日曜日の朝。
夫婦で珍しくモーニングに出かけた。
知人の娘さんと奥さんがやっている、小さなカフェだ。
知人は、図書館の仕事をしていた。
そのせいもあるかと思うが、店には本が並べてある。
娘さんのセレクトなのかなぁ。
好みのことなので、何となく聞きにくい。
自家製のパンと、自家製のバター。
野菜のポタージュと、ピクルス。
それに熱いコーヒー。
飲み物+100円でこのセットが付くのは、びっくりするほどお値打ちだと思う。
私の席の隣に本棚があるので、出てくるのを待つ間、一冊読んでみた。
多和田葉子の「尼僧とキューピッドの弓」という文庫本だった。
主人公がドイツの小さな街で電車を降りて、少し歩いたところにある修道院を訪ねる。
院長には会えずに、「透明美さん」と主人公が心の中であだ名をつけた副院長と紅茶を飲みながら話をしているところで、コーヒーとモーニングが運ばれてきた。
尼僧たちの話だが、主人公の内声として、時々セクシーな単語も出てきた。
でも今日読めたのはほんのさわりだったので、全容はわからない。
続きを読んでみようかなぁ。
でもその本を読むために、知人の娘さんと奥さんのやっているカフェには通い続けにくいなぁ😊
文庫本だから、自分で買おうかなぁ。
でもまた、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいなぁ☕️
夫はカウンターに立ててあった写真集を手に取って見ていた。
たまには夫婦で、こんな風にお出かけするのもいいな。
今日は行ってよかった💓