アップルは2007年8月8日、アルミニウムボディーの新「iMac」と統合デジタルソフトウエアの最新版「iLife’08」などを発表した。同日に東京都内で新製品群の説明会が開かれ、いち早く新iMacとiLife'08に触れられたので、その模様をレポートしたい。
iMacは「スリムでパワフル。写真もムービーも得意なオールインワン」をコンセプトにした家庭用デスクトップだ。1680×1050 ドット表示対応の20型ワイドモデルと、1980×1200ドット表示対応の24型ワイドモデルを用意する。従来モデルよりも約40%のスリム化を図り、デザインを一新した。ボディーの上下左右と前面の下部には、耐久性が高くリサイクルのしやすいアルミニウムを採用。前面はディスプレイ部分がガラスとなっており、アルミニウム部とのつなぎ目がほとんどないきれいな見た目に仕上がっている。背面はポリカーボネート製で色はブラック。液晶は光沢のあるワイドクリアディスプレイを搭載する。
付属のキーボードも一新。同社のノート「MacBook」のキーボードのような形状を採用した。先端部がわずか8.4mmという薄さを実現しながら、ボディーと同じアルミニウムを採用することで、キーを押した際のたわみを抑えている。キーレイアウトも少し変更されている。左上に Expose、Dashboard用のキー、右上にiTunesなどのアプリケーションの再生や停止を操作するキーを新しくアサインした。8月下旬にはテンキー部分を省いたコンパクトなワイヤレスキーボードも発売するという。
詳しいスペックや価格はこちらのニュース記事を参照してもらいたい。なお、一番安価な20型ワイドモデルの価格は15万9800円で、従来モデルの同じ20型ワイドモデルに比べ約3万円安くなっている。24型ワイドモデルについても約1万円安い。