へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

或る身勝手な人の話

2007年10月08日 04時12分38秒 | Weblog
ガソリンの値段がまた上がったようである。
「上がったようである」と言うのは、先月給油して以来まだ今月はガソリンスタンドに行っていないので、聞いた話しである。
その値上がりに対して近所の人が文句を言っていた。
「産油国が増産しないから値段が上がるのだ。困る人がいるのによく平気でいられるものだ!」、と言うのである。
聞いていて、思わず笑い出しそうになった。
「よく言うよ」って感じである。
その人は日頃、赤い羽根、歳末助け合い、等の募金には殆ど寄付をしない事で有名な人なのである。
生活が貧しいわけではけしてない。
むしろ、裕福なほうではないだろうか。。
3ナンバーの車を3台も持っているのだから、ガソリンの値上がりは影響が大きいとは思うが・・・。
その隣の家では昨年、10年乗った3ナンバーの車から、1300CCの車に乗り換えている。
そして、「ガソリン代が半分になった」と、喜んでいる話を知っているのにだ。
私の車は、1500CCのマニアル車、ガソリンはレギュラー。
夏場、エアコンを使っても15キロ強。
エアコンを使わなければ16キロ以上走ってくれる。
文句を言っていた人の車は、ハイオクで8キロがやっとだそうである。
これでは、ガソリン代が大変なのは当然である。
その上、歩いて2,3分の所でも車で行く。
ナンとも身勝手な話ではないか。
省エネが叫ばれていると言うのに、燃費の悪いオートマ車が全盛。
一部のメーカーでは、可也の低燃費を「表看板」にして宣伝しているようだが、実際に乗っている人に聞いた話しでは、「実際にはそれ程ではない」と言う話も聞く。
「或る特定の車種だけの話で、それ以外はそれ程でもない」、良くある話である。
宣伝文句だけに騙されないようにしないと。
大分前の話であるが、或る車種の低燃費を大々的に宣伝した事があるが、その車にはラジオはもとより多くの装備が無く、「こんな車誰が買うの?」と、不評を買ったことがある。
それと同じで無ければよいのだが。
ドライバーの技量で、燃費が大幅に違う事もある。
軽自動車は、一般に燃費が良いと思われているが、最近の軽は車体重量が重くなって来たため、意外に燃費が悪い車もあるらしい。
軽で1トン以上、私の1500CCの車より重いというのだ。



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オカヤドカリ  2度目の冬支度  4

2007年10月07日 03時46分08秒 | Weblog
冬越し容器の準備に手間取っている。
一度準備が完了して@を移す直前で、チョット、気が変わったのである。
私の性格からすると、けして珍しい事ではない。

昨日の昼間は24度くらいあったので、良く動いていたのだが、今日は20度チョットなので、殆ど動かない。
この分で行くと、明日の朝は18度くらいになるかもしれない。
8匹とも、砂の中か半分潜った状態である。
昨年も同じ様な事で、予定が遅れた。
18度でも別に死ぬ事は無いので心配は無いのだが。
10日までには終わらせたい。
さてここで、予告した「@の貝殻強奪事件?」について書く事にする。
1回目は昨年7月はじめ頃の事で、先住の@が貝殻から逃げ出した後に気が付いたのである。
一匹の@が、執拗に空の貝殻を前後にゆすっていたのである。
始めは何の事かわからなかった。
「フット、悪い予感」がして、近くを探すと「裸の@」が。
頭の中は一瞬パニック状態。
仕方なく、裸の@の周りに同じ様な貝殻を数個置き、キャベツの葉で2重に覆っておいた。
およそ1時間くらい後にソット覗くと、無事貝殻に入っていた。
「ホッと一安心」である。
2回目は、其れから一ヶ月くらい後のこと。
今度は強奪前である。
一匹の@が、執拗にほかの@にマトワリ付いていた。
一度引き離してみたのだがダメ、更に1日隔離してもダメ。
成り行きに任せて、観察して見る事にした。
始めはマトワリ付いているのだが、やがて、「抱えるような姿勢」で、前後にゆすり始める。
けして、鋏などを使って、無理に引きずり出したりはしない。
面白い事に、先住の@が逃げ出した後も、しばらくの間ゆすり続けているのである。
ゆする事に夢中になって、逃げ出した事に気が付かないようであった。
2回の貝殻強奪事件は、いずれも、新しい@を入れて1,2週間後に起きたように記憶している。
その後は、新しい@は入れていないので、見た事は無い。
見ていない時に起きているのかもしれないが。
@がどの貝殻に入るのかは、はっきり言って良くわかっていない。
「気に入った貝殻に入ってくれない」、と言う話がよくあるのだが、どの貝殻に入るかは、@が決める事。
人間の思い通りにはならない。
宿替えして空いた貝殻に、他の@が宿替えする事はよくある。
「貝殻ならどれでも良い」と言うわけでは無いようだ。
まして、人間の好みなど、「俺には関係ない」と言ったところである。




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オカヤドカリ  2度目の冬支度  3

2007年10月05日 03時27分47秒 | Weblog
「冬越しの温度設定」、これがまた難問である。
@たちの動きを楽しむ為には、ある程度温度は高い方が良い。
25度以上あれば、結構よく動いてくれる。
しかし、温度を高くすると、新たな問題が出てくる。
「結露」である。
結露によって「密閉状態」に近い飼育容器の中では、高温多湿無風と言う、カビや細菌にとって好都合な条件になってしまう。
通常、カビや細菌が発生すると言う状態は「非衛生な状態」と言えるだろう。
このような状態が、@たちに良いとは思えない。
結露を防ぐ為には、高温多湿無風と言う三つの条件を無くせばよいのであるが、温度を下げるのは、@たちの動きが悪くなるので、難しい問題である。

湿度、これは60%位まで下げれば、ある程度の効果は有ります。
60%以下になっても、十分な飲み水さえ有れば大丈夫です。
一般に言われている程、乾燥に弱くは有りません。
実際の話し、私の場合は、一年を通して湿度は低めになっています。
今夏の猛暑の時は、60%以下が当り前、40%を割った日も3日有ったにも拘らず、8匹全部、無事に夏を越しました。

無風、これは容器の蓋に隙間を作れば、多少は効果が有ります。
湿度を下げる対策にもなります。
縦の隙間を作る事が出来れば、よりベストですが、市販されている容器では無理でしょう。
私の場合は、自作なので縦の隙間があります。

さて、@の飲み水なのですが、「真水派と塩水派」と様々ですが、私は、3種類入れています。
真水と海水程度の塩水、その中間位の薄目の塩水の3種類です。
断定は出来ないのですが、季節によって多少飲み方が変わるように思います。
「夏は薄目、冬は濃い目」を好むように感じます。
季節、天候などによって変えているのかも知れません。
餌も、出来るだけ種類を多くしてあげると良いと思います。
「これなら確実に食べる」と言う餌はなさそうです。
「他所では食べても、自分の所では食べない」と言うことは、珍しくありません。
色々試して、自分流を見つけなくてはいけません。
良く食べりものもあれば、一時食べて後は・・・、と言うものもあります。
餌が無くても、可也の期間生きているようです。
脱皮で2ヶ月以上潜っている事も有るのです。この間は「脱皮殻以外」何も食べていないはずです。
空腹状態では、「普段食べないもの」でも食べるようです。
行き付けのペットショプでは、評判の悪い「市販のえさ」も食べているのです。
人間だって、飢餓状態になれば何でも食べるのと同じでしょう。
人間の場合、「一日に30品目以上の食品を・・・・」と言うように、@にも多種類の餌を与えた方が良いのではないだろうか?。
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オカヤドカリ  2度目の冬支度  2

2007年10月04日 04時10分12秒 | Weblog
今までにも書いているのだが、砂について少し書いてみます。
「ドライかウエットか?」、意見が分かれるところである。
それぞれに「一長一短」がある。
理想から言えば、出来る限り「棲息地に似た環境」を作れば良いのだが、狭い飼育容器の中では「とても無理」と言わざるを得ない。
多くの人はウエットを採用しているようであるが、幾つかの問題点がある。
@の場合、熱帯魚の様に「ろ過装置」を使うことが出来ない為、@の排泄物の処理が大変である。
砂がウエットの場合、排泄物は水分を含んで「微生物(細菌)の温床」になりやすい。
それを防ぐ為、月に1度か2度の「砂の交換」が必要になる。
これが大変な作業である事は、「経験者」なら良く解る事である。
更に、@たちにとっても「はなはだ迷惑」な事でもあるだろう。
何故なら、脱皮の為に2ヶ月以上も砂に潜っている事が有るからだ。
通常でも、1ヶ月以上は珍しくない。
落ち着いて脱皮も出来ないだろう。
飼育者の中には「完全な脱皮殻」を欲しがっている者がいるが、「神経を疑いたい」と思う。
脱皮殻は、脱皮直後の@たちにとって「大事なカルシューム源」として、@たちが食べるのである。
多少の破片が残るのは仕方ないとしても、「完全な脱皮殻」が残るという事は、ある意味で「脱皮の失敗」とも言え、@たちにとっては「死活問題」にもなりかねない。
これで「オカヤドカリを可愛がっている」とは「とてもシンジラレナイ」。
余談はさて置き、話を本題に戻そう。
私が「ドライに近いウエット」を採り入れているのは、これらの問題を少しでも減らす為である。
昨年の今頃から今年の7月頃まで、およそ9ヵ月半砂の交換をしなかったのだが、臭いの発生も無く、20回近く脱皮が行われたにも拘らず、残っていた脱皮殻は、「鋏脚の先」などの硬い部分が少し。
隔離などの特別な事は何もしなかったが、「体の一部」が欠けた@は一度も見た事が無い。
「空中脱皮」と言う離れ業をした@も、「五体満足」であった。
「脱皮事故」は、砂の交換、レイアウトの変更、強制海水浴?、等によるストレスが原因で起こるのでは無いだろうか?。
@は臆病な生き物である。
人影に驚いて、流木から落ちたり、慌てて逃げたり、貝殻に引っ込んだりするのである。
出来る限り「余計な事」はしないほうが良いと思います。
また、「新しい個体」を入れるときは、「お互いを仲間と認める」まではトラブルが発生しやすいので、注意が必要です。
「貝殻を強奪する」と言う事件も発生します。
我が家でも昨年の夏に2回起きました。
その時の様子は、改めて書くことにします。

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オカヤドカリ  2度目の冬支度

2007年10月03日 04時20分29秒 | Weblog
早いもので、オカヤドカリを飼育し始めて1年半が経とうとしています。
1年前の今頃は、冬越しの準備に頭を悩ませていました。
ネットで調べても、「イマイチ」ぱっとしません。
????、と言う情報が大半です。
多くの情報は、「古い情報の受け売り」的なものが殆ど。
中には、「単なる推測」に基ずいた情報さえありました。
仕方なく、得意の生物学的観点から、独自の方法を考えました。
温度と湿度を高くするのは、結露を招き、結果としてカビの発生、雑菌の増殖など、衛生上に問題が起きます。
そこで、砂をドライに近い状態にして、空中湿度も低めにする。
可能な限り、容器内の空気を流動させる。
こうする事によって、結露が減り、カビの発生や雑菌の繁殖を減らす事が出来ました。
湿度に関しては、一般に、「低いと(乾燥すると)@が干乾びて死ぬ」と言われていますが、その様な事はありません。
今年の夏、室温36度、湿度40%以下と言う状態でも、@たちは活発に動き回っていました。
新鮮な飲み水があれば、少々湿度が低くても問題は無いのです。
初期の頃の飼育者が、その事に気付かず「@は乾燥すると干乾びて死ぬ」と言う事になったのでしょう。
私の考えでは、@が死ぬ主な原因は、流通過程や店頭での管理の悪さから、非衛生な状態の中で細菌に感染し、その後、「悪化して死ぬ」と言うのが真相のように思います。
砂が過湿な状態で湿度も高ければ、危険は増大するでしょう。
さて、私が言うところの「ドライに近いウエット」とは。
砂は、洗って水を切った状態では固まっています。
しかし、乾燥が進むにつれて、少しずつほぐれてきます。
この、「ほぐれて少しサラサラして来た位の状態」を「ドライに近いウエット」とよんでいるのです。
「湿ってはいるが手にも付かない」と言う状態です。
次に、温度についても少し触れて見ます。
10度以下では、飼育は不可能でしょう。
15度でも、死ぬ事は無いでしょうが、注意が必要だと思います。
20度あれば「安全領域」と言えそうですが、動きは良くありません。
25度になると、動きも活発になります。
30度では、更に活発になります。
一部で、「30度以上は危険だ」と言う話も有るようですが、南国生まれの@は問題外でしょう。
我が家の@は、この夏、36度でも元気だったところを見ると、短時間であれば40度位までは耐えられるのではないだろうか?。
無理に其処まで上げる必要はありません。
ただ、「密閉状態で湿度が高い」場合は解りません。
私の場合、夏場は開放型に近く、湿度対策は何もしていません。
全て、自然任せにしています。
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ついに郵政民営化

2007年10月02日 03時54分10秒 | Weblog
期待する人、不安に思う人、人それぞれである。
しかし、期待する人は、都会の人。
不安に思うのは、地方の人。
明暗がハッキリと分かれている。
郵政を民営化するに当たっては、長所ばかりが強調されていた。
何故民営化しなければいけないのかは、ウヤムヤにされたように感じる。
民営化の恩恵を受けるのは、人口の集中する都会ばかり。
つまり、「有権者が沢山いる所」である。
私の住む町は、ちょうど中間的な位置に有る。
集配業務をする局は残るが、特定郵便局はいずれ廃止になるという噂である。
或る「ノーテンキな人」が、「郵便局が無くなってもコンビニのATMが有るじゃないか」と言うのである。
確かに、私たちが住む町にはコンビニが3軒も有る。
しかし、地方の小さな町にコンビニが有るのだろうか?。
「郵便局が無くなるのでは?」と、心配しているようなところでは、コンビニなど有るとは思えない。
そもそも、民営化とは一体どう言う事か、真剣に考えた事があるのだろうか?。
民営化とは、一般の企業と同じにする事である。
一般の企業は、赤字を出せば「経営破綻(倒産)」と言う事になりかねない。
経営破綻を防ぐ為には「不採算部門」を無くさなければならない。
郵便局に限らず、採算を取りやすいのは「大都市」と言う事になる。
そして、地方の小さな町で採算を取るのは「きわめて困難」と言わざるを得ない。
営利を目的とする民間企業が、そんな所へ出店するだろうか?。
旧国鉄が民営化された時、地方の赤字ローカル線が廃線になったのと同じ様な事が起きなければ良いのだが。
「大都会に住む人の利益」を優先させる事は、選挙対策から見れば「常套手段」と言う事になる。
地方の少ない票では、選挙に勝てない。
「弱者の切り捨て」「地方の切り捨て」以外のナンであろう?。
「弱い者をいたわる」と言う「いたわりの精神」は何処へ行ったのだろう?。
「美しい国」の看板を下ろしたのは、この事を見越していたのでは?。
この先、競争は益々激化するであろう。
力のあるもの、数の多いものが「勝者」になり、力の弱いもの、数の少ないものは「敗者」になる。
弱肉強食の自然界では、「至極あたり前」の事ではあるのだが・・・。
所詮、人間も自然界の一員、仕方ないのかもしれない。
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