日枝神社〜猿田彦は道案内の神〜

ホテルは赤坂見附に取ってありました。
声出しに使ったスタジオは、赤坂サカスの真ん前でした。多分すごくいい場所。でも、そういうところには余り関心がないのです(^_^)

初日、スーツケースを持って初めて赤坂見附駅から上がった時、「日枝神社があるんだ」と思っていたのです。用事が済んで、今日はオフ日。ブラブラするのに全然当てがなく、まずは参拝することにしました。


日枝神社はすごい坂の上というか、元々は、急に小高くなった小山の上に作ったのだと思われます。階段はすごく急なんです。


と思ったらエスカレーターが。


その先にもまたエスカレーターが続きます。お年寄りには良いですね。って、私も乗ってます(^^;)


美しい立派なお社です。更に高いビルから見下ろされて入るけれど、緑濃い清々しい場所でした。


「神猿（まさる）みくじ」というおみくじを引きました。


かわいいお猿のお守りが付いていて、なんと私のは「金運に効く」というものでした！ちょっと意外(^_^)お金持ちになってしまうらしいです。

猿田彦は道案内の神。人生の岐路に立った時、導いてくれるのだそうです。
これからどんな人生が開けるのだろう。


今まで友人たちが持っていていいな〜と思っていた御朱印帳を、とうとういただくことにしました。
これにもかわいいお猿さんが付いています。


中の文字や意匠も、美しく立派なものでした。うれしい。


外堀通りに戻り、+PLUSという会社のショールームがあったので、覗いてみました。涼しかったし(^_^)
かわいい文具があり、娘たちのお土産用に少し買いました。


他にも少し買い物をして、ホテルに預けてあったスーツケースを取りに行き、新幹線に乗りました。
本日の駅弁は「男飯」！男っぽいです！


大きな焼き鮭、すき焼き風の肉、浅利時雨、卵焼き、笹かまぼこ、ウインナソーセージ、肉団子。その下に隠れているのが分厚い角煮、鳥の唐揚げ。のり一枚が乗ったご飯に、明太子も添えられています。


すごく男っぽいね(^_^)
がっつりいただきました。
やはり私は男前でした。

東京には新しいものが次々できるけど、それはじきに古びてしまうから、そんなに魅力を感じません。

ヘルシンキ旅行以来、自分の足でブラブラ歩く旅が大好きになりました。
今日も滞在中お世話になった赤坂見附の街を、ゆっくり歩けて、参拝もできて、充実したオフ日になりました。
楽しかったな(^_^)

コンクール

東京でのコンクールに出場しました。
銀賞をいただきました。
熱心にご指導いただいた飯田みち代先生、佐藤和子先生に、心から御礼申し上げます。

このコンクールでは、審査員の方の他に会場で聞いた方からの感想カードがもらえます。私も聞けた方にはなるべくたくさん書きました。
「出だしから声がきれいに出ていた」
「声が美しく、立ち姿、歌に気品が感じられた」「高音部が美しかった」
「カデンツァのところは感動した」
「しっとりと歌っていて、素敵な演奏だった」
などの感想をいただきました。

出だしは正直苦労したし、何度か出てくるカデンツァも難しかった。姿勢は発声に直結するので、いろいろ試みながら身につけて行きました。
そこをほめてもらえたのは、とてもうれしかったです。

同級生や友人も忙しい中、応援に来てくれました。
「受賞は励みになるね。私も元気をもらいました」
「カデンツアは全部聞こえたし、高音が素晴らしかった」などと言ってもらいました。

昨年、一昨年よりレベルが高くなっていた、と主催者の方が言われました。
コンクールへの参加は、自分のだめな部分と向き合うという苦しさも大きかったですが、とても良い機会になりました。

今日はホテルでゆっくり休み、明日のんびり帰ります。

赤坂

突然ですが、赤坂です。
お地蔵さんを見つけたので、手を合わせてお参りし、ご挨拶をしました。

今朝の朝ドラ「ひよっこ」は、みね子がお父ちゃんと、とんでもないところで再会してびっくりしました。悲しい場面でした。来週からの展開は想像もつきません。
朝ドラの舞台は、ここ赤坂の洋食屋さんです。
赤坂を歩き回っても「すずふり亭」は見つからない。それで仕方なく、夕食は美味しいもの好きの友人と、美味しいものを食べることにしました(^_^)


ぴーんと来た人もいるでしょう。


これとか、


これにも見覚えはあるでしょうね〜(^_^)

蒸し暑い一日でしたが、夕方には雨になりました。
明日は良い日になりますように！

芸音

サンパラソルの苗を植えた時、根付きやすいように、付いていた蕾を取っておきました。
その苗に、可愛い蕾が付きました。うれしい。

先日のレッスンの場所は、今池の芸音でした。
そこの受付のお兄さんに見覚えがあったので、帰りに思い切って話しかけてみましたら、私の顔もすぐわかった、と言ってもらえたのです。
びっくりしたし、とてもうれしかった。

短大を出てすぐに入った合唱団は、毎週土曜日の夜、この芸音の4階にあるサロンで練習をしていました。たくさんの友人たちと出会い、夫とも出会った場所です。
小さい練習室でパート練習もしました。今、コーラスの指導ができているのは、ここでいろいろな事を鍛えてもらったおかげです。
練習が終わっても、1階の出口を出て、歩道橋の下辺りに溜まって、ずっとおしゃべりしていました。海水浴など、遊びに行く計画を立てたりもしました。
みんな20代で若かった。その後の子育て時代も、ここに毎週通って音楽をする事で、息抜きをしたり、息抜き以上の音楽経験をさせてもらったりしていました。オペラに出ていたのもその頃です。

という、懐かしい芸音。建物は新しくきれいになっていましたが、映画館も健在でした。

受付のお兄さんも同じように歳を取っているはずだけど、若く見える方で、まるで時間が止まったように感じました。自分は合唱団の中のたった一人だったのに、顔を覚えていてくれたなんて、びっくりしたり、本当にうれしく思ったのでした(^_^)

体幹

ほんのちょっと手を動かすと、声と音楽の流れがすーっと伸びていく。

体幹が揺らぎそうになる。
というか、揺らいでいるのが動画を見返すとよくわかる。
体幹がしっかりしたとき、身体から出た響きは、どこまでも運ばれていく。

フレーズの大事なところで「身体を戻して」「戻して」という優しい和子先生の言葉が、録音から聞こえている。

みち代先生の先日の教えも、身体にしっかり入っていた。眉間、お腹、上顎、背中。

しかし、録画を見返すうちに、身体が冷えてしまった。家に帰ってから、あらゆる事をして温めている。今度は絶対負けない。じんわり汗が出てきた。よし。