以前は毎日二杯くらい熱いコーヒーを飲んでいたのだが、ここ数ヶ月急に飲めなくなってしまった。
こう暑いと冷たいものばかり欲しくなる。
しかし、温かいものも身体に入れないとね。
ふと思いついて、コーヒーのような感覚で、今朝は自分のために熱いお茶を淹れてみた。
数年前に「一杯用」の小さな急須を買ったのも思い出して。
自分だけのために淹れる、一杯の丁寧なお茶って、贅沢なものだ✨✨
このチューリップの花のような愛らしい湯呑みは、唐津の作家、中里隆の隆太窯のもの。
随分前、九州北部の焼き物を訪ねる旅をした。
伊万里、有田、唐津などをレンタカーで巡り、国立博物館も訪れた。
その時に、いくつかタイプの違う焼き物を求めた。
どれも愛着があるデザインで、大事な時に出してきて気分を変えている。
今朝の一杯のお茶も、この湯呑みのお陰で更に格別なものとなった。
夫が貰ってきて、植え替えていたアマリリスが、急に咲いていた。
アマリリスの花の時期って、本当はいつなんだろう。
暖かい部屋の中に置いておくと、お正月くらいに咲く。
外に置いたものは、春くらいに咲く。
この猛暑に咲いてくれたこの花は、一体どんな気持ちなんだろう。