以前お世話になった合唱団の演奏会に行きました。
毎回、他では聞けないユニークな選曲で、日本初演も多い。素晴らしいオケ、独唱、指揮者と共に演奏を作り上げる、パワー溢れる合唱団です。
こんな大きな演奏会を一年に一度どころか、二度もすることもあるくらいです。
今回のメイン曲となるカール・ジェンキンスの「平和への道程」は、テキストがユニーク。
キリスト教の典礼文だけでなく、イスラム教の言葉、旧約聖書、ヒンドゥー教の聖典。更に日本の原爆詩人峠三吉の詩を英訳されたというテキストもありました。
2曲目のイスラムの祈りへの呼びかけは、ステージ奥からイスラムの人によるアザーン(礼拝への呼びかけ)が歌われて、深く心に沁みました。
また10曲めの「アニュス・デイ(神の子羊)」は本当に美しい曲で、心を奪われました。
会場では知人にたくさん出会いました。
中学同級生、地元で仲良くしてくださっているキョウコさん、恩師、団員、それからなんと義兄!
最近合唱を始めたのだそうです。びっくりしました。
合唱の魅力は、みんなで歌えること。
そして、たくさんの友人を作れることです。
友人は人生を豊かにし、音楽は心を豊かにしてくれます。
素晴らしい演奏会を、ありがとうございました。
予想通りですが、会場は風が降りて来て寒かった!
カーディガン、スカーフを持参して、足元も暖かくして行きました。
袖まで隠して、身体を温めるようにしていました。隣の人は、とても寒そうでした。