければならないというものではなく、生活者として暮らしの中から見えてくるものについて問題意識もって追求していけばいいのだと思いますし、であれば、どなたでもできることだと思います。

要は、気持ちの問題なんだろうなぁと思います。

あと、当番をしていて個人的に良かったと思う一つのことは、布ナプキンを作りながら自分たちの身体、健康、環境についておしゃべりをしているという若いお母さんに出会ったことです。
どんなナプキンなのですか?とお尋ねすると、家は近くにあるからといって、わざわざ取りに戻って見せてくれました。

↑これは市販の布ナプキン。花柄やチェック柄がかわいいです。

それこそ「勉強」という肩肘張ったものではなく、お母さん仲間が一緒に集まって針仕事をしながらおしゃべりをしてお昼ご飯を食べて・・・ということをしているとのこと。

千里山まちかどサロンでも毎月第2と第4金曜日にソーイング・カフェをしていますが、集まってチクチク針を進めながら、いろんなことを話すことはいいことだと思います。

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