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あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画家の仕事について少し考えてみました。

2010年11月04日 | 肖像画

肖像画家も物づくりの観点から見ていけば、一般の企業と同じです。商品を販売して利益を生み運営して納税の義務を果たす。商品をお買いになる、いわば買い手の心をいかに掴むかといった企業努力が必要です。物を作るだけのことに目を向けていては企業側にとっては良い商品でも肝心の買い手を無視した一方通行になってしまいます。優秀な研究者や社員がいても経営的にはやがて衰退、極端なところ会社は消滅に向かいます。難しい問題がいくつかありますが、法人として肖像画の仕事をはじめてきたこともあり、会社の大きな役割が社会貢献だとすれば、肖像画を多くの方にご購入頂き、多くの方に肖像画を通した喜びの輪を広げることだと思うのです。微力ながら経済の活性化にも貢献します。買い手、つまりより多くの御客様に、気に入って頂く品質の”肖像画”という商品をお求め頂くことだと思っています。会社としてこれらの事はごく当たり前の日常だと思います。

会社も気がつけば来年には創業20周年を迎えます。あわや会社解散という危機的状況もありましたが、10年ほど前から商材を肖像画に変えました。いきなり肖像画家に転身したのも大変でしたが、良くやってこれたものだとしみじみ思います。振り返れば人生の浮き沈みと同様に歩んできました。小規模ゆえに会社も個人も一体と考えれば20周年のお祝い気分どころではありません。会社の消滅イコール人生の破たんになりますから、それはそれは大変なことです。人生をまだまだ続けていきたいと思っていますので、当然継続して頑張るだけですが。思うに、絵を描いているだけでは社会貢献できません。買い手がいて初めて、その目的を達成するのです。買い手を考えない商品造りは商品ではなく贅沢な趣味の世界、優雅な遊びの世界です。人生という限られた自分に与えられた時間をどのように使うかはもちろん個人の問題ですが、私にとってはまだまだ10年先のこと、10年先にも同じことをいっているかもしれませんが。つまるところ世間並みの商売を考えると現状では収益が欠かせないものになります。良く言えば買って頂ける商品造りに日々勤める事でしょうか。その為にとりあえず(とりあえずは格好付けました。)頑張っていきます。製造部・販売部・総務部すべて必要のことをこなして会社という船は走り続けます。最近は福利厚生の出費が多いのですが・・・。肖像画家を目指す方がおられたら、まずは経営者になる為のお勉強をして下さい。

会社を構成するもの、コーポレーションという言葉もあるように複合体の意味も考えれば構成員を育成することが今後の課題となります。協力者となる肖像画家の育成といったところでしょうか。私が主催する肖像画教室もその一環です。肖像画を志す者が安心して肖像画を描くことに専念できる環境造りが今後の大きな大きなテーマです。(ちょっと偉そうなことを言いました。)

数日前に肖像画のご依頼を頂いたKさんから先程お写真が届きました。確かにお写真お預かり致しました。制作期間中大切に保管させて頂きます。逆光のお写真からお描きする事になりますが、頑張って気に入って頂けるようにお描きしたいと思います。

                 

今朝はいつになくいろいろな電話が入りましたが、そのうちの一本が肖像画のご依頼のお電話でした。大分県の方からのもので、お急ぎの納期ということもあり本日中にお写真を発送して頂くことになりました。有難うございます。こちらのご依頼に関しては特急の案件です。お引き受けした以上は当たり前のことですが、責任を持ってきっちり制作したいと思います。

肖像画のご依頼に際して最近ではほとんどの方が直接お電話を掛けてこられます。これは私の一番望むことで、このことがお客様とのコミュニケーションの第一歩になります。お客様も不安を素早く解消することに繋がりますね。フリーコールといったこともあるかもしれませんが、お電話を掛けやすいWEB造りも大切ですね。

               ・・・・肖像画教室制作風景・・・・・

        

肖像画のお問い合わせは        

0120-94555    

詳細はクリック吉田肖像美術  

肖像画が初めてといった方 HPで内容を分かりやすく掲載しております。

 

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