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あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画を制作する際には装束等の資料集めも欠かせません。

2010年11月12日 | 肖像画

                                                         

昨夜より取り掛かっている新規の細密油彩肖像画ご依頼作品です。下描きは夜中に済ませてしまえば、絵の具の乾燥は寝ている間にも進行します。時間を有効に使うことで朝には次の作業に取り掛かれます。本来はじっくり試行錯誤を繰り返し、少しずつ筆を加えていく事が理想ですが、早い構図の決断や筆運びの段取りを良くすることも必要に迫られることで、身に付いていくようです。お客様が存在しなければ肖像画家の存在価値もありません。(これ存続を意味する大きなポイント)肖像画に対する精進はお客様に導いて頂いているようなところが多分に大ありです。というか、お客様あっての肖像画家ということが正しいのでしょう。感謝の気持ちは当然ですが、成果第一主義のしどろもどろした営業職の世界を掻い潜った私にしても、過去の職歴を含め、いろいろな意味で、これほどまでに周囲の環境も含め綺麗事ではなく人間臭い仕事はなかったように思います。芸術家気取りの穿った見方をしたくない自分にとっては天職だったと思えます。楽しさと反面苦しさが同居しておりますが、日々黙々とチャレンジです!

集中力を絞り出す為の健康管理、これはズバリ睡眠時間の確保。メンタル面でいえば、例えば「吉田秋光酒場訪問記」とかっ!今宵も頭の中でお呼びが掛っています~っ。それまでは仕事に集中、集中!

                                           

下の写真の肖像画はまだ完成ではありませんが、額装した状態を確認する為、昨日に購入してきたばかりのお客様指定の色の額縁に入れております。法事に間に合わせるために、こちらはあと二日で仕上げます。

        

                  詳細はクリック吉田肖像美術

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