これで、虎もメロメロになる。

マッサージをやるのなら、まずうつぶせになってもらう。
起きたままだと手が相手の背中と平行になって、１０分ぐらい過ぎてから、絶対こっちが辛くなる。
ヒッチハイクでずっと手を上げてるのと同じ状態だ。
横になってる相手は、すっかり気を許してるので、ここでガバッと６０分。
いくのもいいが、それは、君がまだ１０代での話。
余計なことは、考えず背中へ向おう。
「なぜ、あなたは、マッサージをするんですか？」と聞かれたなら、
「そこに背中があるからさ」ぐらい無心で。
できれば、オイルを背中にたらして。
肩甲骨を中心に下から上に、一定のリズムと力加減で。

揉むとゆうよりも押し出す感じ、自分の腕を一本の棒に見立てて。
体重を乗っけるように。腹筋と背筋を使って、自分の力をセーブすることをお忘れなく。
うまくすれば、３０分続けても疲れない。

見返りを求めないあなたに、彼女は、無償の愛を感じることだろう。


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