食ったら即、脂肪。

大食い。太りやすい。
日々のこと。

2冊の本の間に挟まれて、僕は。

2005-06-27 08:06:10 | 日記
ブログを始めて何が嬉しいかといえば、本の題名と作者がすんなり頭に入るようになった。

図書館に行って予約しようとする時、キーボードに向うとスムーズに思い出されて、とてもいい。

安友志乃さんの「写真家へ」は、すごくいい。


昔読んだ「撮る人へ」から、さらに突っ込んだ内容になっていた。

「これを伝えるのは絶対に自分しかいない、というだけの自覚と内容とモチベーションがなければ、

作品は生まれない」とか

「常に考える、考え続ける。その思考と意識の徹底に比べれば、作るということそのものは、氷山の一角」

きっとこの本の読者は写真をやってる人が多いと思うが、

半分ぐらい敵にまわしてもかまわないっていうくらい、言い切っている。だから分かりやすい。

僕がブログ書く前に、ペラペラめくっている、

「プロ編集者による」文章上達<秘伝>スクール、

村松恒平と、かぶる。

この本は、メールマガジンで行われている読者とのQ&Aをそのまま本にしたもので、

とても実戦向き。

「リアリティーとは、作者にとって、そのテーマが説実であるかどうかということです。

知・情・意といいますが、

文章とは、作者の思考・感情・意志がバランスがとれて反映しているのがいいのです。

読者もそのエネルギーを敏感に感受しているのです。

たとえば作者自身の心が動かないまま、悲しいお話を思いつくままに書いたとすると、

そこには作為だけが見えてしまって、人の心を打つには至りません。」

そんなことが100個以上書かれています。

自分は、真剣に物事に向っている時間の延長線上でしか、良い文章は書けないと思っていたけど、

それだけじゃ足りないみたいだ。



スラムダンク
の中で、桜木花道に言っていた、「断固たる決意」とでもいうやつか。