里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

三大東照宮 仙波東照宮

2009年10月16日 | Weblog
      川越は歴史を学ぶ収穫のある散策でした
徳川家康の死後その遺骸を久能山から日光山へ移す途中で
喜多院に四日間とどめ天海僧正によっての法要が営まれた由
その後、日光山へと遺骸は運ばれ、東照宮に祀られたのです
仙波東照宮は天海僧正が法要を営んだことにより、1633年に
建てられた由緒ある東照宮で日光久能山と並ぶ三大東照宮

川越・仙波東照宮随身門

仙波東照宮(中に入れず囲いの外から撮影)国指定重要文化財

東照宮の木鼻

木鼻

(21年10月11日撮影・仙波東照宮にて)

喜多院 (鐘楼門 多宝塔)

2009年10月15日 | Weblog
川越大師喜多院では鐘楼山門とが合体した二階建て構造の鐘楼門
素晴らしい建築美。あまりの素晴らしさに鐘楼門だけで4枚の写真で紹介

喜多院のパンフ抜粋
入母屋造りの本瓦葺鐘楼門は、2階建ての階上に梵鐘(ぼんしょう)を吊るして
1階には袴腰(はかまごし)と呼ばれる囲いが付き、2階の前面には竜の彫刻
背面には鷹の彫刻があります。東照宮の門として鐘楼門が建立された様です
銅鐘には元禄15年(1702)の銘があります。鐘楼門は(国指定重要文化財)

            ↓鐘楼門の正面(龍の彫刻が見えます)
    
           ↓鐘楼門の後側(鷹の彫刻が見えます)
    
                ↓斜め方向から
    
                    ↓横から
    
                    喜多院多宝塔
    
          (21年10月11日撮影・川越大師喜多院にて)

川越大師 喜多院

2009年10月14日 | Weblog
川越は蔵造りの町並みのほかに多くの神社仏閣があり楽しませてくれる
中でも川越大師喜多院が素晴らしい。徳川三代将軍家光誕生の間やら
春日の局化粧の間が(国指定重要文化財)の客殿書院で見学できる
何で家光誕生の間に春日の局が川越に?江戸城から移築されたそうです
客殿、書院と遠州流庭園(枯山水曲水の庭)が写真撮影禁止で残念なり


喜多院山門

境内のど真ん中に立つ看板は珍しい

本堂(喜多院慈恵堂)。元三大師(がんさんだいし)が祀られている
(元三大師は平安時代の僧で良源のことの由)(県指定文化財)


本堂を潮音殿とも呼ぶ
(お堂で正座、耳を澄まると、潮の満ち引きのような音が聞こえて
 きたのでとで潮音殿とも呼ばれる川越七不思議のひとつ)


潮音殿の扁額 

本堂⇔客殿(うぐいす張り廊下) 私もここを渡り本堂を参詣する

     (21年10月11日撮影・川越大師喜多院にて)

川越の背伸び二塔

2009年10月13日 | Weblog
今宵は現職仲間の送別会で2杯飲む。あまり背伸びをしない方が良いと
思うが退職する仲間は就職難の時代に次の就職先がすぐに決まった由
話の内容から眉唾物。私の前では背伸びは建物だけで良い。背伸びと
言えば明治、大正の時代にこの二つの建物は当時の川越の町にあって
いかばかりであっただろうか?!驚きの建物であったに違いない


     ※↓埼玉りそな銀行川越支店(国・登録有形文化財)
   
     「時の鐘」 数度焼失するも明治26年川越大火の翌年再建
   
   
               左奥に時の鐘が見えます
   
   
         (21年10月11日撮影・小江戸川越にて)

 ※旧八十五銀行本店本館。1918年(大正7年)1月竣工 、八十五銀行の
 前身は1878年(明治11年)に川越に設立された第八十五国立銀行でした


川越と薩摩芋

2009年10月12日 | Weblog
川越は、江戸の焼芋用のイモ産地として有名で、天保の頃(1830~1844)には
すでに「さつまいもといえば川越」と言われていたようで、それほどに薩摩イモが
有名。私もその印象しかなく、小江戸散策は改めて川越の魅力発見の旅でした


     
     小江戸の象徴「時の鐘」環境庁≪残したい日本の音風景百選
     
          これ以上に頑健な家の造りは他にあるでしょうか?
       
     
              火事にも泥棒にも強い蔵造り
      
           (21年10月11日撮影・小江戸川越にて)

小江戸川越 蔵造りの町並み

2009年10月11日 | Weblog
体調良好、天気快晴。江戸の面影をとどめる(蔵造りの町並み)を散策する
土蔵造りは類焼を防ぐ耐火建築で江戸の町家形式として発達したそうです
         小江戸川越は以下の二つに選定されています
 「国の重要伝統的建造物保存地区」「美しい日本の歴史的風土100選」

    小江戸川越はなかなかに見所一杯で面白く楽しい街でした
   
  
  
  
      (21年10月11日撮影・小江戸川越蔵造りの町並みにて)

               交通機関(4路線乗り換え)
       JR横浜線・十日市場⇔八王子⇔JR中央線・国分寺
       ⇔西武国分寺線・東村山駅⇔西武新宿線・本川越駅
             本日の小江戸川越散策路程
    本川越駅→蔵造りの町並→川越祭会館→菓子屋横丁→氷川神社
    →本丸御殿→三芳野社→喜多院→仙波東照宮→中院→本川越駅
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ヤマホロシ&赤花オケラ

2009年10月10日 | Weblog
気弱小心ゆえに結果確認が怖くて結果の確認に行けなかったが
本日勇を凝らして内科医に過日実施の検査結果の確認に出掛ける
MRI,CTスキャン、喀痰検査の結果、心配していた肺癌、肺結核の
疑いが晴れてホット一息!今日のブログは安心のお祝いの花を飾る


          ヤマホロシ(鳩山邸にて撮影)

赤花オケラ (キク科、多年草 雌雄異株)(寺家ふるさと村にて) 

        ?(寺家ふるさと村の民家にて撮影)

          ?花の名を何方か教えて下さい

          銀杏(護国寺の境内にて撮影)

        (21年10月4日撮影・それぞれの地にて)

     (銀杏以外は小生には初めて見る珍しい花でした)
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鳩山一郎元総理の遊び心

2009年10月09日 | Weblog
鳩山邸のあちこちに鳩山の名にちなんで鳩があしらわれている
名にちなむとはいえ、余分な銭が無ければ出来ない話であるが
銭が有ってもその発想が浮かばなければ、出来ない話でもある
ここは一つ遊び心のある鳩山一郎という人物像として理解しよう
孫の由紀夫現総理に遊び心は有るや?遊び心イコール余裕なり


鳩山邸(通称 音羽御殿)

鹿の左右にあしらわれた鳩(建物の角々に設置されてます)

2階に上がる階段踊り場のステンドグラス

ステンドグラスの?重の塔にも鳩が舞う

玄関天井部のステンドグラスにも鳩

階段上部よりアップして撮影してみました

(21年10月4日撮影・鳩山邸にて)

徳川5代将軍綱吉直筆の扁額 「悉地院」

2009年10月08日 | Weblog
午後から台風一過で快晴。強風で塵と雲が飛ばされてビルの屋上から
見える富士山と丹沢の景観が素晴らしい。ブログは素晴らしい護国寺。
護国寺の正式名称の「神齢山悉地院護国寺」の名を扁額で、連ねる
悉地院の扁額は徳川5代将軍綱吉の直筆だから凄い!素晴らしい!
  

                「神齢山」  
   
                 悉地院         
   
                  護国寺
   
        「神齢山」の扁額が掲げられている仁王門

「悉地院」の扁額は本堂(観音堂)の奥の正面、高い所に掲げられている

         「護国寺」の扁額が掲げられている惣門

(21年10月4日撮影・護国寺にて)
悉地」しっじ(しっち」とも言う)
 仏語で成就の意。真言の秘法を修めて成就した悟りだそうです 

鳩山一郎元総理の揮毫(きごう)

2009年10月07日 | Weblog
          和為貴=和をもって貴しとなす
鳩山一郎元総理の揮毫に触れて、小生の実家に福田赳夫元総理と
中曽根康弘元総理の揮毫が飾ってあった事を思い出す。福田さんの
言葉は思い出せないが、中曽根康弘さんの揮毫は西郷隆盛の教え
の言葉「敬天愛人」でした。福田、中曽根両総理の揮毫を、経師屋で
表装してもらい部屋に飾る親爺の趣味と親爺の思い出に浸るひととき


鳩山一郎元総理の記号”和為貴”は『論語』が出典だそうです
鳩山一郎さんの「友愛」思想はこの揮毫からも偲ばれます
(和為貴は聖徳太子の十七条憲法の冒頭にも掲げらているそうです)


揮毫はこのホールに飾られている(ホールは改修後に出来た)
(かつてはいくつかの寝室があり、由紀夫現総理の部屋もここにあった)

1階第二応接室の鳩山一郎元総理の愛用の椅子

内玄関より 丸窓の上に鳩が居るのが見えますか?

(21年10月4日撮影・音羽御殿(鳩山邸)にて)

護国寺 (神齢山悉地院護国寺)

2009年10月06日 | Weblog
鳩山会館だけでは野次馬根性過ぎるので、神齢山悉地院護国寺を参詣
徳川5代将軍綱吉公の生母、桂昌院の発願によって天和元年(1681年)
に創建。開山は亮賢。本尊は如意輪観音菩薩。古くて由緒あるお寺です


                仁王門

       仁王門をくぐってすぐに石段の上に不老門        

         不老門 (つつじの頃が良さそうです)

不老門をくぐると↓観音堂(本堂)(本尊の如意輪観音は桂昌院の念持仏)

↑↓観音堂は綱吉の生母桂昌院の信仰する念持仏の奉納・祈願を
目的として母の願いにより元禄10年に綱吉公の命により建立された


        (21年10月4日撮影・  ≪護国寺≫   にて) 


小さい秋  寺家ふるさと村

2009年10月05日 | Weblog
東京で遊んだあと時間があり、横浜の寺家ふるさと村にたちよる。
刈り入れ後の田圃に小さい秋を見る、ここまで来たか今年の秋も。
小さい秋を肌で感じて初秋の感傷に浸る。山は間もなく紅葉の時。
一昨日103日は語呂合わせで登山の日。紅葉の山に登りたい!
護国寺の散策に足痛む。如意輪観音に10円の賽銭で全快を祈る


    寺家ふるさと村の刈り入れ前の金色に輝く稲穂

    稲架掛け(はさかけ)の見事な一直線が実に良い

   雨水が浸みこまないように上にビニールが掛けてある

    干し方もいろいろで鳥に食べられないように網で覆う

    水は出ていなかったが、農村の象徴”水車小屋”

       (21年10月4日撮影・寺家ふるさと村にて)

鳩山会館

2009年10月04日 | Weblog
今朝突然思いたっての衝動的行動
鳩山会館(東京)→護国寺(東京)→寺家ふるさと村(横浜)見学
行く所に事欠いて、最近の東京の人気スポットとはいえ鳩山会館の
見学に至っては野次馬根性ここに極まるでございます
日曜日で大変な混雑ぶり。私以外にも野次馬は多勢居るものです


               会館と鳩山邸の表札
 
斜め方向から撮影(右側は車寄せ)

庭園より鳩山邸の全景

庭園内に立つ鳩山一郎氏の銅像

(21年10月4日撮影・鳩山会館にて)

(今週は鳩山会館・護国寺・ふるさと村を掲載予定)

彫刻の森美術館 妖精たちのチャペル

2009年10月03日 | Weblog
今日は雨が降ったり止んだり。私は病んだり病んだり。結局終日ゴロ寝
朝夕に花の色を変える酔芙蓉の花を、華々しく「妖精たちのチャペル
飾り付けて、彫刻の森美術館シリーズはこれで最後に致しましょう。
 ≪もう一度 やれると良いなブライダル 箱根の森で あの娘と二人≫


        21年9月23日午前10時撮影・隣家の酔芙蓉

 21年9月21日撮影・彫刻の森美術館にて 「妖精たちのチャペル」

         ブライダルデザイナー桂由美プロデュース
      岡本覚、ルクムエナ・センダ  「妖精たちのチャペル」
      ステンレススチール・フロートガラス・高透過フロートガラス 


          23日午後4時撮影・隣家の酔芙蓉






妖精たちのチャペルで初の結婚式
産経新聞ENAK提供(19年7月31日付け)7月30日の結婚式の模様


彫刻の森美術館 伸びていくフーガ

2009年10月02日 | Weblog
世の中には良く解る物 良く解らない物 良くは解らないけれど
何となく解る物がある。特に芸術の世界では、それが顕著であると思う
待てよ!芸術の世界に限らず人も同じか!今日は解らぬ人にてこずる


 良く解る      北村西望(日本) 「将軍の孫」

 良く解らない  アントワーヌ・ポンセ(フランス) 「伸びていくフーガ」

 何となく解る    小生が表題つければ「爺・婆の語らい」
               むき出しの婆の乳と広げた足が笑える


        (21年9月21日撮影・彫刻の森美術館にて)
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