ウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3シリーズ」の新機種が1年ぶりに発売される。その名も“Advanced/W-ZERO3 [es](アドバンスト ダブリュゼロスリー エス”(型番:WS011SH))だ!
名前の通り、昨夏に発売された「W-ZERO3 [es](型番:WS007SH)」のダイアルキーとスライドフルキーボードによる“デュアルキーボード”というスタイルを継承しつつ、よりスリムでコンパクトなボディとなっている。さらに、新感覚コントローラー“Xcrawl(エクスクロール)”や無線LAN・赤外線などの新しい機能を追加。基本性能も3インチワイドVGA液晶や XScale 520MHz、ROM256MB/RAM128MBなどのように強化され、操作速度も向上している進化した(アドバンストな)モデルだ。
マイクロソフトが6月に発表した新オペレーションシステム(OS)である「Windows Mobile 6 Classic 日本語版」を搭載し、これまでのモデルと同様にウィルコム、シャープ、マイクロソフトの3社で共同開発している。このW-ZERO3シリーズは、日本国内でのスマートフォン市場を創生したといっても過言ではなく、現在では、国内のスマートフォン利用者の約86%が利用しているという。
そんなW-ZERO3シリーズが、ターゲットユーザー層を広げ、市場を拡大させるために投入したのが、Advanced/W-ZERO3 [es]となる。特に、これまで主にアーリーアダプターのような製品情報に詳しいユーザー層から、女性を含めたアーリーマジョリティやレイトマジョリティといった層にまで利用してもらえるように「日本人にとって最も使いやすい幅である50mmを実現」するなど、サイズのコンパクト化に注力している。