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1 メシア ( 仏陀 ) の法 Messiah (Buddha) Law system of Dharma 1

2022-01-30 17:23:27 | 瞑想
Messiah (Buddha) Law



 

呼吸法、といっているけれども、たんなる呼吸作用のコントロール法ではなく、このあとで説く「チャクラ」「プラーナ」「クンダリニー・エネルギー」(気道) 「ムドラー」「瞑想」「マントラ詠唱」など、すべての技法を綜合しておこなわれるもので、仏陀の成仏法の最終段階のものである。

 

この四つの呼吸法 (繰り返していうが、たんなる呼吸法ではない)で、仏陀の成仏法は完成されるのである。


 

この呼吸法については、またあとで説く。



 

仏陀の気道の法


 


前の節を読まれたら、大体おわかりであろう。
仏陀も、四神足法において、やはり、死道を用いていたのである。


 

行息」 気息を行らす



、というからには、めぐらす道」がなければならない。その道が,気道である。


ただし、仏陀の気道は、クンダリニー・ヨーガの気道とはかなり違うものである。


それは、クンダリニー・ヨーガの気道の欠陥――、欠陥というより不十分な部分、を補足したものといってよいだろう。


なぜ、そういうことがいえるのか?


わたくしは、仏陀の行息法が後に中国に渡って、道教の仙道になっていったものと
考えるのである。すなわち、道教の修行の原点は、

仏陀の成仏法


にあるのである。


道教の基本的修行に、「内気の法」というのがある。また、「行気の法」がある。こ
れらは、阿含経に説かれているシャカの「行息の法」に外ならない。


道教が、仏陀の成仏法を受けついでいると断定する一つの証として、つぎのような
ことがあげられる。
いま言った道教の内気の法の気道に、泥丸という部位がある。頭頂にあってクンダリニー・ヨーガでは、サハスラーラ・チャクラにあたる部位で、道教でも最高のさと
りの部位になっている。

 

この泥丸という名称はどこから来たのか?


これは、仏陀が説く「涅槃」すなわちニルヴァーナを音写したものなのである。こ
の部位を目ざめさせると、涅槃に到達するというところから、名づけられたものである。


このことは、仏陀の修行法と、クンダリニー・ヨーガ、そして道教、との関連を語
るものにほかならず、たいへん興味深いものといえよう。このほかにも、いくつか、
これに類した例をあげることが出来る。

 

 

 

Although it is called the breathing method, it is not just a method of controlling the breathing action, but all techniques such as "chakra", "prana", "kundalini energy" (airway), "mudler", "meditation", and "mantra chanting". It is the final stage of the Buddhist mantra meditation.

These four breathing methods (again, not just breathing methods) complete the Buddhahood's Buddhahood method.
I will explain this breathing method later. Oak

Buddha's airway law

If you read the previous section, you'll probably understand. The Buddha also used the dead path in the Iddhipada method.

"Breathing" To breathe, there must be a way to go around. That way is the airway.
However, the airway of the Buddha is quite different from the airway of Kundalini Yoga.
It can be said to supplement the deficiencies in the Kundalini Yoga airways-the inadequate rather than the deficiencies.
Why can you say that?
I think that the Buddha's breathing method later moved to China and became a Taoist sendo. In other words, the origin of Taoist training lies in the Buddhahood's Buddhahood method.
One of the basic practices of Taoism is the "law of shyness." In addition, there is a "law of spirit". These are none other than Shaka's "law of breath", which is explained in Agama.
The following is one proof that Taoism has accepted the Buddhahood of the Buddhahood. There is a part called Mudmaru in the airway of the Taoist shyness law that I just mentioned. At the top of the head, in Kundalini Yoga, it is the part corresponding to the Sahaslara chakra, which is the best part of Satori in Taoism.

Where did the name Mudmaru come from?
This is a transcription of the "Nirvana" or Nirvana that the Buddha preaches. It was named because it reaches Nirvana when this part is awakened.
This is very interesting because it talks about the connection between Buddhist practice, Kundalini yoga, and Taoism. In addition to this, there are some similar examples.
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グーグルが本気でマインドフルネスに取り組む理由 Why Google is serious about mindfulness

2022-01-03 17:38:50 | 瞑想
グーグルが本気でマインドフルネスに取り組む理由

 



「マインドフルネス」は、日本でも仕事に効く瞑想(めいそう)法としてブームになっている。その震源は世界的IT企業グーグルにある。2007年、グーグルはリーダーシップや集中力を高めるためのマインドフルネスプログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ(以下、SIY)」の開発に着手した。SIYは2009年より実施され、基本的なプログラムは2日間の集中研修プラス4~7週間の実践フォローアップからなる。今やグーグル内で1万人が受ける人気講座に成長し、グーグル以外でもマイクロソフト、SAP、エトナなど大手企業に採用され、世界中で3万人以上が受講している。ビジネスパーソン向けのマインドフルネスプログラムのなかでは世界最大規模を誇る。日本でも2014年より一般向けにプログラムが実施されている。

 

このSIYを作り上げたのは、グーグル107番目の社員で、IQ156の天才エンジニアだったチャディー・メン・タン氏。メン・タン氏は1970年、シンガポールに生まれ、子供時代から、プログラミングのコンテストで、賞を総ナメしてきた。しかし、コンプレックスや生きづらさに苦しみ、21歳のときに仏教と瞑想に出合ったという。2015年にグーグルを退社し、SIYの普及に取り組んでいるメン・タン氏になぜSIYを作ったのかを訊いた。

■究極の目的は世界平和

――どのようなきっかけでグーグルでマインドフルネスをSIYに高めていかれたのでしょうか?

メン・タンもともとの目的はとてもシンプルなんです。私がやりたかったのは、世界平和のための条件を整えることでした。そして、3つのスキル「内なる平和・内なるJOY(喜び)・コンパッション(深い思いやり)」を世界に広められれば、世界平和に通じる道が開けると考えたのです。そして、私が知りうる限りで最も有効な普及法は、「平和・JOY・コンパッション」を「成功と利益」と結びつけることでした。

 

――立派なお題目を掲げるだけでは、共感を集められない。そこで、ビジネスにおける成功や利益と結びつけることにしたんですね。

メン・タンそうです。私は最初から「世界平和」と「成功と利益」の両方をマインドフルネスの行く先として掲げました。マインドフルネスを実践して成功したら、世界平和だって悪くないと思うでしょ(笑)。

 


 

 

まず、「成功と利益」と深い関係があることがわかっていたEQ(情動知能)に注目しました。そして、EQとマインドフルネスを結びつけることにしたんです。でも、最初は結びつけ方がわからなかった。そこで、EQの専門家ダニエル・ゴールドマンなど多くの学者と相談して、両者を結びつける方法を模索し、SIYを開発していったのです。

――SIYを誰もが参加でき、実践できる方法に高めるにあたって、どのような配慮をされましたか?

メン・タン4つのことに留意しました。第一に一般の人がわかるような、的確な言葉遣いを目指しました。たとえば、「感情に深く入って……」というような、ふわふわした修飾を含む言い方は決してしないようにしました。なぜなら、エンジニアたちは「浅い、深いってどういうこと?わからない。どうやって計測するの?」という反応をするはずだからです。その代わりに「解像度の高い認知力を創り、それを使って自分の感情のプロセスを観察して……」というような的確な表現に言い換えていきました。

2つ目は科学です。すべての議論が科学的に説明できるよう心がけました。猜疑(さいぎ)心を持っている人に、「これをやったら、脳の前頭前野が訓練されて、こうなることが予測される」と伝えれば、「なるほど」と理解してもらえます。

 

3つ目は多様性です。現実社会に即した多様な場で実践できることが必要です。たとえば、SIYでも伝えている共感の実践法は会議の場でも効果的に行えます。それをやることで短期的にはその会議がうまく行くし、長期的には周りの人から、あなたに成功してほしいと望まれ、サポートを得られるようになって、リーダーとしての成功につながります。

4つ目は、現代の忙しいビジネスパーソンに最適な実践法を開発することです。昔はマインドフルネスはフルタイムで何年も修行して身につけるものでしたが、現代のわれわれにとっては、そのやり方は現実的でありません。そこで瞑想を集中的に行い、短時間で終えられる方法を編み出すことにしました。1呼吸、2呼吸、1分間、と短時間でも1時間の瞑想に匹敵させることは可能ではないか、と考えたのです。

グーグルはストレスだらけ

――メン・タンさんが開発したSIYとマインドフルネスの核をなす「瞑想」は、仏教で長い時間をかけて洗練されてきた方法だと言われています。マインドフルネスと仏教の関係を教えてください。

 

メン・タンその質問に答えるためには、「仏教とは何か」というもう一つの重要な質問に答えなければなりません。宗教なのか、哲学なのか。実はそのいずれでもありません。「あなたの教えは何ですか」と訊(き)かれ、ブッダは「私の教えは苦しみについて、そして苦しみからの解放についてのものです」と答えました。ブッダの教えは、それがすべてです。その観点からみると、仏教で苦しみをなくすための主たる実践がマインドフルネスだといえます。マインドフルネスはブッダの実践されたことのあらゆることに入っています。原始仏教の書物で、マインドフルネスは塩に譬(たと)えられています。塩はあらゆる料理に入っているからです。

――それでは、宗教としての仏教というよりも、宗教になる以前の仏教が目指していた目的に到達しようとしているのですか?

メン・タンまったくその通りです。私の目標はこの世にあるすべての苦しみを終わりにすることです。ちっちゃな夢でしょ?

どんな変化が起きるのか?

――マインドフルネスを取り入れた人々には、どのような変化が起きるのでしょうか?

 

メン・タン仕事上でよく聞くのは、SIYのおかげで昇格したという報告です。より高度な難しい仕事に取り組めるようになった、SIYで学んだスキルを使って、心をクリアにして難解なエンジニアリングの問題が解決できた、という報告も受けます。ある男性はSIYを受けて、自分が働きすぎだとつくづく感じて、週5日から週4日のパートタイムに変更しました。でも、何と彼は働く時間を減らした後で昇格されました。つまり、より短い労働時間で、より効果的に働けるようになった、ということです。上司から昇格を告げられたとき、長時間労働に戻るのはいやなので、断ったのですが、パートタイムのままでいい、という条件で承諾したそうです(笑)。

 

家庭生活が変わったという報告も多いですね。奥さんから、夫が別人のように優しくなった、という報告を何度か聞きました。

 

また、ある女性はいつも体調が不安定だったのですが、SIYを受けて、その理由が自分の感情を抑圧しているからだと気づき、自分の感情と健全に向き合う方法を学んで、体調が良くなったそうです。

 

――世界最先端の企業が集中するシリコンバレーがある西海岸から、2500年もの長い歴史を持つ仏教の叡智(えいち)をベースとした「マインドフルネス」が花開き、発信されていることは、非常に興味深いと思いました。なぜそのようなことが起きたのでしょうか?

メン・タン背景として2つと半分の要素があります。まず、シリコンバレーの成功は一言でいうと「歴史上、誰もやらなかったことを実現する。しかも次から次に」という精神からもたらされました。これは1970年代のメモリーチップ、マイクロプロセッサーの発明から続いています。ここで起こったことは、その前には誰もやらなかったことです。そのため、シリコンバレーの人々は特別なマインドセットを持っています。それは新しいことにトライする、オープンな心です。それが第一の要素です。その心ゆえに、シリコンバレーの人々は、怪しげなもの、ヘンなことに慣れていて、それらを毛嫌いしません。マインドフルネスのような瞑想にしても、初めは怪しげなものだったわけですが、オープンな心の恩恵を受けられました。

 

でも、それより以前に第2の要素として、シリコンバレーの結果主義があります。マインドフルネスにしても、効果があれば、こだわらずに実践する。つまり、まずは結果主義があって、そこにオープンな態度が相俟(あいま)って、マインドフルネスは広まっていったのです。

 

もう1つの半分の要素は、先ほども述べましたが、ここの人々がストレスいっぱいであることです。かつて達成されなかったことを達成するには、必ず失敗があります。シリコンバレーだけでなく、全米のベンチャーキャピタルの出資による会社で成功するのはわずか9%といわれています。その結果、多くの挫折、ストレス、苦しみがシリコンバレーにはあります。

 

 

"Mindfulness" is booming in Japan as a meditation method that works well for work. The epicenter is in Google, a global IT company. In 2007, Google began developing a mindfulness program, Search Inside Yourself (SIY), to enhance leadership and concentration. SIY has been implemented since 2009, and the basic program consists of two days of intensive training plus four to seven weeks of hands-on follow-up. It has grown into a popular course that 10,000 people take in Google, and it has been adopted by major companies such as Microsoft, SAP, and Etna besides Google, and more than 30,000 people have taken it all over the world. It is one of the largest mindfulness programs for business people in the world. In Japan, the program has been implemented for the general public since 2014.

 

This SIY was created by Chade-Meng Tan, the 107th employee of Google and a genius engineer of IQ156. Born in Singapore in 1970, Men Tan has won awards in programming contests since his childhood. However, he suffered from complexities and hardships, and at the age of 21, he encountered Buddhism and meditation. He left Google in 2015 and asked Men Tan, who is working to popularize SIY, why he created SIY.

■ The ultimate goal is world peace

――How did you get your mindfulness to SIY through Google?

Men Tan The original purpose is very simple. What I wanted to do was to set the conditions for world peace. He thought that if the three skills "inner peace, inner JOY (joy), and compassion (deep compassion)" could be disseminated to the world, a path leading to world peace would be opened. And the most effective dissemination method I know of was to connect "peace, JOY, and passion" with "success and profit."

 

――You can't get sympathy just by giving a good title. So you decided to link it to business success and profits.

Men Tan That's right. From the beginning, I have listed both "world peace" and "success and profit" as the destination of mindfulness. If you practice mindfulness and succeed, you wouldn't think world peace is bad (laughs).

 

First, I focused on EQ (Emotional Intelligence), which was known to be closely related to "success and profit." And I decided to connect EQ and mindfulness. But at first I didn't know how to connect them. Therefore, I consulted with many scholars such as EQ expert Daniel Goldman, searched for a way to connect the two, and developed SIY.

――What kind of consideration was given to improving SIY to a method that anyone can participate in and practice?

Men Tan I noticed four things. First of all, I aimed for accurate wording that the general public could understand. For example, I never used words that included fluffy modifications, such as "get deep into your emotions ...". This is because engineers should respond by saying, "What does it mean to be shallow and deep? I don't know. How do you measure it?" Instead, I paraphrased it into an accurate expression such as "Create high-resolution cognitive ability and use it to observe your emotional process ...".

The second is science. I tried to explain all the discussions scientifically. If you tell someone who has a suspicious mind, "If you do this, the prefrontal cortex of the brain will be trained and you can expect this to happen," you will understand "I see."

 

The third is diversity. It is necessary to be able to practice in various places suitable for the real world. For example, the practice of empathy that SIY conveys can be effectively done at meetings. By doing that, the meeting will be successful in the short term, and in the long term, people around you will want you to succeed and you will be able to get support, which will lead to success as a leader. increase.

The fourth is to develop the best practices for today's busy business people. In the olden days, mindfulness was practiced and learned full-time for many years, but for us today, that is not practical. So I decided to focus on meditation and come up with a way to finish it in a short amount of time. I wondered if it would be possible to match one hour of meditation with one breath, two breaths, one minute, and even a short time.

Google is full of stress

--Meditation, which is the core of SIY and mindfulness developed by Mr. Men Tan, is said to be a method that has been refined over a long period of time in Buddhism. What is the relationship between mindfulness and Buddhism?

 

Men Tan To answer that question, we must answer another important question, "What is Buddhism?" Is it a religion or a philosophy? In fact, it is neither of them. Asked, "What is your teaching?", Buddha replied, "My teaching is about suffering and about liberation from suffering." That's all about the Buddha's teachings. From that point of view, mindfulness is the main practice in Buddhism to eliminate suffering. Mindfulness is in everything that Buddha has practiced. In early Buddhist books, mindfulness is reminiscent of salt. Because salt is in every dish.

--So, rather than Buddhism as a religion, are you trying to reach the goal of Buddhism before it became a religion?

Men Tan That's exactly right. My goal is to end all the suffering in the world. It ’s a small dream, is n’t it?

What kind of change will happen?

――What kind of change will happen to people who have adopted mindfulness?

 

Men Tan I often hear reports of promotion thanks to SIY. We also receive reports that we were able to use the skills we learned at SIY to clear our minds and solve difficult engineering problems, which allowed us to tackle more advanced and difficult tasks. One man received SIY and he felt he was overworked and changed from 5 days a week to 4 days a week part-time. But how he was promoted after reducing his working hours. This means that he has shorter working hours and he can work more effectively. When his boss told him he was promoted, he didn't want to go back to working long hours, so he refused, but he agreed on the condition that he could stay part-time (laughs). ..

 

 

 

There are many reports that family life has changed. I've heard several reports from my wife that her husband has become as kind as another person.

 

Also, one woman was always sick, but she received SIY and she realized that the reason was that she was suppressing her emotions, and she became healthy with her emotions. She learned how to face her and she feels better.

 

--The fact that "mindfulness" based on the wisdom of Buddhism (Eichi), which has a long history of 2500 years, has blossomed and is transmitted from the west coast where Silicon Valley, where the world's most advanced companies are concentrated, is located. I found it very interesting. Why did that happen?

Men Tan There are two and half elements as a background. First of all, the success of Silicon Valley came from the spirit of "realizing what no one has done in history, and one after another." This continues from the invention of the memory chip and microprocessor in the 1970s. What happened here was that no one had done before that. Therefore, people in Silicon Valley have a special mindset. It's an open mind to try new things. That is the first factor. Because of that mind, the people of Silicon Valley are used to the dubious and weird things and don't hate them. Meditations like mindfulness, which were dubious at first, benefited from an open mind.

 

But before that, the second factor was Silicon Valley pay for performance. Even if it is mindfulness, if it is effective, practice it without being particular about it. In other words, first of all, there was pay for performance, and there was an open attitude, and mindfulness spread.

 

 

 

Another half factor, as I said earlier, is that the people here are full of stress. There is always a failure to achieve what was never achieved before. It is said that only 9% of companies that are funded by venture capital in the United States, not just Silicon Valley, will succeed. As a result, there are many setbacks, stresses and sufferings in Silicon Valley.
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超能力開発のシステム ESP development system

2021-11-12 18:44:00 | 瞑想
超能力開発のシステム













チャクラを内分泌腺という近代医学、生理学の面からながめてみた。それでは、そのチャクラを、密教自身はどのように考え、どのように説明しているか、今度は密教の立場から見てみよう。




I ムラダーラーチャクラ

体力が非常に増進して、普通人の三?五倍の精力を持つようになる。三日、四目の徹夜くらい

平気になる。一切の病気を受けつけず、健康体そのものとなる。病弱だった者は、その悪いところがみな癒ってしまうのだ。このチャクラにを集中したとき瀕死の病人でも床を蹴って立ち上るだろう。男女ともに実際の年令より10歳以上若くなる。そのかわり、強烈な性欲と生殖力を持つようになるので、その干不ルギーを、オージャスという知能の干不ルギーに変える方法をあわせ教える。




2 スヴァジスターナーチャクラ

このチャクラにエネルギーを集中すれば、気力が充実し、勇敢になって、積極果敢な行動力をチャクラの発揮するようになる。なにものをも畏れず、なにごとにも惑わず、不動の信念をもってどんな困難にもひるまない。生死を超越した超人的手腕力量を発揮する。




3 マニピューラーチャクラ

ヨーガースートラの「臍輪に綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる」というのが、このチャクラである。体内の組織を知ることができるというのは、ただ知るということだけではなく、からだの組織を自由にコントロールすることができるということである。それも、自分のからだだけではなく、他人のからだも自由にコントロールする力を持つから、人の病気なども即座に癒してしまうのである。

このチャクラは、五気のうちの「サマーナの気」に属するものであるから、「サマーナ気を克服するならば、身体から火焔を発することができる」とあるように、このチヤクラを綜制することにより、火のエネルギーを出せるようになる。念力の護摩の火は、このチヤクラと、ヴィシュダー・チヤクラを使って出すのである。クンダリニー密教の奥義書には、「定に入って目を閉じているとき、このチャクラから、黄色味を帯びた白熱の火焔が水蒸気のように立ちのぼるのが見え、また、道を行くとき、同じ色をした火焔に腰から腹部のあたりがつつまれているのが見える。うすい煙か霧のように見えることもある」と記されている。このチヤクラが、ムラダーラーチヤクラで増強された生殖干不ルギーを、別な物質に変化させる。(どうしてそれができるかはあとで述べる)おなじように、体内に入ってきた毒物、毒素は、このチヤクラが分解したり、べつな物質に変えてしまう。だからPCB、DDT、などの毒物も、このチャクラの力で無害のものにしてしまうことができる。

はっきり火焔が出せるようになると、物質原素を変化させて、べつな物質に変えてしまう力を持ちはじめる。




4 アナハターチャクラ

他心通の力があらわれてきて、他人の心が手にとるように分るようになると同時に、他人の心を自由に動かす力が出てくる。

つづいて、目に見えぬものの高い心(聖霊、神霊、主導霊と表現する)と心を交流することができるようになる。自分にとって不可解な、理解できぬことなどを、天地にみちた、すぐれた心、智恵の干不ルギーに同化してそこから聞くことができる。つまり、人の肉体はほろびても、その人の持っていた心のエネルギーはこの空間に痕跡をとどめているので、このチヤクラでその心の波動と同じ波動になれば、その心が持っていたすべてのもの、意識も、知能もみな自分と同化して自分のものになるということである。そういう意味で、このチヤクラに十分熟達すると、霊界(四次元)の世界と交流の道がひらけるのである。

5 ヴィシュダー・チャクラ

超人的な聴力がそなわる。実際に、このチヤクラが使えるようになると、それまで全く聞こえていなかったある音響を聞くことができるようになる。これは私自身の体験であるが、

ことは、人の聴覚は、四〇、〇〇〇?五〇、〇〇〇キロサイクルの振動波しか聞くことができないが、このチヤクラを修得すると、その倍以上に聴覚の幅がひろがるということである。一〇〇メートルはなれて人の心臓の鼓動も聞くことができるということである。ちなみに、犬の聴覚は、八〇、〇〇〇?九〇、〇〇〇キロサイクルとされている。

また、いろいろな声を聞く。主導霊の声をはっきり耳にするようになる。

ヨーガースートラにある「あらゆる生きものの叫び声の意味がわかる」という能力が身にそなわる。仏教の天耳通である。

また、このチヤクラは、頭部、上肢(両腕)及び胸部の筋肉運動に深い関係を持つ。




6 アジナー・チャクラ

異常な透視力を持つようになる。ヨーガースートラにある「心の発現にそなわる光をあてることによって、どんなに微細なものでも、人目につかぬところにかくされているものでも、はるか遠くにあるものでも知ることができる」という能力である。

テレパシー能力が生ずる。ヨーガースートラにいう″大肌身″が可能になるのはこのチヤクラである。

このチヤクラは、また、命令のチヤクラ、願望成就のチヤクラ、自在力のチヤクラともいわれ、熟達すると、自然に命令してこれを自在に動かし、自由に支配ナることができるようになる。すなわち、八種の自在力をそなえるようになる。八種の自在力とは、前にも述べたように、

山身体を極限まで小さくして、岩などを自由に通り抜ける力 即からだを大空にいっぱいになるほど大きくする力 即蓮の糸や綿くずよりも軽くなる力 ㈲望みのままに、月にでも指をふれることができる力 即自分の意志するままに、どんなことがらでも実現できる力 世界を創造し、支配する力 閉万物を自分の意のままに従わせる力 大地のように身を重くすることのできる力、あるいは、自分の意欲の対象を必ず手に入れることのできる力、の八種でる。




7 サハスララーチャクラ

頭のなかの光明Murdhajyotioといわれるチヤクラである。Brahma randhra梵の座、梵の裂け目という頭蓋骨の接合するところの真下に位置する。梵の座、梵の裂け目とは、梵すなわち聖なるもの、と一体になる場所という意味である。

このチヤクラを目ざめさせると、この部位に光明があらわれて、燦然とかがやく。頭のなかの光明である。

このチヤクラはすべてのチヤクラを統合してこれを自由に制御する。すべてのチヤクラを自由に制御することができるようになると、彼は次第に変身する。昆虫が全身を覆うかたい表皮を次第に溶かし、しなやかな、しかし丈夫な羽翼を自然に身につけて、空飛ぶ蝶に変態するごとく、

彼はヒトからべつな生物に変身する。三次元生物のホモーサピエンスから四次元生物の超・ヒト、ホモーエクセレンスに変身する。ヨーガでは、これを聖なるものと一体になる、と形容した。

このチヤクラを、聖霊が宿り、聖霊と交流するところであるといっている。このチャクラを完成した修行者を、超人、大師、救済者と呼ぶ。超人は、物質世界を超越し、時間と空間の制限を受けない。ヨーガースートラにあるように、自由に自分の肉体を消失させ、一瞬のうちにヒマラヤ

の奥地から東京に飛来し、一刹那のうちにヨーロッパヘ去る。彼は、四次元世界の時間と空間の秘密を体得しているのである。二次元(平面)世界の生物にとって、三次元(立体)世界の生物の行動はナソとしか思えぬように、三次元生物のわれわれには、四次元世界に住む超人の動きは

全く理解できない。インドでは、仏陀が超人であるとして、このチャクラの完成者であることを、形を以て示している。その形を、おそらく、あなたも必ず目にしているはずなのであるが、あなたは多分そのことに気づいていないのであろうと思われる。

このことについて、「ザーチャクラス」の著者、Leadbeater氏は図を示して解説している。

、ジャワの寺院の仏像である。上は東大寺法草堂の仏像である。この二つの像の頭部がサハスララーチャクラの、二つの型を示しているのである。下の像は、チャクラによって発達した頭蓋をそのまま示している。この頭頂の盛りあがりは、多くの人びとが考えているように、マゲではないのである。これは、肉皆といって、仏陀の持つ「三十二相」のひとつで、頭骨がこのように発達して盛りあかっているのである。なぜ発達したかというと、このチャクラの修行によるもので、その盛りあがりはこの修行を完成したことをあらわしているのである。だから、修行中の仏陀の頭骨はこのように盛りあがりを見せず、普通人とおなじ頭蓋をしている。修行を完成して仏陀に変身したとき、彼の頭骨はこのように変化している。

Leadbeater氏によればこの像の頭部は、「最初に九六〇の花弁のように大きい盛り上り、それから、頂きに、それから上っている十二のより小さい盛り上りがある」といっている。このチャクラは、中心の幅が十二、その周囲の輪は、九六〇である。氏る。は、このかたちが、仏陀に象徴されるこのチャクラの二つの型のうちのひとつであるといってい

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瞑想に環境に整える Prepare the environment for meditation

2021-11-06 07:54:31 | 瞑想

五法とは、一に飲食を調節すること。二に睡眠を調節すること。三には身を調えること。四に気息を調えること。五には心を調えることである。


 

 第一に、食を調えるというのはつぎのようなことである。


 食事はほんらいからだをたすけ正しい道にすすましめるためのものである。


それなのに、もし食べすぎているような状態でいると、気はあせり、からだけ


だるく、心がとぎれがちで、座禅をしても心は安らかになりにくい。


 だが、もし食べることが少なすぎて足りないと、からだけ疲れ、心は呆け、


思うところも考えることもしっかりとしない。この二つは、どちらも禅定を得る道にはならない。


 また、もしけがれたものやよごれたものを食べていると、ひとの心を悟くし、迷いやすくする。もしからだによくない刺激物を食べていると、かねてからの病が動いてくるし(持病が出ること)、からだの調子も悪くなる。だから禅定を修習しようとするなら、そのはじめにぜひとも深くこれらをつつしまなければならない。


 

第二に、睡眠を調えるというのは、眠とはこれ無明が心に覆いかぶさるので


あるから、これをほしいままにしてはならないということだ。


 もし眠ることが必要度を過ぎて多いときは、それだけ仏法を修習する時間が廃されるだけでなく、努力の心も失われがちで、しかも心をくらくし、善い心を沈没させる。まさに人生が無常であることをさとり、睡眠をよく調伏して、気分を清白に、心を明るくきよからしめるがよい。


 

 第三には、身を調え、第四には息を調え、第五には心を調えるのであるが、


この三つの条件は、まさに合わせて用うべきなので、べつべつに説明することはできない。以下これについて述べてみよう。


 第一に身を調えるとは、われわれが正しい瞑想をするためには、からだを正しく調えなければならないということである。 瞑想をはじめる前から、歩くときにも立ち止まるときにも、動くときも静かにしているときも、なにかをしているときでも、いちいちがみな注意深く綿密でなければいけない。


 

The five methods are to adjust food and drink in one. Second, regulate sleep. The third is to prepare yourself. To keep your breath in the fourth. The fifth is to adjust your mind.

 

First of all, preparing food is as follows.

Meals are for helping the body and recommending the right path.

And yet, if you're eating too much, you're rushed, just because

I tend to be sluggish and choppy, and even if I do zazen, my heart is hard to feel at ease.

However, if I eat too little and I don't have enough, I get tired and my heart is stunned.

I don't really think or think. Neither of these two is a way to get a meditation.

Also, if you eat something that is injured or dirty, you will realize the heart of the person and make it easier to get lost. If you eat a stimulant that is not good for your body, your illness will start to move (you will have a chronic illness) and your body will become ill. Therefore, if you want to learn Zen meditation, you must first deeply dig into these.

 

Secondly, adjusting sleep is because sleep is overwhelmed by avidyā.

So don't leave this as you want.

If you sleep too much, not only will you lose the time to learn Buddhism, but you will also tend to lose your effort, and it will make you feel at ease and sink your good heart. It's a good idea to take into account the fact that life is unrelenting, to sleep well, to refresh your mood, and to brighten your mind.

 

The third is to adjust the body, the fourth is to adjust the breath, and the fifth is to adjust the mind.

These three conditions should be used together, so they cannot be explained separately. Let's talk about this below.

First of all, to be in good shape means that in order for us to meditate properly, we must be in good physical condition. Before starting meditation, every time you walk, stop, move, be quiet, or do something, you have to be careful and meticulous.
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2 長出呼吸法 2 Long breathing method

2021-11-01 12:57:50 | 瞑想

吐き出し終わったら、また、本に為で息を吸う。こと、と同じである。


 

或いこんだら、職と同じ動作で吐き出してゆく、前とおなじように吐き出しながら、マントラをする。

この長出入呼吸法は、一呼吸についての時間は問わない。できるだけ短く、く、長出入息させるのである。

 

2、長出呼吸法の訳は師の、長出入息呼吸法は、出る息、入る息。ともにできるだけ長く細く呼吸するものである。できるだけ細く長く、というだけで、どれほどの時間をかけて細く長く呼吸するのか、という時間は問わない。


しかし、今度の長出息呼吸法は、時間が日ャスになる。

だいたい、成人の呼吸は、健康な人の平な状態で、ふつう一間に一八四)れている。

 

一般に弱体質の人は、息を吸う時間が非常に短い。


 

重病人などは、肩でせわしく浅い短い呼吸をしている。虚弱体質でなく健康な人でも、昂奮したり、激しい怒り、恐れ、悲しみなど、心が激動すると、呼吸はずっと速くなる。激怒してことばがつまったりするのは、呼吸が速くなりすぎて、切迫するためである。
心の病気を持つ人の呼吸も速い。

一分間に二十数回、あるいは三十回以上も呼吸している人は、明らかに異常で、心因性の病気を持つ人である。精神科の医師は、患者の呼吸の速さを、診断の目ヤスの一つとしているのである。

この長出息呼吸法は、一呼吸を、一分間に三回ないし四回位にまで落とす。

呼吸のしかたは、長出入息呼吸法とおなじでよい。ただし、呼吸を、一分間に三回にまで落とすということは、ふつうの呼吸法では不可能である。それができるコツは、出す息をできるかぎり細く長く、綿々と吐いていって、吸うほうの息は、ふつうの呼吸に近い吸いかたで吸うのである。

 

この呼吸法に熟達すると、一分間に一回くらいにまでなれる。


秋習時間は三〇分ないし一時間である。



-
3、反式呼吸法の訓練


反式呼吸法というのは、ふつうの呼吸とまったく反対の呼吸をするので、こう呼ぶのである。
つまり、自然の呼吸では、息を吸いこんだとき、腹部がふくれ、息を吐いたとき、腹部がひっこむ。


この反式呼吸法は、それが全く逆になる。すなわち、息を吸いこんだとき、腹をひっこめ、息を吐いたとき、ふくらませる。つまり、自然に反した呼吸法なのである。


なぜ、そういう反自然の呼吸法をするのか?


 

いくつもの利点があるからである。その利点は、横隔膜を極限に近く使うところから生ずる。


 
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深層意識をつかう瞑想法

2021-10-25 10:37:50 | 瞑想

[一、深層意識をつかう瞑想法]
わたくしが教える瞑想次第に則って、自分が望む来世の境遇・状況を明確に
強く観想していく。
どのような家庭に、どのような人間として、どのような能力・素質を持って
生まれていくかという人生の設計図を創り、それをありありと念じるのである。
人間の意識は表面意識・潜在意識・深層意識の三層に大きく分けることがで
きる。この深層意識の領域に霊魂の宿る揚がある。換言すれば、脳のある部分
に霊魂がおさまっているのである。そして人が臨終を迎えると、霊魂は肉体を
離れて霊的世界へ行き、やがて転生する。
霊魂は魂塊ともいう。魂とは霊魂全体を、院はその核をさす。鶏卵にたとえ
るならば、卵全体が魂になり、黄身が塊にあたる。この院の中に、その人のあ
らゆる記憶が詰まっている。それは現在の人生における経験だけではなく、前
世、前々世、三世前、四世前、五世前……というような、これまでのすべての
過去世における記憶が残されているのである。
いや、人間としての記憶だけではなく、さらには生命の進化の記憶も保存さ
れている。

人は前世の記憶を持つ ヘッケルの生物発生法則
一八六六年、ドイツの自然学者であり、生物学者であったヘッケル(Emst
Heinrich HaeckeDが、こういう理論を発表した。
「生物の個体発生はその系統発生をくり返す」
という有名な生物発生法則である。
これは、生物の個体発生は、系統発生のあとをたどるというものである。
この法則によると、人間は、人間の発生当時から現在の自分にいたるまでの
形態を、母胎において、つぎつぎとくり返していくのである。つまり、それま
での自分の歴史をたどるわけである。
まず、この世界における生命の発生は、原始海洋における一匹の微小なア
メーバの誕生からはじまる。そのアメーバは、たぶん、オパーリンのいうよう
に、コアセルベーションによって形成されたのであろうが、それがしだいに進
化していって、原生動物から、魚、イモリ、カメ、ウサギ、サル、というよう
に変化してきたわけである。
現代における人間の発生も、そのもっとも最初は、アメーバとまったく変わ
らぬ形態をした一匹の精虫である。母胎内の胎液(羊水)は、原始海洋の成分と
同様であり、そこで一匹の精虫は、原始の海で成長をはじめたアメーバのよう
にたくましく成長をはじめる。
三、四週間たつと、それは、明らかに魚のかたちに進化している。つまり、魚
の時代に入ったのだ。その尾は魚のような平たい尾を持っており、のどにはエ
ラの穴のような四対のさけ目が生じ、血管もまた魚のとおりに配置されてい
る。心臓も、現在のわれわれが持っているような、左右両室に分かれた上等の
ものではなく、魚とおなじような単ポンプ式のものである。
二ヵ月だつと、エラも、心臓も、尾も、すっかりなくなって、哺乳類のもの
に変わってくる。いよいよ哺乳類の時代に進化してきたわけである。この時期
には、ヒトも、牛も、犬も、豚も、区別がつかないほどよく似ている。
六ヵ月たって、サルとおなじになってきて、足など、サルのようにものをつ
かみやすい構造になっている。が、これも間もなく変化して、ヒトの足のかた

ちになってくる。
そして七ヵ月のなかばごろから、ビトはヒト独白の形態を示してきて、ヒト
に最も近いサルともはっきりちがったかたちをあらわしてくる。原始人ではあ
ろうけれども、はっきりヒトの段階に入ったわけである。
このように、人間は、十ヵ月の胎児時代に、人間発生以来の歴史、それはお
よそ十億年くらいであろうと推定されるのであるが、その長い歴史をくり返す
わけである。
以上、ヘッケルは、このことを、生物学的・解剖学的に立証した。
つまり、人間の胎児は、母胎内において、過去の進化のあとを、そのままの
形態の上でたどるということである。そうして、ヘッケルは、生物学者という
立場からであろうが、それ以上には進まなかった。すなわち、胎児は形態の上
で歴史をくり返すというだけで、胎児の意識の面にはまったく2  れなかったの
だ。
胎児は十億年の記憶を持つ
けれども、胎児は母胎内において、まったく石ころのようになんの意識も持
たないで過ごすなどということは考えられないことではないか。
わたくしは、ヘッケルのこの説の上に立って、胎児は、その形態だけ過去の
歴史をくり返すのではなく、その形態に応じて、過去の歴史をその意識の上で
ちくり返すものと考えるのである。
胎児は、当然、胎児としての意識を持つであろう。意識を持っているなら
ば、そのときの形態に応じた意識を持つのが当然である。すなわち、魚とおな
じ形態をしているとき、胎児は魚の時代であったときの意識を持ち、サルとお
なじ形態を示しているとき、胎児は、サルの時代であったときの意識をたどっ
ているわけである。
ところで、記憶とはなにかというと、過去の経験意識の蓄積である。
そのように意識が逆行して発生展開のあとをたどっていくということは、要
するに、経験意識をくり返しているということにほかならず、それは結局、過
イモリ  亀
一ヵ月目
二ヵ月目
三ヵ月目
去の記憶をたどっているという
ことであり、過去を経験してい
るということではないか。
つまり、胎児は、アメーバの
時代からヒトにいたるまでの進
化のあとを、十ヵ月の間に全部
経験しているわけである。
母胎内における生命のこの経
験は、その生命が、太古の昔か
ら現在まで生きつづけていると
いうこととまったくひとしいの
ではないか。
なぜならば、母胎内において
過去の経験を意識するというこ
とは、それが、母胎内においてでも、あるいは母胎外においてでも、経験意識
の上においては変わりないのであって、その胎児は、経験意識の上において
十億年生きてきた記憶を持つのである。
そして、十億年生きてきた記憶を持つということは、十億年生きてきたこと
とおなじではないか。

その進化の過程におけるすべての記憶が、霊魂の中に詰まっている。要する
に、アメーバの時代をはじめ魚、ワニ、ウマ、サルの時代の記憶までもが塊に
刻み込まれているのである。
人間の脳の中にそれらの記憶が残っているからこそ、人類は現在のような文
明文化を築くことができたのである。人間の進化と転生の記憶こそが文明文化
の原動力になっている、とわたくしは確信している。輪廻転生瞑想法では、そ
の生命の全記憶が記録されている深層意識をつかう。深層意識において、
「自分は、このような境遇の、こういう能力を待った人間として生まれ変わ亘
と強く念じて瞑想するのである。深層意識をもちいる瞑想であるから、過去
世の記憶がよみがえることもあるかもしれない。
この瞑想修行はじつに衝撃的な内容である。死の実態に迫る瞑想であるか
ら、自分が死ぬときの情景が頭に浮かぶこともありうる。生と死は表裏一体で
あるから、死の実態を理解してこそ、生まれることの実態もわかる。したがっ
て、輪廻転生瞑想法は人間に究極の悟りをもたらす瞑想だといえるかもしれな
い。
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What kind of person would you like to be together to raise your sense of self-affirmation?

2021-10-25 10:34:14 | 瞑想
People who are good to be together to raise a sense of self-affirmation are simply "people with a high sense of self-affirmation." The way to identify it is whether you spend time together and don't care about your shortcomings. It is whether you can see your good point.

If you can feel that you have not abandoned yourself, you can say that the person who is with you is a person with a high sense of self-affirmation and a person who enhances this self-affirmation.

Because they are good at finding the good point of the other party, they are comfortable when they are together. On the other hand, people who have a low sense of self-affirmation find out what they like and point out.

Also, since the body is honest, there is also a way to ask the body. This method is recommended, as many modern people are desensitized.

After having met the person and spent a while together, did you feel full of energy when you were alone on your way home, or was it tired and tired? It is simple, but such fine senses also teach us the essence.
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チャグラが生む奇蹟  クンダリーニヨガ A miracle created by chagra Kundalini yoga

2021-10-08 19:06:46 | 瞑想
チャグラが生む奇蹟

 クンダリニー・ヨーガが超常的能力を生み出す源泉は、「チャクラ」である。

 クンダリニー・ヨーガは三千年の歴史を持つ。

 そんなにも古い時代に、クンダリニー・ヨーガは、人間の体の中に、七ヵ所の

「力の湧き出る泉」を発見し、この泉を自由に制御して、超人的能力を発生させ

る技術をつくり出した。そうして、この「力の湧き出る泉」を「チャクラ」と名

づけた。

 チャクラとは、どういう意味か?

 英国、およびアメリカ、インドに本拠を持つ神智学協会発行の6The Chakras9

の中で、リードビーターは、それを6Force Centefと訳している。〃力の中心”

である。そうして、つぎのように解説している。

Chakraという語はサンスクリット語で、輪を意味し、文学的な表現をす

輪廻転生瞑想法II 62

れば、〃法の輪の回転”である。

と。

 また、別なヨーロッパのヨーガの指導者は「幅」であるといっている。

 わたくしの考えは、このほうに近い。

 しかし、これを、輪といったり帽といってしまったら間違いであって、それ

は、車輪の中心から八方に放射状に出ている支柱、すなわち幅には似ているけれ

ども、幅そのものではなく、また輪でもなく、幅の状態なのである。すなわち、

放射状の波動、というものが最も適切と思われる。

 それは、もの、そのものではなく、もの、の状態を示すもので、力をあらわ

しているのである。それは、ある刺激によってひとつの力が生じた状態なのであ

る。その状態が、幅のように放射されたかたちをとっているわけだ。

 それは、力が充実したとき、さまざまな色をともなって、かすかに光って見え

る。霊光に似ているが、オ上フは、チャクラのように多彩な色を発しない。

 

 チャクラが、どうして、超人的ともいうべき特殊な力を発生するのか?

 長い間、それは神秘的な謎とされていたが、近代生理学の登場によって、その

謎は解けた。

 チャクラの揚所は、すべて、内分泌腺と一致するのである。

 クンダリニー・ヨーガの熟達者は、特殊な修行によって得た力でその場所を刺

激し、ふつうの人間の持たない力を発生させるのである。内分泌腺がその力の発

生源なのである。

 これを、近代医学による内分泌腺と対照すると、表1(七三頁)のようになる。

 ただし、この、チャクラと近代医学の解剖学的対照は、わたくしの修行体験に

よってわたくしが分類したもので、欧米のヨーガの指導者たち(およびその系統

の人たち)の対照分類のしかたと、だいぶちがうところがある。わたくしは、わ

たくしの修行体験によって、このほうが正しいと信じているが、あるいは、これ

はリードビーター氏がいっているように、人種、民族別による体格、体質の相違

によるものであるのかもしれぬ。氏はその著書の中で、チャクラの大小、色彩、

位置、形状など、有色、白色、東洋、西洋の民族、人種の相違によってかなりち

がうものがあり、また、おなじ民族、人種でも、多少の個人差が見られる、との

べている。たしかにそのとおりだと、わたくしも思っている。

チャグラの機能


 チャクラは、ホルモンを分泌する内分泌腺と同一の場所にあり、ホルモンが持

つ驚異的な力を発現させる場所であることをのべた。

 では、各チャクラは、どのような力を発揮するのであろうか。

 クンダリニー・ヨーガの秘伝として伝えるところのものを記してみよう。

ムーラーダーラーチャタラ


内分泌腺の性腺、腎臓の部位である。

このヂャクラを覚醒すると、体力が異常に増進して、ふっうの人の三~五倍の

精力を持つようになる。三日、四日の徹夜くらい平気になる。いっさいの病気

を受けつけず、健康体そのものとなる。病弱だった者は、その悪いところが、み

ななおってしまう。このチャクラに綜制汐旧苫∃Qを集中してそのエネルギーが

発動したとき、㈲死の刑人でも床を蹴って立ち上がるだろう。男女ともにじっさ

いの年齢より十歳以上若べなる。

 そのかわり、強烈な性欲と生殖力を持つようになるので、そのエネルギーを、

オージャスという知能のエネルギーに変える方法をあわせもちいる。

 2、スヴァーディシュターナーチャクラ


 闘いのホルモン、英雄ホルモンを湧出させる副腎の部位である。

 このチャクラが覚醒して于不ルギーが発動すると、気力が充実し、勇敢になっ

て、積極果敢な行動力を発揮するようになる。なにものをも恐れず、なにごとに

も惑わず、大胆不敵、不動の信念を持ってどんな困難にもひるまない。生死を超

越した超人的手腕力量を発揮する

3、マニプーラーチャクラ(ナービーチャクラ)


ヨーガの奥義書である「ヨーガースートラ」にこうある。

臍輪に綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる。

この章について、佐保田鶴治博士は、

(自在力 第29節)

 臍輪というのは、実際の臍の孔ではなくて、そのあたりにありと想像され

る神秘な車輪状の部位のことで十六の幅をもっていると言われる。一説で

は、後世のハターヨーガで説く六つのチャクラの中の下から三番目にあるマ

ニプーフーチャクラのことであるともいう。いずれにせよ、肉眼で見える部

分ではなく、幽体に属するものとされている。臍輪は気体(生命エネルギー

からなる身体)の中央にあるから、これに綜制を行なうと、身体内の組織が

と解説されておられるが、これは、多少ともちがう。

 博士は、「そのあたりにありと想像される神秘な」といわれるが、この部位

は、決して空想的な場所ではない。たしかに神秘的とも思われる偉大な力を発揮

するけれども、医学的にはっきり確認されているのである。

 それは、医学的には、ソーフー・プレクサスと名づけられた「太陽神経叢」の


ことである。腹腔神経叢、内臓動脈軸叢ともいわれ、腹腔動脈より出る上腸間膜

動脈の起始部にある交感神経の大きい神経叢である(。胃の裏側にあって、さながら太陽の光線のごとく各臓器に神経を送っているので、この

名前がつけられた。

 すなわち、ここから出る神経は、食道、胃、腹部血管、肝臓、輸胆管、豚臓、

副腎、腸等に分布している。また、この神経叢は大小内臓神経、迷走神経、第

十二胸神経節、第一腰神経節などが集まっており、内臓の神経としては最も重要

な叢である。

 チャクラというのは、いずれも、いままで、空想的、神秘的場所とのみ考えら

れてきた。これらの部位は、決してそういうものではなく、さきにのべたよう

に、内分泌腺、神経群、酵素などに深い関係があり、じっさいに、医学的見地か

ら見ても非常に重要な場所であり、大切なはたらきをする場所なのである。

 「綜制をほどこすことによって、体内の組織を知ることができる」とあるが、こ

の綜制というのは、特別な修行を経た特殊な集中力をいう。この組織を知る、と

いうのは、単に組織を知るだけではなく、組織を自由にコントワールすることが

できるという意味である。じっさいにこの臍輪に綜制を集中すると、この太陽神

軽搬に属する内臓器官-―‐それは食道から、胃、肝臓、原臓、牌臓、副腎、腸に

至るまで、すべてを自分の思うようにコントロールできるのである。これらの内

臓器竹が、どんな状態にあるかをすぐ知り、少しでも異常があるようであれば直

ちに正常に戻してしまう。そういう力の訓練が、この臍輪のトレーニングであ

甲状腺・唾液腺の部位である。

 感覚器官の増幅が、高い次元に向かってなされる。

 聖霊と交流し、聖なるものの声を聞くことができるようになる。

 また、自分にとっで不可解な、理解できぬことなどを、天地にみちた、すぐれ

た心、智慧の于不ルギーに同化して、そこから聞くことができる。つまり、人の

肉体はほろびても、その人の持っていた心のエネルギーは、この空間に痕跡をと

どめているので、このチャクラでその心の波動と同じになれば、その心が持って

いたすべてのもの、意識も知能もみな自分と同化して、自分のものになるという

ことである。

 つまり、それは、霊界(四次元の世界)との交通の道が開けることを意味する

のである。

6、アージュニヤー・チヤクラ


脳下乖体の部位である。

 極度に発達した知能を持つ。

 一度、目にふれ、一度、耳にしたことは、ぜったいに忘れることのない記憶

力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解して、本

質を把握してしまう演鐸と帰納の力。

 コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。

 究極には、仏教でいう「常楽我浄」の四徳を完成し、仏陀の感性に到達する。

 7、サハスラーラーチャタラ


 松果腺・松果体・視床下部の部位である。

 これを体現すると、仏陀の覚醒に到達する。すなわち、霊性の完成である。

 このチャクラは、「頭の中の光明」)とよばれる。このチャクラ

が目ざめた刹那、この部位に光明があらわれて、燦然とかがやくからである、と

いう。(極秘口伝あり)

 

 
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瞑想 意と念と気

2021-10-03 11:16:00 | 瞑想

意と念と気ところで、その「心」を、、そのはたらきの上から、つぎのように分類している。
意・念・気である。
意とは、意志、というように、心が一定の方向に向かって動いている状態をさす。
念とは、意の動きが集申し高まって、ひとつの力を持つに至った状態で、念
力、という名がこれをよく表現している。

 

気とは、念がある方向に向かって身体の申を流れていく状態である。ただし、この気」には、意識的につくり出されたものと、無意識的・生理的に、自然に身体の中を流れているものと、二種類ある。たとえば、「元気だ」というような言葉で表現されるものである。

そこで、見方によっては、気を集中したものが念なのだ、ということもできるであろう。もともと、心というひとつのものを分けて考えているのであるから、そこのところはどうともいえるわけである。

 

ここでは、便宜上このように分類して、「気」という場合は主として意識的につくり出されたものをいっていると考えていただきたい。

心をどのように使うのか
さて、それでは、その「心」をいったいどのように使うのであろうか?

心とは元来、この上なくとらえがたいものである。コロコロとつねに動いてとどまらぬところから、これを約めてご』ころ”ということになったのだといわれるくらい、それは把握しがたいものである。いったいどうやって、これを思うとおりに駆使するのか?

 

ひとつ、方法があるのである。
なにか?

心.
心と呼吸とは、非常に密接な関係がある。
心の状態がそのまま呼吸にあらわれ、呼吸の状態がそのまま心を映し出す。心が静まれば、呼吸も静まり、呼吸を静めれば心も静まる。

心と呼吸は一体なのだ。
そこI、呼吸をコントロールすることにより、心をコントロールするとい
う、高度のテクニックを使うのである。ここからスタートして、しだいに熟達し、ついには自分の思うように心を使うことができるようになるのである。

いや、それだけではない。一歩進んで、体(筋肉)をも、思うとおりに使いこなすことができるようになるのである。というのは、呼吸は心と一体であるが、

それだけではなく、体とも一体であるからだ。修行が進むと、今度は、呼吸と心が。体になって、心が描くイメージどおり、不随意筋をも動かすようになるのである。

 

呼吸

呼吸は。生き”である
いま、わたくしは、心と呼吸は一体であるといったが、呼吸は、心と一体であるだけではなく体とも一体なのである。

健康で心が安定していれば、呼吸もおだやかで安定している。

体が不調であると、呼吸もリズムが乱れて不安定となる。疲れたときや病気が重いとき、呼吸は浅く、荒くなる。

精神的な激しいショックを受けたときもおなじである。

また、心因性の病気を持つ人や、精神病者も、呼吸が荒く、正常ではない。
まさに、呼吸は、〃生き”なのでる。

そこで、心をコントワールする呼吸法は、まず、正しい呼吸のしかたからス
タートする。

というのは、悪い呼吸をしていたら、超能力どころではない。体も、心も、ま

た脳も、悪い影響を受けて、本来持っている力さえも、十分に発揮することができないのである。

いや、それだけではない、健康を害して病気になったり、ときには大切右生命まで失ってしまうおそれがあるのである。

その反対に、正しいよい呼吸を身につけると、体は強健になり、いつまでも
若々しく、心はつねに明るくさわやかに、脳もまた明敏なはたらきをするようになる。

それがウソではない証拠に、その反対の、よくない呼吸をしてみよう。どうなるか?

まず、最悪の呼吸のしかたである。
そわは、浅い弱々しい呼吸と、それにもまして、悪いのは、しばし息を止める呼吸である。

たとえば、心配ごとや不安に心が閉ざされると呼吸運動にほかならない。肺そのものは、決して自力で息を吸ったり吐いたりできないからである。

 

したがって、呼吸筋を十分にはたらかせずに呼吸している人は、十分な呼吸をしていないということになる。

だれだって、生体の維持に、呼吸がどれほど大切な役割を果たしているか、知らない人はないであろう。息が止まったら、即、死につながるのである。それほど大切な呼吸を、不十分なしかたでしているとしたら、一生を通じてどれほど不利益なことになるか、あなたは考えたことがあるだろうか?

 

これは、生きるということの最も基本的なあり方の見直しというべきものである。

呼吸運動の目的は、肺のガス交換だけではないのである。それは、血液循環に対しても重要な仕事を分担している。浅く弱い呼吸ばかりしていると、血液内の酸素にが不足するばかりでなく、炭酸ガスのFの体外への排出も不十分なことになる。

また、血液の流れも悪くなる。したがって、こういう呼吸をつづけてい
ると、体全体の生命力が低下してくる。当然、健康がおとろえ、病気に対する抵である。

抗力がなくなって、体は病気の温床となる。

人間の体は、約六十兆といわれる膨大な数の細胞で構成されている、その
六十兆の細胞は、すべて流れている血液によって養われ、生きているのである。

酸素をたっぶりふくんだ血液の流れる内臓にはガンも発生しないという。ガン細胞は酸素がきらいなのである。た

かが呼吸が浅いくらいと、軽視してはならないのだ。

さらに、いまいったように、呼吸は、全身の細胞に深い関係があるだけで
はなく、呼吸運動は、自律神経系、ホルモン系、あるいはリンパの流れ、各臓器間の状態にまで強い影響をあたえるのである。

それにはまず、強い呼吸筋による強くたくましい呼吸のしかたを体得しなければいけない。

それによって、強くたくましい心身、明るく聡明な脳を獲得するのに必がな第一の基礎ができあがるのである。
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深層意識をつかう瞑想法

2021-10-02 18:50:47 | 瞑想

[一、深層意識をつかう瞑想法]
わたくしが教える瞑想次第に則って、自分が望む来世の境遇・状況を明確に
強く観想していく。
どのような家庭に、どのような人間として、どのような能力・素質を持って
生まれていくかという人生の設計図を創り、それをありありと念じるのである。
人間の意識は表面意識・潜在意識・深層意識の三層に大きく分けることがで
きる。この深層意識の領域に霊魂の宿る揚がある。換言すれば、脳のある部分
に霊魂がおさまっているのである。そして人が臨終を迎えると、霊魂は肉体を
離れて霊的世界へ行き、やがて転生する。
霊魂は魂塊ともいう。魂とは霊魂全体を、院はその核をさす。鶏卵にたとえ
るならば、卵全体が魂になり、黄身が塊にあたる。この院の中に、その人のあ
らゆる記憶が詰まっている。それは現在の人生における経験だけではなく、前
世、前々世、三世前、四世前、五世前……というような、これまでのすべての
過去世における記憶が残されているのである。
いや、人間としての記憶だけではなく、さらには生命の進化の記憶も保存さ
れている。

人は前世の記憶を持つ ヘッケルの生物発生法則
一八六六年、ドイツの自然学者であり、生物学者であったヘッケル(Emst
Heinrich HaeckeDが、こういう理論を発表した。
「生物の個体発生はその系統発生をくり返す」
という有名な生物発生法則である。
これは、生物の個体発生は、系統発生のあとをたどるというものである。
この法則によると、人間は、人間の発生当時から現在の自分にいたるまでの
形態を、母胎において、つぎつぎとくり返していくのである。つまり、それま
での自分の歴史をたどるわけである。
まず、この世界における生命の発生は、原始海洋における一匹の微小なア
メーバの誕生からはじまる。そのアメーバは、たぶん、オパーリンのいうよう
に、コアセルベーションによって形成されたのであろうが、それがしだいに進
化していって、原生動物から、魚、イモリ、カメ、ウサギ、サル、というよう
に変化してきたわけである。
現代における人間の発生も、そのもっとも最初は、アメーバとまったく変わ
らぬ形態をした一匹の精虫である。母胎内の胎液(羊水)は、原始海洋の成分と
同様であり、そこで一匹の精虫は、原始の海で成長をはじめたアメーバのよう
にたくましく成長をはじめる。
三、四週間たつと、それは、明らかに魚のかたちに進化している。つまり、魚
の時代に入ったのだ。その尾は魚のような平たい尾を持っており、のどにはエ
ラの穴のような四対のさけ目が生じ、血管もまた魚のとおりに配置されてい
る。心臓も、現在のわれわれが持っているような、左右両室に分かれた上等の
ものではなく、魚とおなじような単ポンプ式のものである。
二ヵ月だつと、エラも、心臓も、尾も、すっかりなくなって、哺乳類のもの
に変わってくる。いよいよ哺乳類の時代に進化してきたわけである。この時期
には、ヒトも、牛も、犬も、豚も、区別がつかないほどよく似ている。
六ヵ月たって、サルとおなじになってきて、足など、サルのようにものをつ
かみやすい構造になっている。が、これも間もなく変化して、ヒトの足のかた

ちになってくる。
そして七ヵ月のなかばごろから、ビトはヒト独白の形態を示してきて、ヒト
に最も近いサルともはっきりちがったかたちをあらわしてくる。原始人ではあ
ろうけれども、はっきりヒトの段階に入ったわけである。
このように、人間は、十ヵ月の胎児時代に、人間発生以来の歴史、それはお
よそ十億年くらいであろうと推定されるのであるが、その長い歴史をくり返す
わけである。
以上、ヘッケルは、このことを、生物学的・解剖学的に立証した。
つまり、人間の胎児は、母胎内において、過去の進化のあとを、そのままの
形態の上でたどるということである。そうして、ヘッケルは、生物学者という
立場からであろうが、それ以上には進まなかった。すなわち、胎児は形態の上
で歴史をくり返すというだけで、胎児の意識の面にはまったく2  れなかったの
だ。
胎児は十億年の記憶を持つ
けれども、胎児は母胎内において、まったく石ころのようになんの意識も持
たないで過ごすなどということは考えられないことではないか。
わたくしは、ヘッケルのこの説の上に立って、胎児は、その形態だけ過去の
歴史をくり返すのではなく、その形態に応じて、過去の歴史をその意識の上で
ちくり返すものと考えるのである。
胎児は、当然、胎児としての意識を持つであろう。意識を持っているなら
ば、そのときの形態に応じた意識を持つのが当然である。すなわち、魚とおな
じ形態をしているとき、胎児は魚の時代であったときの意識を持ち、サルとお
なじ形態を示しているとき、胎児は、サルの時代であったときの意識をたどっ
ているわけである。
ところで、記憶とはなにかというと、過去の経験意識の蓄積である。
そのように意識が逆行して発生展開のあとをたどっていくということは、要
するに、経験意識をくり返しているということにほかならず、それは結局、過
イモリ  亀
一ヵ月目
二ヵ月目
三ヵ月目
去の記憶をたどっているという
ことであり、過去を経験してい
るということではないか。
つまり、胎児は、アメーバの
時代からヒトにいたるまでの進
化のあとを、十ヵ月の間に全部
経験しているわけである。
母胎内における生命のこの経
験は、その生命が、太古の昔か
ら現在まで生きつづけていると
いうこととまったくひとしいの
ではないか。
なぜならば、母胎内において
過去の経験を意識するというこ
とは、それが、母胎内においてでも、あるいは母胎外においてでも、経験意識
の上においては変わりないのであって、その胎児は、経験意識の上において
十億年生きてきた記憶を持つのである。
そして、十億年生きてきた記憶を持つということは、十億年生きてきたこと
とおなじではないか。

その進化の過程におけるすべての記憶が、霊魂の中に詰まっている。要する
に、アメーバの時代をはじめ魚、ワニ、ウマ、サルの時代の記憶までもが塊に
刻み込まれているのである。
人間の脳の中にそれらの記憶が残っているからこそ、人類は現在のような文
明文化を築くことができたのである。人間の進化と転生の記憶こそが文明文化
の原動力になっている、とわたくしは確信している。輪廻転生瞑想法では、そ
の生命の全記憶が記録されている深層意識をつかう。深層意識において、
「自分は、このような境遇の、こういう能力を待った人間として生まれ変わ亘
と強く念じて瞑想するのである。深層意識をもちいる瞑想であるから、過去
世の記憶がよみがえることもあるかもしれない。
この瞑想修行はじつに衝撃的な内容である。死の実態に迫る瞑想であるか
ら、自分が死ぬときの情景が頭に浮かぶこともありうる。生と死は表裏一体で
あるから、死の実態を理解してこそ、生まれることの実態もわかる。したがっ
て、輪廻転生瞑想法は人間に究極の悟りをもたらす瞑想だといえるかもしれな
い。
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「マインドフルネス」の最前線──「意識の活用」を目指す自由なコミュニティ”

2021-09-30 17:36:28 | 瞑想

「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」、さらに「SR(代替現実)」まで、コンピュータを使って現実世界の認知を変化させる「xR」技術が日々進化を続けています。


さらに、瞑想やヨガのような伝統的な技法を体験できる機会も増え、私たちのまわりには、かつてないほど「意識をコントロール」するためのテクノロジーが存在しています。では、そのテクノロジーをどのように活用すれば、よりよい未来につなげられるます。

「意識の活用術」を探るコンシャスネス・ハッキング





コンシャスネスは「意識」、ハッキングは「活用術」のような意味合いです。

ハッキングという言葉から、悪者がコンピュータを乗っ取るような行為を連想するかもしれませんが、それは「クラッキング」と呼ばれるべきもの。

コンシャスネス・ハッキングは「意識の活用術」といったところでしょうか。

xR技術や瞑想のような存在が身近にあったとしても、それをどう活用してよいか分からなければ、間違った方向に進んでしまうかもしれません。また、まだ知らない、自分に合った画期的な方法があるかもしれません。

コンシャスネス・ハッキングのコミュニティ・イベントでは、意識の活用術に興味がある人たちが集まり、全員で瞑想をしたり、共通のテーマについて考えたりして、交流と情報交換をおこなっています。




既存の宗教だけにとらわれるのではなく、かといってアメリカ的な消費や欲求にとらわれるのでもなく、より自分自身の精神を高めるために精進している人、自分の道を求めている人ですね。

 

マガリ:なるほど。では、日本ではどのようにしてコンシャスネス・ハッキングがスタートしたのでしょうか?





山田剛さん/「コンシャスネス・ハッキング TOKYO」共同設立者




山田剛(以下 山田):ブレインマシンの「マインドスパ(※1)」を開発しているラリー・ミニケス社長が、タナーと同じようにアメリカのコンシャスネス・ハッキングへ頻繁に参加していたんです。

そして「いろいろな都市で開催されているから、東京でもやってみれば?」という話を私に振ってきたんですが、私はアメリカのイベントに参加したことがなかったので、何をやってよいのかよく分からなかったんです。

そんなとき、ちょうどタナーが日本の大学院に留学していて、「それならタナーと一緒にやればいいじゃないか」とラリー社長からタナーを紹介され、まずはFacebookのグループを作って、手探り状態からスタートして……という感じです。

※1:ヘッドフォンとLEDゴーグルがセットになった、音と光の刺激によって瞑想状態へと導くことができる装置。





マガリ:私も一回目の「コンシャスネス・ハッキング TOKYO」に参加させていただきましたが、年齢も国籍もさまざまな人が大勢集まっていて本当に驚きました。SNSで見かけるスピ系のイベントとか、自己啓発系の集まりとは違う雰囲気だったのを覚えています。

 

山田:イベントの告知を英語と日本語の両方でおこなっているため、タナーの人脈もあって、参加者は英語スピーカーと日本語スピーカーが半々くらいでしょうか。

コンシャスネス・ハッキングのコンセプトに共感した方たちが集まって、すごくバラエティに富みながら、不思議とバランスが取れていたように思います。

 

マガリ:たしかに。日本で開催されるイベントに英語を話す人がたくさん参加しているというのが私には新鮮で、恥ずかしながら再発見でした。第1回目のイベントは全員で瞑想をおこない、体験を共有し合うという内容でしたね。

 

タナー:コンシャスネス・ハッキングでは、ほとんどすべてのアクティビティやレクチャーの後に、必ず意見交換をしています。ディスカッションがとても大切だと考えているんです。

 

マガリ:日本はアメリカほどディスカッションやグループ・カウンセリングが身近な存在ではないので、大勢のなかで会話をすることに苦手意識を持っている人も多いと思います。

タナー:そうですね。でも、私のような外国人は日本の文化や生活から学ぶ部分がたくさんあります。

ディスカッションというアメリカのスタイルにこだわるのではなく、日本では日本なりの方法で、自分たちのクリエイティビティを表現しやすい形があれば、それがオリジナルなコンシャスネス・ハッキングの形になると思います。

そこから生まれた日本独自のスタイルを海外へ持っていくことも考えていきたいですね。

 

マガリ:自由に交流できるコミュニティ・イベントだと、参加する人はほかの参加者がどんな雰囲気の人たちなのか心配になることもあると思います。たとえば、ディスカッションが成立しないような自己主張が強い人がきた場合はどうしますか?

山田:さまざまな意見が交換されることが大切なので、仮に自分が納得できない意見を主張されたとしても、それが何かの批判でない限りは「セッション」と思って受け止めていただければと私は思います。

もちろん、すべてうまく収まるように祈りますが(笑)。

コンシャスネス・ハッキングでは、誰かの意見に対する批判や否定をすることなく、それぞれが安心して意見をアウトプットをしてほしいですね。全員がオープンマインドな状態で参加できる場にしたいです。



瞑想もテクノロジーも意識をコントロールするためのツールのひとつ





マガリ:アメリカのコンシャスネス・ハッキングのイベントはどのような雰囲気ですか?

タナー:5月にサンフランシスコで「Awakened Futures Summit」というコンシャスネス・ハッキングのイベントが開催されたときは、約500名の参加者が集まって、いろいろな考え方や角度からの意見を共有することができました。

イベントのテーマは「(コンピューターによる)テクノロジーと瞑想とサイケデリックの融合」です。

 

マガリ:なかなか壮大なテーマですね!

 

タナー:そうですね(笑)。そのイベントでサンフランシスコ大学の教授が発表していた話がとても印象的でした。それはテクノロジー、瞑想、サイケデリック体験などで得られる、さまざまな経験を「メディスン」と呼び、そのメディスンが自分自身の変化や癒やしへつながっていくという考え方

マガリ:メディスンは「薬」という直接的な意味ではなく「何かしらの変化を与えるもの」の比喩でしょうか?

 

タナー:その通りです。どのような方法であれ、自分に何かしらの変化があったという経験そのものが、自分自身の意識や価値観の変化につながっていくのです。

 

マガリ:なるほど。でも、瞑想やサイケデリック体験は他人のコントロールを受けづらいけれど、xRのようなテクノロジーは、作り手が自由に世界をクリエイトし、コントロールできますよね。

それは、我々が神になるような怖さがあるとも思うんです。

たとえば、本来は自由に情報を発信できるはずだったインターネットの世界でも、Googleが神のように君臨し「Googleに否定される=インターネットに存在しない」のと同じような意味合いを持っています。

国家や企業の意思が、個人の意識や価値観へ介入することはないのでしょうか?

 

タナー:倫理のあり方についてはコンシャスネス・ハッキングでも課題とされています。

たしかに、Googleの検索結果で表示されるものはGoogleが選んだ情報だけですし、FacebookのようなSNSは心理学的な技術を使って、人々が夢中になるように設計されています。

でも、その事実を知っていれば、客観的に眺めることもできるはずです。





山田:私はテクノロジーも瞑想も手段であり、ツールのひとつだと思っています。

ツールはすべてにおいて諸刃の剣です。過去には、瞑想やヨガを通じてマインドコントロールがおこなわれていたこともありますよね。でも、私たちはマインドコントロールの危険性を理解しつつ、意識変容のポジティブな可能性を探求していくことも大切ではないでしょうか。

山を登るとき、いくつもの登山道がありますが、どの道を登っても山頂というゴールはひとつです。

意識の世界も同じように、テクノロジーの登山道、瞑想の登山道、アートや哲学の登山道など、それぞれの道の特徴を捉えながら、自分の好きな道で、自分が必要とする意識の山頂を目指すのが理想ではないでしょうか。

コンシャスネス・ハッキングでは、さまざまな道を紹介しています。

イベントは毎回テーマや内容が変わり、テクノロジー的な内容に限らずバラエティに富んでいます。

イベントを通じて、自分に合った手段で意識が変容する感覚を体験できれば、日常生活においての人生観・価値観も変容するし、変容できると思います。それがコンシャスネス・ハッキングです。

 

タナー:私たちがクリエイトする世界は、私たち自身の行動の結果です。私たちの行動が、私たちの世界をクリエイトし、それは私たち自身を表しているものです。

コンシャスネス・ハッキングを通じて、よりよい未来を皆さんと作り上げていきたいと考えています。

 

マガリ:最後に「コンシャスネス・ハッキング TOKYO」に期待することはありますか?

 

タナー:私はいつか日本を去ることになると思うので、そのときまでにコミュニティが独り立ちしていてほしいです。ボランティア・スタッフは常に募集しているので、運営に興味があれば積極的に関わってほしいですね。

 

山田:私はもう上の世代ですので(笑)、「コンシャスネス・ハッキング TOKYO」の運営は、早めに次の世代にバトンを渡したいと思っています。スマホやITなどのテクノロジーをネイティブに使いこなす若い世代が中心となって、日本にトランス・テック(Transformative technology)のムーブメントを起こしていってほしいです。

多分、そのときには、テクノロジーだけでなく、伝統的なもの、アナログ的な要素も融合していくのではないでしょうか。「コンシャスネス・ハッキング TOKYO」が、その中心的コミュニティのひとつに成長していくことを期待しています。


“XR” technology that changes the real-world cognition using a computer evolves day by day, from “VR (virtual reality)”, “AR (augmented reality)”, “MR (mixed reality)” and “SR (alternative reality)” Is continuing.

In addition, there are more opportunities to experience traditional techniques such as meditation and yoga, and there are technologies around us to “control consciousness” like never before. So how you use that technology can lead to a better future.

Consciousness hacking that explores the use of consciousness

Consciousness means "consciousness" and hacking means "utilization".

The term hacking may remind you of the act of a bad guy taking over a computer, but it should be called "cracking".

Is consciousness hacking like “how to use consciousness”?

Even if you are close to something like xR technology or meditation, if you don't know how to use it, you may move in the wrong direction. There may also be groundbreaking methods that suit you and you don't know yet.

At the consciousness hacking community event, people who are interested in the use of consciousness gather to meditate and think about common themes to exchange and exchange information.

It's not just about existing religions, but rather about American consumption and desire, but people who are devoted to raising their own spirits and those who are looking for their own path. .

Magari: I see. So how did consciousness hacking start in Japan?



Go Yamada / Co-founder of “Consciousness Hacking TOKYO”

Tsuyoshi Yamada (Yamada): The president of Larry Miniques, who develops the brain machine “mind spa (* 1)”, participated in American consciousness hacking as often as Tanner.

And I told the story, “Because it is held in various cities, so why not do it in Tokyo?”, I have never participated in an American event, so what can I do? I wasn't sure.

At that time, Tanner was studying at a graduate school in Japan, and then Tanner was introduced by President Larry, saying, "I should do it with Tanner." First, I made a Facebook group and started from groping. I feel ...

* 1: A set of headphones and LED goggles that can be brought to a meditation state by stimulating sound and light.



Magari: I participated in the first “Consciousness Hacking TOKYO”, and I was really surprised that there were many people of all ages and nationalities. I remember that the atmosphere was different from the events of spin-related events that I see on SNS and self-development gatherings.

Yamada: Because the event is announced in both English and Japanese, there are Tanner's connections, so there are about half of English speakers and Japanese speakers.

I think that people who sympathized with the concept of consciousness hacking gathered together, and they were wonderfully balanced with a wide variety.

Magari: Certainly. It was fresh and embarrassed to rediscover the fact that many English speakers participated in events held in Japan. The first event was about meditation and sharing experiences.

Tanner: Consciousness hacking is an exchange of ideas after almost every activity and lecture. I think discussion is very important.

Magari: In Japan, discussions and group counseling are not as familiar as in the US, so there are many people who are not good at talking.

Tanner: That's right. But foreigners like me have a lot to learn from Japanese culture and life.

Rather than sticking to the American style of discussion, in Japan, if there is a form that is easy to express their creativity in a Japanese way, I think that it will be the form of original consciousness hacking.

I would also like to think about bringing Japan's unique style born out of it overseas.

Magari: If it is a community event where people can interact freely, I think that people who participate may be worried about what other people are like. For example, what if someone with a strong self-assertion doesn't hold a discussion?

Yamada: It is important that various opinions are exchanged, so even if you claim an opinion that you are not convinced of, I think that it can be taken as a “session” unless it is a criticism of something. The

Of course I pray that everything fits well (laughs).

In consciousness hacking, I would like each to output their opinions with peace of mind without criticizing or denying someone's opinions. I want to be a place where everyone can participate in an open-minded state.

Meditation and technology are both tools for controlling consciousness

Magali: What is the atmosphere of American consciousness hacking events?

Tanner: When a consciousness hacking event called “Awakened Futures Summit” was held in San Francisco in May, about 500 participants gathered to share opinions from various ways of thinking and angles. It was.

The theme of the event is “Fusion of technology, meditation and psychedelic”.

Magari: It's a magnificent theme!

Tanner: That's right (laughs). The story that the professor at the University of San Francisco announced at the event was very impressive. It is called the “medicine”, which is a variety of experiences obtained through technology, meditation, psychedelic experience, etc., and the idea that this medicine leads to its own change and healing

Magali: Is medicine a metaphor for "something that changes" rather than the direct meaning of "drug"?

Tanner: That's right. Whatever the way, the experience of having some sort of change leads to changes in one's own consciousness and values.

Magari: I see. But meditation and psychedelic experiences are difficult to control, but technologies like xR allow creators to freely create and control the world.

I also think that we are afraid of becoming God.

For example, even in the Internet world, which should have been able to transmit information freely, it has the same meaning as Google reigning like a god and “denied by Google = not existing on the Internet”.

Isn't the intention of the state or company intervening in individual consciousness and values?

Tanner: Consciousness hacking is also an issue regarding ethics.

Certainly, only Google information is displayed in Google search results, and SNS like Facebook is designed to engage people using psychological technology.

But if you know that fact, you should be able to look at it objectively.



Yamada: I think that technology and meditation are both means and tools.

The tool is a double-edged sword in all. In the past, mind control was performed through meditation and yoga. But it is also important that we understand the dangers of mind control and explore the positive possibilities of changing consciousness.

When climbing a mountain, there are many mountain trails, but the goal of the summit is one no matter which way you climb.

In the same way, in the world of consciousness, while capturing the characteristics of each path, such as the mountain path of technology, the mountain path of meditation, and the mountain path of art and philosophy, Isn't it ideal to aim for?

Consciousness hacking introduces various ways.

Every event has a different theme and content, and it is not limited to technical content, but it is rich in variety.

If you can experience the sensation of changing your consciousness through means that suit you, you will be able to change and change your sense of life and values ​​in your daily life. That is consciousness hacking.

Tanner: The world we create is the result of our own actions. Our actions create our world, which represents ourselves.

We want to create a better future with you through consciousness hacking.

Magari: Do you have any expectations for “Consciousness Hacking Tokyo”?

Tanner: I think I'll leave Japan someday, so I hope the community will stand alone by that time. Volunteer staff are always recruiting, so if you are interested in running, I would like you to be actively involved.

Yamada: I am already an older generation (laughs), so I would like to pass the baton to the next generation as soon as possible to operate “Consciousness Hacking TOKYO”. I would like the younger generations who use smartphones, IT, and other technologies natively to play a central role in creating a Transformative technology movement in Japan.

Perhaps at that time, not only technology but also traditional and analog elements will be fused. I expect “Consciousness Hacking TOKYO” to grow into one of its core communities.
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グーグルが本気でマインドフルネスに取り組む理由

2021-09-28 08:49:43 | 瞑想
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「マインドフルネス」は、日本でも仕事に効く瞑想(めいそう)法としてブームになっている。その震源は世界的IT企業グーグルにある。2007年、グーグルはリーダーシップや集中力を高めるためのマインドフルネスプログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ(以下、SIY)」の開発に着手した。SIYは2009年より実施され、基本的なプログラムは2日間の集中研修プラス4~7週間の実践フォローアップからなる。今やグーグル内で1万人が受ける人気講座に成長し、グーグル以外でもマイクロソフト、SAP、エトナなど大手企業に採用され、世界中で3万人以上が受講している。ビジネスパーソン向けのマインドフルネスプログラムのなかでは世界最大規模を誇る。日本でも2014年より一般向けにプログラムが実施されている。

 

このSIYを作り上げたのは、グーグル107番目の社員で、IQ156の天才エンジニアだったチャディー・メン・タン氏。メン・タン氏は1970年、シンガポールに生まれ、子供時代から、プログラミングのコンテストで、賞を総ナメしてきた。しかし、コンプレックスや生きづらさに苦しみ、21歳のときに仏教と瞑想に出合ったという。2015年にグーグルを退社し、SIYの普及に取り組んでいるメン・タン氏になぜSIYを作ったのかを訊いた。

■究極の目的は世界平和

――どのようなきっかけでグーグルでマインドフルネスをSIYに高めていかれたのでしょうか?

メン・タンもともとの目的はとてもシンプルなんです。私がやりたかったのは、世界平和のための条件を整えることでした。そして、3つのスキル「内なる平和・内なるJOY(喜び)・コンパッション(深い思いやり)」を世界に広められれば、世界平和に通じる道が開けると考えたのです。そして、私が知りうる限りで最も有効な普及法は、「平和・JOY・コンパッション」を「成功と利益」と結びつけることでした。

 

――立派なお題目を掲げるだけでは、共感を集められない。そこで、ビジネスにおける成功や利益と結びつけることにしたんですね。

メン・タンそうです。私は最初から「世界平和」と「成功と利益」の両方をマインドフルネスの行く先として掲げました。マインドフルネスを実践して成功したら、世界平和だって悪くないと思うでしょ(笑)。

 

まず、「成功と利益」と深い関係があることがわかっていたEQ(情動知能)に注目しました。そして、EQとマインドフルネスを結びつけることにしたんです。でも、最初は結びつけ方がわからなかった。そこで、EQの専門家ダニエル・ゴールドマンなど多くの学者と相談して、両者を結びつける方法を模索し、SIYを開発していったのです。

――SIYを誰もが参加でき、実践できる方法に高めるにあたって、どのような配慮をされましたか?

メン・タン4つのことに留意しました。第一に一般の人がわかるような、的確な言葉遣いを目指しました。たとえば、「感情に深く入って……」というような、ふわふわした修飾を含む言い方は決してしないようにしました。なぜなら、エンジニアたちは「浅い、深いってどういうこと?わからない。どうやって計測するの?」という反応をするはずだからです。その代わりに「解像度の高い認知力を創り、それを使って自分の感情のプロセスを観察して……」というような的確な表現に言い換えていきました。

2つ目は科学です。すべての議論が科学的に説明できるよう心がけました。猜疑(さいぎ)心を持っている人に、「これをやったら、脳の前頭前野が訓練されて、こうなることが予測される」と伝えれば、「なるほど」と理解してもらえます。

 

3つ目は多様性です。現実社会に即した多様な場で実践できることが必要です。たとえば、SIYでも伝えている共感の実践法は会議の場でも効果的に行えます。それをやることで短期的にはその会議がうまく行くし、長期的には周りの人から、あなたに成功してほしいと望まれ、サポートを得られるようになって、リーダーとしての成功につながります。

4つ目は、現代の忙しいビジネスパーソンに最適な実践法を開発することです。昔はマインドフルネスはフルタイムで何年も修行して身につけるものでしたが、現代のわれわれにとっては、そのやり方は現実的でありません。そこで瞑想を集中的に行い、短時間で終えられる方法を編み出すことにしました。1呼吸、2呼吸、1分間、と短時間でも1時間の瞑想に匹敵させることは可能ではないか、と考えたのです。

グーグルはストレスだらけ

――メン・タンさんが開発したSIYとマインドフルネスの核をなす「瞑想」は、仏教で長い時間をかけて洗練されてきた方法だと言われています。マインドフルネスと仏教の関係を教えてください。

 

メン・タンその質問に答えるためには、「仏教とは何か」というもう一つの重要な質問に答えなければなりません。宗教なのか、哲学なのか。実はそのいずれでもありません。「あなたの教えは何ですか」と訊(き)かれ、ブッダは「私の教えは苦しみについて、そして苦しみからの解放についてのものです」と答えました。ブッダの教えは、それがすべてです。その観点からみると、仏教で苦しみをなくすための主たる実践がマインドフルネスだといえます。マインドフルネスはブッダの実践されたことのあらゆることに入っています。原始仏教の書物で、マインドフルネスは塩に譬(たと)えられています。塩はあらゆる料理に入っているからです。

――それでは、宗教としての仏教というよりも、宗教になる以前の仏教が目指していた目的に到達しようとしているのですか?

メン・タンまったくその通りです。私の目標はこの世にあるすべての苦しみを終わりにすることです。ちっちゃな夢でしょ?

どんな変化が起きるのか?

――マインドフルネスを取り入れた人々には、どのような変化が起きるのでしょうか?

 

メン・タン仕事上でよく聞くのは、SIYのおかげで昇格したという報告です。より高度な難しい仕事に取り組めるようになった、SIYで学んだスキルを使って、心をクリアにして難解なエンジニアリングの問題が解決できた、という報告も受けます。ある男性はSIYを受けて、自分が働きすぎだとつくづく感じて、週5日から週4日のパートタイムに変更しました。でも、何と彼は働く時間を減らした後で昇格されました。つまり、より短い労働時間で、より効果的に働けるようになった、ということです。上司から昇格を告げられたとき、長時間労働に戻るのはいやなので、断ったのですが、パートタイムのままでいい、という条件で承諾したそうです(笑)。

 

家庭生活が変わったという報告も多いですね。奥さんから、夫が別人のように優しくなった、という報告を何度か聞きました。

 

また、ある女性はいつも体調が不安定だったのですが、SIYを受けて、その理由が自分の感情を抑圧しているからだと気づき、自分の感情と健全に向き合う方法を学んで、体調が良くなったそうです。

 

――世界最先端の企業が集中するシリコンバレーがある西海岸から、2500年もの長い歴史を持つ仏教の叡智(えいち)をベースとした「マインドフルネス」が花開き、発信されていることは、非常に興味深いと思いました。なぜそのようなことが起きたのでしょうか?

メン・タン背景として2つと半分の要素があります。まず、シリコンバレーの成功は一言でいうと「歴史上、誰もやらなかったことを実現する。しかも次から次に」という精神からもたらされました。これは1970年代のメモリーチップ、マイクロプロセッサーの発明から続いています。ここで起こったことは、その前には誰もやらなかったことです。そのため、シリコンバレーの人々は特別なマインドセットを持っています。それは新しいことにトライする、オープンな心です。それが第一の要素です。その心ゆえに、シリコンバレーの人々は、怪しげなもの、ヘンなことに慣れていて、それらを毛嫌いしません。マインドフルネスのような瞑想にしても、初めは怪しげなものだったわけですが、オープンな心の恩恵を受けられました。

 

でも、それより以前に第2の要素として、シリコンバレーの結果主義があります。マインドフルネスにしても、効果があれば、こだわらずに実践する。つまり、まずは結果主義があって、そこにオープンな態度が相俟(あいま)って、マインドフルネスは広まっていったのです。

 

もう1つの半分の要素は、先ほども述べましたが、ここの人々がストレスいっぱいであることです。かつて達成されなかったことを達成するには、必ず失敗があります。シリコンバレーだけでなく、全米のベンチャーキャピタルの出資による会社で成功するのはわずか9%といわれています。その結果、多くの挫折、ストレス、苦しみがシリコンバレーにはあります。
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 意と念と気

2021-09-26 14:52:43 | 瞑想


意と念と気ところで、その「心」を、、そのはたらきの上から、つぎのように分類している。
意・念・気
である。
意とは、意志、というように、心が一定の方向に向かって動いている状態をさ
す。
念とは、意の動きが集申し高まって、ひとつの力を持つに至った状態で、念
力、という名がこれをよく表現している。
気とは、念がある方向に向かって身体の申を流れていく状態である。ただし、
この気」には、意識的につくり出されたものと、無意識的・生理的に、自然に
身体の中を流れているものと、二種類ある。たとえば、「元気だ」というような
言葉で表現されるものである。そこで、見方によっては、気を集中したものが念
なのだ、ということもできるであろう。もともと、心というひとつのものを分け
て考えているのであるから、そこのところはどうともいえるわけである。
ここでは、便宜上このように分類して、「気」という場合は主として意識的に
つくり出されたものをいっていると考えていただきたい。
心をどのように使うのか
さて、それでは、その「心」をいったいどのように使うのであろうか?
心とは元来、この上なくとらえがたいものである。コロコロとつねに動いてと
どまらぬところから、これを約めてご』ころ”ということになったのだといわれ
るくらい、それは把握しがたいものである。いったいどうやって、これを思うと
おりに駆使するのか?
ひとつ、方法があるのである。
なにか?
心.
心と呼吸とは、非常に密接な関係がある。
心の状態がそのまま呼吸にあらわれ、呼吸の状態がそのまま心を映し出す。心
が静まれば、呼吸も静まり、呼吸を静めれば心も静まる。
心と呼吸は一体なのだ。
そこI、呼吸をコントロールすることにより、心をコントロールするとい
う、高度のテクニックを使うのである。ここからスタートして、しだいに熟達
し、ついには自分の思うように心を使うことができるようになるのである。
いや、それだけではない。一歩進んで、体(筋肉)をも、思うとおりに使いこ
なすことができるようになるのである。というのは、呼吸は心と一体であるが、
それだけではなく、体とも一体であるからだ。修行が進むと、今度は、呼吸と心
が。体になって、心が描くイメージどおり、不随意筋をも動かすようになるので
ある。

呼吸

呼吸は。生き”である
いま、わたくしは、心と呼吸は一体であるといったが、呼吸は、心と一体であ
るだけではなく体とも一体なのである。
健康で心が安定していれば、呼吸もおだやかで安定している。
体が不調であると、呼吸もリズムが乱れて不安定となる。疲れたときや病気が
重いとき、呼吸は浅く、荒くなる。精神的な激しいショックを受けたときもおな
じである。
また、心因性の病気を持つ人や、精神病者も、呼吸が荒く、正常ではない。
まさに、呼吸は、〃生き”なのである。
そこで、心をコントワールする呼吸法は、まず、正しい呼吸のしかたからス
タートする。
というのは、悪い呼吸をしていたら、超能力どころではない。体も、心も、ま
た脳も、悪い影響を受けて、本来持っている力さえも、十分に発揮することがで
きないのである。
いや、それだけではない、健康を害して病気になったり、ときには大切右生命
まで失ってしまうおそれがあるのである。
その反対に、正しいよい呼吸を身につけると、体は強健になり、いつまでも
若々しく、心はつねに明るくさわやかに、脳もまた明敏なはたらきをするように
なる。
それがウソではない証拠に、その反対の、よくない呼吸をしてみよう。どうな
るか?
Lず、最悪の呼吸のしかたである。
そわは、浅い弱々しい呼吸と、それにもまして、悪いのは、しばし息を止める
呼吸である。
たとえば、心配ごとや不安に心が閉ざされると
呼吸運動にほかならない。肺そのものは、決して自力で息を吸ったり吐いたりで
きないからである。
したがって、呼吸筋を十分にはたらかせずに呼吸している人は、十分な呼吸を
していないということになる。
だれだって、生体の維持に、呼吸がどれほど大切な役割を果たしているか、知
らない人はないであろう。息が止まったら、即、死につながるのである。それほ
ど大切な呼吸を、不十分なしかたでしているとしたら、一生を通じてどれほど不
利益なことになるか、あなたは考えたことがあるだろうか? これは、生きると
いうことの最も基本的なあり方の見直しというべきものである。
呼吸運動の目的は、肺のガス交換だけではないのである。それは、血液循環に
対しても重要な仕事を分担している。浅く弱い呼吸ばかりしていると、血液内の
酸素〇にが不足するばかりでなく、炭酸ガスのFの体外への排出も不十分なこと
になる。また、血液の流れも悪くなる。したがって、こういう呼吸をつづけてい
ると、体全体の生命力が低下してくる。当然、健康がおとろえ、病気に対する抵
である。
抗力がなくなって、体は病気の温床となる。
人間の体は、約六十兆といわれる膨大な数の細胞で構成されている、その
六十兆の細胞は、すべて流れている血液によって養われ、生きているのである。
酸素をたっぶり2  くんだ血液の流れる内臓にはガンも発生しないという。ガン細
胞は酸素がきらいなのである。たかが呼吸が浅いくらいと、軽視してはならない
のだ。さらに、いまいったように、呼吸は、全身の細胞に深い関係があるだけで
はなく、呼吸運動は、自律神経系、ホルモン系、あるいはリンパの流れ、各臓器
間の状態にまで強い影響をあたえるのである。
それにはまず、強い呼吸筋による強くたくましい呼吸のしかたを体得しなけれ
ばいけない。それによって、強くたくましい心身、明るく聡明な脳を獲得するの
に必がな第一の基礎ができあがるのである。
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瞑想に環境に整える

2021-09-26 14:45:53 | 瞑想


五法とは、一に飲食を調節すること。二に睡眠を調節すること。三には身を

調えること。四に気息を調えること。五には心を調えることである。

 第一に、食を調えるというのはつぎのようなことである。

 食事はほんらいからだをたすけ正しい道にすすましめるためのものである。

それなのに、もし食べすぎているような状態でいると、気はあせり、からだけ

だるく、心がとぎれがちで、座禅をしても心は安らかになりにくい。

 だが、もし食べることが少なすぎて足りないと、からだけ疲れ、心は呆け、

思うところも考えることもしっかりとしない。この二つは、どちらも禅定を得

る道にはならない。

 また、もしけがれたものやよごれたものを食べていると、ひとの心を悟く

し、迷いやすくする。もしからだによくない刺激物を食べていると、かねてか

らの病が動いてくるし(持病が出ること)、からだの調子も悪くなる。だから

禅定を修習しようとするなら、そのはじめにぜひとも深くこれらをつつしまな

ければならない。

第二に、睡眠を調えるというのは、眠とはこれ無明が心に覆いかぶさるので

あるから、これをほしいままにしてはならないということだ。

 もし眠ることが必要度を過ぎて多いときは、それだけ仏法を修習する時間が

廃されるだけでなく、努力の心も失われがちで、しかも心をくらくし、善い心

を沈没させる。まさに人生が無常であることをさとり、睡眠をよく調伏して、

気分を清白に、心を明るくきよからしめるがよい。

 第三には、身を調え、第四には息を調え、第五には心を調えるのであるが、

この三つの条件は、まさに合わせて用うべきなので、べつべつに説明すること

はできない。以下これについて述べてみよう。

 第一に身を調えるとは、われわれが正しい瞑想をするためには、からだを正

しく調えなければならないということである。

 瞑想をはじめる前から、歩くときにも立ち止まるときにも、動くときも静か

にしているときも、なにかをしているときでも、いちいちがみな注意深く綿密

でなければいけない。
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グモンジ法 求聞持聡明法

2021-09-24 14:37:15 | 瞑想

第三の発見—視床下部の秘密


私は幼少のときから剣道をしこまれた。藩の剣術師範の家柄に生まれ、若年の折、江戸お玉ヶ地の千葉門で北辰一刀流を学んだという祖父に、はじめて木剣を持たされたのは三歳ごろであったろうか?そのとき私は、祖父の顔をゆびさして「目ン目がこわい!」といって泣いたそうである。

 

そのころ八〇歳を過ぎていた祖父は、ほんとうの好々爺になりきっており、私はふだん、少よりも母よりもなついていたが、そのときばかりは、木剣のむこうに光った剣士鳥羽源三郎洲之祖父の名)の目に、ひとたまりもなくちぢみあがってしまったものらしい。

 

めったに泣いたことのない私が一時間ちかくも泣いていたという。それでもあんたは木剣だけははなさなかったーりと、いまでも老母がほこらしげに語ってくれるのだが――、私は、のち三段にまでり、休康を害してやめたが、剣の天分があるといわれ、少年時代そのころ盛んであった各地の側道大会に出場してかぞえきれぬほどの優勝をしたのは、この祖父の血を受けたものであろう。

私道が好きであった。防具のはずれの肘を打たれて腕がなえ、思わず竹刀をとり落したりするときはつらいとは思ったが、苦にはならなかった。面金を越えて深くあざやかに面をとられたときは、目からパッと火が出て、プーンときなくさいにおいを嗅いだ。ほんとうに目から火が出るのである。

 

けっして形容詞ではないのだ。これは剣道修行の体験者ならばみなご存知のはめんねせんこうその火なのだ。そのとき私の視野をすめた閃光はー。

 

しばらくしてわれにかえった私はそれに気がついたのだった。そうだ。あの人はあのときの火とおなじだ。

そして目から火が出ると同時に面金のなかでかいだあのなつかしいキナくさいにおいもいっしょにかいだような気がしたのだが――、

しかし、目から火が出る」ほどのこの衝撃は、いったいどうしたということであろうか? 外部から私の頭部を打ったものはなにひとつない。

すると、私の頭の内部でなにごとがおこったというのであろうか。それともあれはなにかの錯覚であったのか?

私は、ふたたび一定のポーズをとり、頭をある角度からある角度にしずかに移しつつ特殊な呼法をおこなって、定にはいっていった。

と、なんの予告も感覚もなしに、さっきとおなじ場所に火をするのである。同時に頭の深部にある音響が聞こえはじめた。

私は、またさっきの電撃に似た覚を頭の一角に感じるのかとひそかにおそれつつ、少々、「おっかなびっくり」にそれ立やったのであったが、今度はぜんぜん痛みもなにも感じなかった。

そうして頭の内奥の上部に開星がふたたび出たたいた。

 

まさにーー、私の胸の内部に一大異変が生じていることにまちがいはなかった。

しかし、それはどういう異変であろうか?
それは一種の化学反応によるショックであったのだ。

の深英、「視床下部」に異変が起きたのである。すべての秘密は、間脳の内部の視床下部あった。とこ秘密の原点だったのである。

 

見ればわかる通り、すべての内分泌腺を統御しているのは視床下部である。
そしてここが、ヨーガでいうブラーマ・ランドラ (梵の座)であり、サハスララ・チャクラなのである。

 

今までのヨーガの指導者のいうように、それは、松果腺、松果体ではない。視床下部が、リハスワラ・チャクラなのである。

もっとも、視床下部のすぐそばに松果体があるので、それをまったのであろう。

もっとも、松果体自身もある重要な役わりを受けもつ。けれども、サハスラー・チャクラそのものは松果体ではなく、視床下部であった。

 

視床下部はいまいったように、下垂体系を通じて全内分泌器官を統御する。それでは、なにをいって統御するのかというと、もちろんそれは神経である。

したがって視床下部には重要な神経がたくさん集まっている。

私は、古代ヨーガのなかから、この部分を動かすポーズとムドラーを創案してここにつよい圧力をくわえ、同時に、強烈な思念(念力)を集中していた。

百日のかいだ、たえまなく、私はここに、物質的、精神的、両面にわたるつよいエネルギーを集中した。

その結果、この神経終雑に一大異変が生じたのだ。

その異変により、神経線維が異常したが、それもそこにある分泌液、神経波に変化がおきたのか、そのいずれであるかはわからぬが、それらの分泌液が複雑に混合し合って、化学反応をおこしたのだ。

その化学反応による衝撃が、視床の神経をはげしく打って、網膜に閃光を走らせたのだ。

その時撃はここの神経線維にシナプスをむすび、その火はいつでも私の思うまま私の脳の内奥に明星を出たたかせることとなった。

同時に私の脳の構造も一変した。求聞持聡明法の成就である。

求聞持聡明法とは、脳の内部の化学反応による脳組織の変革であったのだ。
初ハーの生理学的機構では、相川下部の機構を生理学的にみてみよう。(図説・内分泌病への手引・土屋雅春、他籍による)の一部で、視床の腹側にある。

間脳は体温、備県、新陳代村、外分泌、平滑筋などの諸機能の調節をつかさどるほかに、
分小限の継脚の場として重視されている。

内分泌腺調節機序としては、心神経性調節(交感がある。
下のバンプレシン、オキシトシンが視床下部の視索上校や室労核の神経分泌により支れていることが示され、最近は下座体前葉が次に記すような各種の分泌促進因子 releaingtag of下にあることが知られてきた
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